アルファード・ヴェルファイアがアジア各国で売れている理由。高く売却するには?

こんにちは。最近、香港と東南アジアに旅行する機会がありました。楽しく過ごしている中で気づいたことが、どの国でもアルファード・ヴェルファイアの走っている台数がものすごく多いことに気づきました。香港やバンコク市内では日本よりも走っているのではないかと感じるほど、多くの台数が走っていました。なぜここまでこの2車種が人気なのでしょうか?人気の理由とこの2車種を高く売却する方法について考えてみました。

アルファードとヴェルファイアが人気なのは日本だけではない

軽自動車が飛ぶように売れる日本であっても、アルファードとヴェルファイアは特別で、常に人気がある車種の1つとなっています。発売されてから時間が経っている現在でも、日本では納期に3ヶ月近くかかるほど人気の車種です。これは車両価格が400万円を普通に超える車両ではあまり考えられない現象ではないでしょうか。

そんな人気車であるアルファードとヴェルファイアですが、海外でも同じように人気の車種となっています。特に、日本と同じアジア圏での人気が高く、取引価格も高騰しています。

アルファード・ヴェルファイアが飛ぶように売れている国

香港

まずはこの動画をご覧ください。いかにアルファードとヴェルファイアが香港で走っているかがわかるのではないでしょうか?

どこの道を歩いていてもアルファードとヴェルファイアに埋め尽くされているというのは、過言ではなく本当に現地で実感することでした。

香港は比較的所得が他のアジア諸国と比較しても高く、富裕層も多いためアルファードなどのラグジュアリー系の大型ミニバンが好まれるのであろうと思われます。

香港でのアルファードの最安値モデルである「Alphard250」というグレードであっても、549,990香港ドル(782万円)〜という価格で取引されており、日本で販売されている価格よりも高額で販売されています。しかも、日本ではあまり見ることのない最高グレードである「Exective Lounge」というグレードを多く見かけるのも注目ポイントの1つです。

香港では、ヴェルファイアは3.5Lモデルの「Vellfire350」というグレードしか発売されていないのを考えると、アルファードの方が人気で様々なエンジンの選択肢が与えられていることがわかります。

台湾

香港と近い文化を持っている同じ中華圏の国である台湾もアルファード・ヴェルファイアが人気の国の1つです。しかし、台湾ではヴェルファイアは発売されておらず、アルファードのみの販売になっています。日本ではどちらかといえばヴェルファイアの方が人気がありますが、香港台湾ともに日本とは逆でアルファードの方が人気があるようです。

香港と比較すると所得などが低い台湾ですが、空港周辺や台北101という高級ブティックが集まるビル周辺では多くアルファードを見かけました。もちろん、香港ほどの台数ではないですが、それで町中も歩いていると見かける回数は多いなと感じました。

ハイヤー需要などでアルファードの台数が多くなっているのか、筆者が台北101でUberを呼ぶとアルファードが配車されたこともあり、台湾の高所得者にとって、アルファードなどの高級ミニバンの需要は大きいように感じました。

台湾ではアルファードの高級グレードである「Executive Lounge 3.5L」というグレードしか取り扱われておらず、その車体価格は960万円にも上ります。香港よりも年収の低い地域であるにもかかわらず、高いグレードしか用意されていないということを考えると、台湾ではアルファードを自家用車にするという考えはほとんどなく、VIPサービスなどに使うことを前提に販売されているように感じます。

タイ

首都であるバンコクの経済発展が著しい「タイ」もアルファードとヴェルファイアが売れている国の1つです。他のアジア地域でも日本車は人気ですが、ASEAN諸国ではそれ以上に日本車の人気が強い地域になります。

経済発展をしているとは言えど、タイ人の平均年収は日本人の1/3と言われており、物価も日本よりも安い水準となっています。それでも高価なアルファードとヴェルファイアは売れています。

タイでは日本からの自動車の輸入関税が高く、最安グレードのヴェルファイアの2.5Lモデルである「2.5 Vellfire」というグレードでも約375万バーツ(1330万円)という超高価格で販売されています。タイは右ハンドルで、日本仕様とほとんど変わらないと考えられるため、日本でヴェルファイアの2.5Lモデルが450万円ほどで販売されているのを考えると3倍近い値段でタイでは売られている事がわかります。

もちろん、アルファードやヴェルファイアを頻繁に見かけるのは、バンコクの大都市圏でのみですが、バンコクだけを見ると日本よりも走っているのではないか?と感じる程、アルファードとヴェルファイアの人気は高いと感じました。

なぜそこまで海外で人気なの?

デザイン

日本では賛否両論があるアルファードとヴェルファイアのデザインですが、日本での両車の売れ行きをみるとトヨタのデザイン戦略は成功しているように見えます。このトヨタのデザイン戦略は海外でも受け入れられており、アルファード・ヴェルファイアだけでなく、CH-Rや新型カムリなどの最近のアクの強いデザインのトヨタ車は海外でも人気の車種となっており多く走っています。

アルファード・ヴェルファイアのデザインは、特に中華圏の人にとって受けのいいと感じさせるデザインであると随所に感じさせます。日本以上に大きいもの=強いものという潜在意識があり、なおかつエンブレムに金色が含まれているなど、金色=縁起のいい色として扱われてきた中華圏では、この2車種(特にアルファード)のデザインは響くものがあるのではないでしょうか。

また多数のメッキ随所に使うことで、輝いて見える高級感を出すことで、日本よりも車を富の象徴として扱うアジア圏の人々に好まれるデザインとなっています。

居住性

日本ではあまりお抱え運転手といったような文化は見なくなりました。しかし、香港などの高所得者が集まる地域や、国が現在発展している景気の良い地域においては、自分で運転をせずに運転手に運転をさせて後席でくつろぐというシチュエーションは多くあります。そのようなVIPを送迎する上でこれまで活躍してきたのは、メルセデス・ベンツのSクラスやレクサスのLSといった、高級セダンでした。

しかし、ミニバンの発売開始で足元がセダン並みもしくはセダン以上に広く、なおかつ天井も広いアルファードに注目が浴びるのは必然ではないでしょうか。この流れは海外だけではなく日本でも起きており、これまでクラウンなどを送迎車用に使っていた政治家や社長などの多くがアルファードやエルグランドなどのラグジュアリーミニバンに乗り換えているようです。

ステータス性

デザインの部分でも紹介しましたが、アジア諸国では日本以上に車を富の象徴として扱われています。そのようなお国柄で、アルファードやヴェルファイアを乗っているというだけでも大きなステータスとなり羨望の眼差しで見られることは間違いありません。そのため海外のVIPは、ひと目見ただけで高級車とわかるわかりやすいデザインをしているアルファードやヴェルファイアを好むのではないでしょうか。

乗り心地

アルファードやヴェルファイアが発売される以前のミニバンは、商業車用のバンをベースに作られていたため乗り心地が悪く運動性能も良くないため、セダンの代わりになりうる車では到底ありませんでした。しかし、アルファードとヴェルファイアの出現後、ミニバンの乗り心地が格段に良くなりそれまでセダン車で移動していた層にも良いと思わせる車になりました。VIPが乗っても不満のない乗り心地を実現できたことが人気に火をつける1つの要因だと考えられます。

アルファード・ヴェルファイアを高く売却するには?

ここまではいかに海外でアルファードとヴェルファイアが広く受け入れられているかを紹介しました。海外での人気を利用すると、思っていた以上に自分の持っているアルファードとヴェルファイアを高く売却することができるかもしれません。実際に、数多くの海外のバイヤーが日本でアルファードやヴェルファイアを買い漁り、海外に輸出して転売していることは事実です。

通常の中古車店に売却するよりも、できるだけ高い金額で売却するのであれば海外への輸出も視野に入れると思ってもいなかったような価格で売却できるため、アルファード・ヴェルファイアの売却を考えているのであれば一般的な中古車店に売却してしまうのは損になるでしょう。

そのため、店舗に売却するにしても海外に販売ルートを持っている中古車店に売却したり、国ごとにある商工会議所に連絡して、個人で高く買い取ってくれるバイヤーを探してみるのも手かもしれません。しかし、この方法は高価買取は期待できますが、時間と労力を使います。

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