【梅雨の時期の車のメンテナンス】快適なドライブをする為のおすすめ方法

先人たちは雨のことを恵みの雨と言い、昔の人は雨を嫌がることなく雨を喜んでいました。作物を育てるためにも水が多く必要だった日本の気象から考えると納得がいく気がします。人はいつから雨を嫌うようになったのでしょうか。雨は自然にとってとてもいいことです。しかし、雨が降ると憂鬱になったり出かけるのすら嫌になります。もちろん雨の日が好きな人もいますよ!そんな雨の日のドライブを快適に過ごすためのメンテナンス方法を紹介していきたいと思います。

なぜ梅雨の時期に備えてメンテナンスするの?

油分を含む汚れがガラスやボディーに跳ね、落ちにくい汚れが付着してしまう

雨が多い時期の洗車は、汚れることが分かっているので怠りがちになると思います。当然ながら洗車を怠った車は雨に濡れ、汚れていきます。雨はそこまで汚いイメージはないと思いますが実際は違い、大気中の物質によって大きく左右されます。

車の多い土地は少ない土地と比べると空気が汚いです。その空気中にあるホコリやチリを雨が吸収し地上へ降ってきます。特に降り始めの雨が空気中の汚れを多く含んでいるため汚く、通り雨など短時間にかけて降る雨はさらに汚れており、その雨に当たる車はかなり汚れることになります。

メンテナンスを怠っている車に雨が当たると、ボディワックスに含まれた油分が雨と一緒に落ちてガラスに付着したり、路面に流れ落ちた油分が跳ね上がりボディに付着して落ちにくい汚れのもととなってしまいます。

その為、雨が多い梅雨の時期のメンテナンスが非常に重要になります。

雨の日の視界の悪さは事故を引き起こす

ワイパーの劣化や油膜が付着していると視界が悪くなり、普段よりも注意が必要なので運転手に負担がかかります。ただでさえ雨の日の視界は悪いですが、夜になるとさらに危険です。油膜と雨水が対向車のライトでギラつき視界が悪くなります。事故を未然に防ぐため、日頃からのメンテナンスが必要なのです。

ハイドロプレーニング現象の怖さ

雨の日に一番注意すべきところは路面にできた水たまりです。水たまりの上を走行するとそのまま滑ってハンドルが効かなくなるハイドロプレーニング現象が起こります。タイヤと路面の間に水の膜ができ、地面との摩擦がなくなるので操作不可能になります。まさにタイヤが浮いた状態とも言えるでしょう。

ハイドロプレーニング現象になってしまった場合回避する術はありません。タイヤの浮いた車はブレーキが効かないので、水の膜が剥がれ車が減速するまで待つしか無いです。この現象を回避するには事前に対策するしかありません。

雨の乾いた後できるシミは放置するとどうなる?

雨の日のあと車にできる白いウロコのようなものは、水に含まれるミネラルなどの不純物が乾燥したものです。これらの白いウロコのようなものは洗車の際にも見られる現象です。主な原因は水道水を利用することでミネラルなどの不純物が付着し結晶になるからです。洗車の際シミを作らない方法としては、不純物を含まない純水を使う方法と洗車の後にきちんと拭きあげることで事前に防ぐことができます。

雨の日の後にできたシミを放置し続けると、同じ場所に汚れが溜まっていきコーティングまで影響を与えていきます。シミが巨大化していくと普通の洗車で落とせなくなるだけではなく、ウォータースポットというクレーターができてしまいます。クレーターに水滴が残るとレンズの代わりとなり、光が集まって発熱によりコーティングが傷んでしまいます。

意外に難しくない雨の日に向けたメンテナンス

油膜を楽に落とす方法

油膜は専用のものを使えば簡単に落とすことができます。基本的に洗車しても砂などの汚れは落ちますが、撥水剤や走行で付着した油分はなかなか落ちません。洗車しそのまま撥水などのコーティングをかけるのもいいですが、一手間かけることでより快適に運転できるようになります。クリーニング剤を洗車後、擦るように使うことで油膜を簡単に除去できます。簡単なので是非試してもらいたいです。

油分を落とした後に1つ注意点があります。施工後はしっかりコーティングしましょう。綺麗に油分を落としても、すぐ汚れてしまったら残念ですよね。しっかりコーティングしてあげると水弾きが良くなり耐久性も高くなります。コーティング剤にも種類があり、油膜取りのように塗るだけでコーティングできるものも多いので敷居も低いです。

ウーロン茶などお茶の成分は油を分解する効果があり、口の中の油分が失われるので歌手に嫌われているとされる飲み物です。お茶を含んだマイクロファイバークロスなどでガラスを拭いてあげると落ちることもありますが、あまり効果は期待できません。油膜を落とすなら手間や時間的にも、専用の洗剤を使用した方が楽に作業ができると思います。

ワイパーの適切な交換時期

ワイパーはゴム製で作られており、中には金属の棒が入った構造です。劣化してゴムの切れたワイパーを使い続けると、拭き残しが多くなり引っかかるような動きになります。最悪の場合、ゴム内の金属が露出しフロントガラスを傷つける原因になります。フロントガラスが傷つき、修理するよりもワイパーを交換する方が安上がりです。

ワイパーブレードの具体的な寿命の見分け方がいくつかあります。ワイパーはアームによって常に押し付けられており負担がかかっています。ワイパーのゴムがまっすぐ立たず、押し付けられている方向に変形している場合は交換時期といっても良いでしょう。ゴムは紫外線により劣化するので、ワイパーを使用していなくても常に劣化し続けます。使用した回数が少なくても確実に劣化しているので、ワイパーは年に1回交換した方が良いでしょう。

ワイパーブレードには種類があり、グラファイトタイプ、撥水タイプ、雪用タイプ、などが豊富にあります。車によりワイパーのサイズは車ごとに異なるのでしっかり確認しましょう。お店によっては長さの票が用意してあるところもありますが、交換したいワイパーをお店に持っていくのが一番安全です。ワイパーブレードを購入する際はサイズと用途にしっかり合ったものを選ぶようにするのをお勧めします。

個人でワイパーブレードを交換する時も注意が必要です。交換の際ワイパーアームを立てて取り外しを行うと、フロントガラスにワイパーアームが叩きつけられて、フロントガラスが割れる可能性もあるのでとても危険です。またワイパーブレードを正しく付けないで動作させると、ワイパーが外れてワイパーアームが押し付けられるのでフロントガラスが傷つきます。もし交換する際あまり自信がないないのであれば、お店にお任せすることをお勧めします。

雨の日に適したタイヤとは?

雨の日にスタットレスタイヤを履いていると他のタイヤに比べて危険です。何故スタットレスタイヤがダメなのか。それはゴムの硬さにあります。スタットレスタイヤは他のタイヤと比べて柔らかく、溝が細かく水を吸収しやすい構造です。なので雨の日にスタットレスタイヤを履いていると水を吸収し、路面とタイヤの間に水の膜ができてハイドロプレーニング現象が起きます。

スタットレスタイヤ自体は溝がすり減ってもしばらくはノーマルタイヤとして使えます。しかし、時期に合わせてタイヤを履き替えた方が安全性は上がります。雨の日におすすめのタイヤを記事で詳しくまとめてあるので気になる方は是非ご覧ください。

【梅雨になる前に】雨の日ドライブの危険性とおすすめのタイヤ

結露で見にくい場合はどうすればいい?

ボディが汚れて視界が悪くなるときもありますが、結露が原因で視界が悪くなった経験がある人も多いのではないでしょうか。車内から見たフロントガラスは外側のフロントガラスよりもデリケートです。外側用の道具を使用して内側の水滴を取ろうとすると、必要以上に効果が出てしまい逆効果となります。なので内側のフロントガラスは外側の道具を使うより、マイクロファイバークロスなどで磨いてあげるのが効果的です。

マイクロファイバークロスなどでフロントガラスで拭かなくても、結露で視界が悪くなった際はエアコンの除湿機能とデフロスターを使用することで取り除くことができます。デフロスターはエンジンの熱で温められた温風を出すことで、結露したフロントガラスの水分を蒸発させます。燃費は多少悪くはなりますが、燃費を気にしすぎて事故を起こしてしまうのは本末転倒です。フロントガラスが曇りそうな気温や湿度の時は、事前にエアコンをつけて除湿などの対処する姿勢が大切です。

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