ポルシェマカンは、コンパクトなボディサイズで街乗りにも適している車種といえます。燃費性能にも優れていて、軽い乗り心地がマカンの大きな魅力となっているのです。加速も素晴らしく瞬間的な走り出しは、多くの愛好家たちの間でも熱烈な支持を得ています。そんなマカンの気になる維持費をご紹介します。
新車で購入する場合の維持費
ポルシェ・マカンを新車で購入する場合に必要な維持費として、自動車税、自動車任意保険、ガソリン代、駐車場代、ローン支払いがあります。自動車税は新車で購入した年度分は購入時の諸費用で払うため、翌年度分からになります。ベースモデルのマカンは排気量が2000ccなので、年額39,500円です。GTSやSで51,000円、ターボで66,500となります。重量税や自賠責保険は、新車購入時に3年分を支払うため、維持費という意味では3年間は特に支払う必要はありません。あとはガソリン代、自動車任意保険、駐車場代です。3年間はメーカーの保証があるので、修理費などは特に考える必要はありません。ガソリン代は、メーカーカタログ値で100kmあたり7.2〜7.4Lと記載があるので、リッター計算13kmほど走ることになります。月に1,000km走行として約77L必要となるので、ハイオク単価145円計算で11,165円となります。自動車保険は、ソニー損保などのダイレクト保険活用の場合、30才以上で新規加入、年間走行距離9,000kmほど、車両保険ありで年間20万ほど、なしで5万ほどになります。
中古で購入する場合の維持費
中古でマカンを購入する場合の基本的な維持費は新車と同じですが、車検費用が変わってきます。中古で購入する際は、新古車でない限りは長くても2年付き。車検が残っている中古車の場合は残車検期間のみで車検費用を支払う必要が出てきます。また、メーカー保証が切れてしまっている車の場合は、中古車販売店の保証適用項目以外の部位が故障したら実費での修理が必要となるため、故障部位にもよりますが数万から数十万の費用は覚悟しておいた方がいいでしょう。
ポルシェ・マカンの実燃費
ポルシェ・マカンのベースモデルは直列4気筒2,000㏄でターボが搭載されています。現在日本市場ではハイブリッドやEVの人気が高まり、大型排気量エンジンの人気が低く、ダウンサイジングエンジンを搭載したマカンの人気も高いです。気になる燃費ですがJC08モードでは13km/Lとなっていますが、実際の燃費をユーザーからデータとして収集すると9km/Lという平均値です。高速道路での走行となるとさらに燃費が良く、11km/L 程度まで伸びます。プレミアムガソリンを使用するマカンは65Lのため一度の給油で9,000円から10,000円程度の負担となします。
マカンの燃費節約に貢献するシステム
マカンは2,000㏄のダウンサイジングエンジンを搭載していますので、燃費は比較的良いモデルです。無駄な燃料消費を抑えるために、アイドリングストップ機能を備え、ブレーキングによるエネルギー回生が可能なシステムを備えています。毎月の燃料負担が9,000円~10,000円と考えると年間負担は12万円程度になります。このクラスのSUVとしては比較的低燃費モデルとなります。
まとめ
ポルシェのマカンは、コンパクトでありながらも様々な要素を融合させており、優れた実用性とパワフルな走りを両立させています。ダイナミックかつアジリティに優れた走りをもたらし、心地の良い加速性能や走行安定性を実現する「トラクションマネージメントシステム」や過酷な状況下でも優れた制動力を発揮する「ブレーキシステム」の他に、燃料消費量の低減をもたらしてくれる「アクティブエアロダイナミクス」などを装備しているので、維持費という面においても優れた車種といえます。
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