BMW X1の特徴
SAVシリーズで最もコンパクトでありながら高い居住性を確保、友人や知人を乗せてのロングドライブ、家族一緒のアウトドアや遠出などあらゆるシーンで活躍します。
ワインディングロードから高速道路の合流やクルージング走行に対応したアダプティブクルーズコントロール、あらゆる路面に対応したxDriveシステムが、快適な走りをサポート、走行中の予期せぬ危険を察知したり、ドライバーの疲労を緩和します。BMWが生み出した先進テクノロジーが、未踏の地を自ら突き進むX1に余すことなく与えられました。
BMWブランドとしては、比較的手に入れやすいモデルでありながら、上質さとラグジュエリーを感じられる品格あるインテリアを実現しており、オーナーとしての喜びも感じさせてくれます。
まるでスポーツセダンのようなスポーティーなエクステリアに加えて、SAVらしいスタイルが力強さを感じさせ、高級感を漂わせるBMWのシンボル・キドニーグリルとエンブレムは、見るものを振り向かせます。
1Lあたり14.6~19.6km(JC08走行モード)を達成ししており、コンパクトさを活かして燃費性能も向上しました。
BMW X1の評価できるポイント3選
BMW X1のポイント 直感的操作を可能とするアダプティブ・クルーズコントロール
以前のモデルに標準搭載されていたアダプティブ・クルーズコントロールですが、起動のためにスイッチを押し、次いでクルーズした速度に達したときに再度スイッチを押すという二度手間が面倒でした。
新型モデルは、1度のスイッチ操作でアダプティブクルーズコントロールを稼働させられるようになりました。30km~210kmまで、いつでもクルーズできるようになったため、退屈な高速道路でのクルージング走行においてドライバーの疲労を軽減し、ロングドライブでの快適性を高めます。
また、いったん決めたクルーズ速度を変更するのも簡単ですし、車間距離も4段階に設定可能、前方車両が速度を落とせば自動的に速度を落とし停車までしてくれます。
BMW X1のポイント 満足感を与えてくれるエクステリア
BMW オーナーとしての満足感を与えてくれるエクステリアが魅力です。
シンボルであるキドニーグリル、深い目鼻立ちにフロントライン、流れるような流麗なスタイルをしたXラインから放たれるクールさに思わず見惚れてしまいます。
バランスの良い精悍な顔立ちとロングホイールベースとショートオーバーハングなシルエットはたくましさを感じさせてくれるのでオーナーの満足感を高めるだけでなく、強い存在感を放ちます。
BMW X1のポイント 高い静粛性
排気量1498cc~1998cc、直列3気筒DOHCガソリンエンジンや直列4気筒DOHCガソリンエンジン、また直列4気筒DOHCディーゼルエンジンモデルがあり、いずれもパワフルな加速性能を実現した駆け抜ける喜びを実現できます。
一方でパワフルさに伴うエンジンサウンドが大きいという課題に対して、気密性の高い居住空間を確保することで解決しました。
車外の騒音の侵入を防いで静かなプライベート空間を実現しており、パワフルなエンジンサウンドも他の車の走行音もあらゆる会話を妨げません。
車内空間でオーディオを楽しんだり、移動時間にエンターテイメントを楽しむにも向いているため、家族揃ってのロングドライブにも威力を発揮してくれます。
BMW X1のマイナスポイント3選
BMW X1のマイナスポイント 固い走り心地
人によっては乗り心地の固さを感じるようです。BMW X1モデルは、ランフラットタイヤを標準装備しており、これが乗り心地に固さを感じさせる理由になっています。数時間のロングドライブすると腰に負担を感じたという方もいます。
ただしランフラットタイヤはタイヤの側面サイドウォールが強化されているため、パンクしても100kmほど走行できるという大きなメリットもあります。
また乗るほどに慣れてくることや固い乗り心地のSAVを求めている方にはメリットでもあります。
BMW X1のマイナスポイント インテリアにチープ感がある
複数の面を重ねたレイヤリングを用いた奥行きあるインテリアは、BMW らしいモダンな雰囲気を感じさせてくれますが、一方でセンターコンソールの上部付近にチープさも残っています。
特に6.5インチディスプレイの設置が課題です。センターコンソールの上部に突き刺すようにして据え付けるため、インパネ周辺から感じられるモダンな趣と調和していません。
はめ込み式でないため車外から見えやすくなっているのもマイナスポイントといるでしょう。
BMW X1のマイナスポイント シートが固め
シートのサイドサポートが張り出しているため、コーナーでのサポート力は高くなっています。ただし座面・背面のシートが固めなので、数時間のロングドライブをしていると腰やお尻が痛くなるという方もいます。
セダン車からの乗り換える方が感じやすくなっており、セダン車とSAVの違いがあらわれやすいパーツでもあります。
標準モデルが合わない場合は、クッションを敷いたり、オプションのスポーツシートを利用するという方法もあります。
まとめ
BMW X1の性能・機能、乗り心地などを評価してきました。
エクステリアのたくましいスタイルは、見るものの感性を刺激しBMWブランドを強く意識させます。より直感的な操作性を実現したアダプティブクルーズコントロールやxDriveなどのドライビングサポートテクノロジーが高く評価されており、駆け抜ける喜びを実感できる車種です。
高い静粛性により移動中もプライベート空間をしっかりと確保しており、一人の時間を大切にしたり、家族でエンターテイメントを楽しむなど、さまざまなシーンで活躍します。
一方、ランフラットタイヤを利用していることでの乗り心地の固さ、固めシートによる違和感やインフォメイションディスプレイの据え付けデザインがあまり良くないというマイナスポイントもあります。
また新車モデルでは、ガソリン車モデルのみとなっているため、ディーゼルエンジンモデルを購入するなら中古車販売店を利用しなければなりません。
中古車購入は整備や保証によって価格も違ってくるので、十分検討してください。