車のお金関連・維持費2021.12.10 ancar

ベンツの維持費は高い？クラス別の年間維持費を紹介

メルセデス・ベンツは、世界的な人気を誇る高級車の1つです。

日本国内でも人気が高く、ベンツの購入を検討している人も多いのではないでしょうか。

ベンツは外車のため、「国産車に比べて維持費が高くなるのでは？」と気になる人もいるでしょう。

そこで今回は、ベンツの維持費に必要な費用を5つ紹介し、クラス別の1年間の維持費について比較します。

「ベンツの維持費が知りたい」「維持費を安くしたい」と考えている人は、是非参考にしてください。

車の維持費で必要な費用5つ

車の維持費には、税金や燃料代・メンテナンス費・車検費用などさまざまな費用がかかります。

ここでは、ベンツの各維持費について解説します。

税金

車を利用すると、「自動車税」「自動車重量税」の2つがかかります。

自動車税は、車の排気量によって決定し、1年に1回支払う税金です。

自動車重量税は、車の重量に応じて発生する税金です。

車検時にまとめて支払うため、車検の年数に合わせて2、3年分を支払います。

燃料代

車に乗るなら、必ずかかるのがガソリンなどの燃料代です。

ベンツにはガソリンだけでなく、軽油を使うディーゼル車もあります。

軽油はガソリンに比べて1Lあたり20円ほど安く、燃費が良いことが特徴です。

燃料代を安くしたい人は、ガソリン車でなくディーゼル車を検討するのも良いでしょう。

メンテナンス費

ベンツを新車で購入すると、「メルセデスケア」が付属します。

メルセデスケアでは、3年間走行距離無制限の保証として各種点検や交換・メンテンナンス・補償範囲内の修理を無料で受けられることが特徴です。

自分の過失を起こさない限り、3年間の維持費を安く抑えることができるのがメリットです。

車検

新車を購入したら、まず3年後に初回車検を行い、それ以降は2年ごとにディーラーなどに検査を任せなければいけません。

ベンツの初回車検では、「メルセデスケア」の保証内でエアコンフィルターやダストフィルター、ワイパーブレードなどを無料で行ってもらえます。

クラス別維持費を比較

ベンツの維持費は、一般的なベンツに比べてどの程度かかるのでしょうか。

基本的に、新車購入の場合は3年間燃料代と任意保険料以外の費用は発生しません。

ここでは、ベンツの人気車種をピックアップして、クラスごとの維持費について紹介します。

Aクラス

Aクラスの維持費は、1年間で30～50万円程度です。

ベンツの中でも最も小さいモデルのため、車両サイズが小さいことで自動車税や重量税を安く済ませられることが魅力。

A250eであれば、エコカー減税・グリーン化特例の対象となっています。

重量税と自動車税の数万円分を節約することが可能。

燃費を抑えるのなら、クリーンディーゼル車の「A200d」がおすすめです。

Sクラス

Sクラスの維持費は、1年間で45万円～70万円程度です。

Sクラスは、ベンツの中でも最上級ランクに位置するモデル。

車両サイズや重量も大きいため、自動車税や重量税も高額になります。

また、自賠責保険料も上がりやすいため、高級車なだけあり、他のクラスに比べて維持費も高くなります。

ただし、Sクラスはグレードごとの排気量が大きく異なります。

クリーンディーゼルも用意されているため、少しでも維持費を抑えたい人におすすめです。

CLAクラス

CLAクラスの維持費は、1年間で30～55万円程度です。

ベンツの中では比較的リーズナブルな価格ながら、上位モデルに劣らない性能やデザインが人気を集めています。

Aクラスの派生モデルの1つで、コンパクトクラスに位置付けられています。

車両サイズから考えると、維持費はAクラスと同等といえるでしょう。

GLAクラス

GLAクラスの維持費は、1年間で30～55万円程度です。

GLAクラスは、Aクラスから派生したクロスオーバーSUVモデルです。

ベンツのSUBモデルの中では最も小さく、リーズナブルな価格が特徴。

維持費の面でいうと、AクラスやCLAクラスと同等の費用が考えられます。

まとめ

新車から3年以内に乗り換えた場合、ベンツにかかる維持費は自動車税と任意保険のみで済むことが魅力的なポイントです。

3年以上ベンツに乗るなら、メルセデスケア終了後に「メンテナンスプラス」に加入することをおすすめします。

2年間、あらゆる部品の交換・補充や点検を無料で受けられるため、自分の過失でない限り大きなメンテナンス費用がかかることもないでしょう。

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