BMW 5 シリーズ ツーリングの特徴
BMW 5 シリーズ ツーリングの特徴①
BMWはドイツの高級車メーカーで、モデルがシリーズで分類されてブランド化されており、中でも中核モデルとして5シリーズは、国産車の大型サイズと同様のモデルで、人気が高い車両です。
5シリーズは同ブランドの3シリーズと共に量産モデルとして欧州やアジア市場に大量に流通する人気車種です。
5シリーズにはセダン、ステーションワゴンがあり、近年、ステーションワゴンの人気が高いです。
以前は高級車のワゴンは廉価なイメージでしたが、現在はワゴンやSUVなど多目的車両の人気が高いため、国内市場でも販売台数が伸びています。
BMW 5 シリーズ ツーリングの特徴②
BMWではステーションワゴンを「ツーリング」と言います。
5シリーズにもツーリングが設定されています。
セダンとは違う広いラゲッジ空間を持ち、リアシートを倒すとラゲッジルームが拡張でき、目的に応じたシートアレンジで、多くの荷物を搬送可能。
アクティビティやビジネスとシーンの使い分けが可能で、ステーションワゴンに高級感とスポーティー性能、居住性能を兼ね備えた概念としてその存在感を保っています。
BMW 5 シリーズ ツーリングの特徴③
ステーションワゴンはキャビンとラゲッジルームの車室空間を重視したものが一般的ですが、最新の先端テクノロジーを搭載して、機能性を重視しています。
ただ、人荷を運ぶためのみの車ではなく、安心してドライビングを楽しむための最先端安全性能を搭載、BMWが誇るハイパフォーマンスのツインパワー・ターボ・エンジンが、クイックな加速を実現し、安定した走りを可能とするため、アップダウンやコーナーリングも路面の状況に合わせた抜群の走行性能を発揮します。
BMW 5 シリーズ ツーリングの歴代モデル
BMW 5 シリーズ ツーリングの歴代モデル①
5シリーズツーリングが日本導入されたのは1992年からで、シリーズ実質3代目モデルとなります。
初代から踏襲される丸形4灯ライトにシンボルマークである「キドニーグリル」が特徴的です。
落ち着いたマスクにどこかワイルドでスポーティーなイメージがあります。
国内販売モデルは525iの2500㏄モデルと540iの4000㏄モデルの2車種で540iのみが左ハンドル仕様として流通していました。
BMW 5 シリーズ ツーリングの歴代モデル②
これまでのデザインと大きく異なるシャープなデザインを採用したのが5代目モデルE61型です。
シンボルマークのキドニーグリルが先代モデルでボンネット側の設定であったのに対し、ボンネットフードのノーズ部分まで伸びる大型バンパーを採用し、ヘッドライト間に丸みを帯びた大型のキドニーグリルとして採用し、切れ長で吊り上がったエッジのきいたヘッドライトデザインがワイルドなイメージを強くしています。
スポーティーな走りを実現するためパドルシフトやトラクションコントロールを採用し、操縦性を高めました。
中古車価格について
BMW 5 シリーズ ツーリングの歴代モデル①
中古車として流通するモデルは圧倒的に新しいモデルが多いのですが、2000年付近に4代目E39モデルが流通しています。
ツーリングモデルの中古車は国内市場に比べて海外市場の需要が高いため、10年以上経過したモデルは国内での流通が少ないです。
2000年前後のモデルは安価な推移で流通しており、4代目E39型の場合50万円以下での流通が多いでしょう。
走行距離が少なく、サンルーフなどの特別なオプションが設定されている車両に人気が見られます。
BMW 5 シリーズ ツーリングの歴代モデル②
中古市場で意外に人気が高いのがスペックが向上した5代目モデルのE61型です。
このモデルの人気グレードは「Mスポーツ」です。
ボディ―カラーがホワイトやブラックがとくに人気で、走行距離が少ない車両であれば150万円超で流通しています。また、この車種からスポーツ性能が格段にアップしているため、エアロパーツやアルミホイールがカスタマイズされている中古車に人気が高いようです。
中古車は確かな保証が付いた信頼のおける認定中古車が人気があるようです。
7代目モデルがおすすめ!
5シリーズのおすすめモデルは何といっても2017年1月に発売された7代目モデルのG31型です。
スポーティーなシルエットでありながら安定した走りを実現し、まさに快適性と走行性を兼ね備えた車です。
路面状況に応じたダイナミックな走りを実現し、ステーションワゴンとしての概念を覆し、多機能型スポーツワゴンとして人気が高いです。
おすすめモデルの燃費
ベースモデルである523iは直列4気筒DOHCガソリンエンジンにBMW自慢のツインパワーターボを搭載したモデルと523dとして直列4気筒DOHCディーゼルターボの2タイプがあります。
ガソリンエンジンはターボ搭載されながら、アイドリングストップやブレーキ回生装置がサポートすることで燃費を向上、街乗り走行で8km/L、高速走行では10km/L以上を実現します。
ディーゼルエンジンは有害物質を抑えたクリーンな排気で燃費はガソリン車より10%程度向上させ、エコロジーと燃費向上の両方に貢献します。
おすすめモデルの維持費
■年単位でかかる費用
・自動車税:39500円
・車検代:120000円~180000円(交換部品によって整備費用や部品単価が異なります。)
■毎月かかる費用
・ガソリン代
(1年1万km&カタログ燃費×軽油110円、レギュラー120円、ハイオク130円、):150000円~180000円
・駐車場代:1万円であれば120000円
任意保険代(年齢30歳、免許証ブルー、30歳以上限定、本人限定、車両保険無し、新規で申込、年間走行距離11000km以下):車両保証設定で100000万円~130000円
新型モデルについていてほしいオプション3選
オススメオプション①(HI-LINE パッケージ)
新型モデルにはパッケージ化したオプションが用意されています。
HI-LINE パッケージとして、運転席&助手席にシートヒーター機能付き8ウェイ電動パワーシートがレザー仕様として用意され、まぶしさやプライバシーを守るためのリヤ・ウインドー・ローラー・ブラインドが装備されます。
オプション価格は390000円
オススメオプション②(アドバンスド・アクティブ・セーフティ・パッケージ)
アドバンスド・アクティブ・セーフティ・パッケージは渋滞時の発信と停車を繰り返す場合、運転時負荷を軽減し、レーダーを用いて前方車両との距離を測定し、衝突回避を行います。
オートクルーズ機能はステップ&ゴーシステムを採用し、安全な走りを実現します。
先行車両の急ブレーキを確認するとドライバーへの警告と速やかな自動ブレーキにて衝突回避を可能とします。
オプション価格240000円
まとめ
時代の流れによりエンジンとボデーのサイズを変えつつも常に時代の最先端を進んできたBMWですが、その中でも中核を担ってきた5シリーズのツーリングは世界中で好まれるスポーツワゴンとして走ってきました。
近年では環境への配慮と燃費向上を目標としてエンジンとボディ―がダウンサイズ化されましたが、安定した走行性能と居住性はそのままに、ハイスペックなテクノロジーで安全性能や機能性を高めています。