BMW 6シリーズの特徴
BMW 6シリーズの特徴①
BMW 6シリーズといえば大型で優雅なボディを持つ2ドアタイプの車で、居住空間や荷物スペースなどの実用性よりも「車に乗る楽しみ」を重視した高級車です。一般的な人への2ドアクーペも需要はさほどありませんが、車好きにはたまらない1台でパーソナル感やスペシャリティを強調した6シリーズは、クーペのイメージリーダーとして重要なポジションを担っています。全長は4895mm、全幅は1895mm、全高1365mmと堂々たるボディでありながら、全高が低くワイドローが際立ちます。
BMW 6シリーズの特徴②
エクステリアは仰々しく押し出し感を強調するデザインが多いなか、シンプルながらも伝統的な美しさを持っています。フロントグリルは近代的なデザインで、やや丸みを帯びたLEDヘッドランプとBMWの代名詞とも言えるキドニーグリル、バンパーの下部の大型エアインテークが特徴的です。サイドビューもBMWらしいロングホイールベースとショートオーバーハングで、安定感とスポーティさを融合したつくりになっていて、大型クーペに特徴とも言えるボディサイズを惜しみなくデザインのために使うという贅沢さがにじみ出ています。
BMW 6シリーズの特徴③
室内空間は決して広くはありませんが、インテリアはさすがBMWといった高級感のあるつくりになっています。低くセットされたインパネとシートによって、前席のヘッドスペースにはかなりの余裕があり見た目ほどの窮屈感を感じることはないです。運転席のスイッチやコントローラーは全て直感的操作できる位置で、センターコンソールの見やすい位置に10.2インチの高解像度ディスプレイがレイアウトされていて、ドライブに合わせて必要な情報を的確に見やすく表示してくれます。
BMW 6シリーズの歴代モデル
BMW 6シリーズの歴代モデル①〜②
初代モデルは1976年から1989年まで製造・販売され、ツーリングカー選手権制覇などでのパフォーマンスも健在ながら1976年にフルモデルチェンジを行いその安全性や快適性を高め、「世界一美しいクーペ」と評されるようになりました。2代目モデルは2003年から2010年まで製造・販売され、事実上前身モデル「8シリーズ」の生産終了からモデル名「6」を引き継ぐことになり、実に14年ぶりのラグジュアリークーペの販売が再開されました。歴代モデルのイメージを踏襲しつつも低くワイドなボディで、全体としても曲線を取り入れた流麗なスタイルになっています。
BMW 6シリーズの歴代モデル③〜④
3代目モデルは2011年から現在に至るまで製造・されていて、発売当初は、「650iカブリオレ」、「650iクーペ」、「650iグランクーペ」が販売されていて、それぞれのグレードに「V型8気筒DOHCツインターボ」と「直列6気筒DOHCターボ」のエンジンタイプがあり、2012年4月からは新グレードM6が追加され、2016年からはZ4に変わりGT3仕様車両ベースになりました。2017年からは4代目モデルの製造販売されラグジュアリー・ハッチバックモデルに位置づけられました。
中古車価格について
BMW 6シリーズの歴代モデル①〜②
初代モデルはほとんど中古車市場にはほとんど存在しておらず、もしあったとしてもかなりの価値がつくため購入するにはかなりの金額の中古車になると推測されます。2代目モデルは比較的年式は古く国内の2ドアクーペの需要が少ないため、中古車市場に出回っている中古車の在庫は少ないです。中古価格は70万円から320万円程度で、走行距離が5万km近く走っている車が多くディーラー保証などはないですが、見た目は大変綺麗で販売店の保証や整備プラン、車検の残り期間などもあるため、費用対効果はかなり良いです。
BMW 6シリーズの歴代モデル③〜④
3代目モデルと4代目モデルの中古車価格は300万円から920万円程度となっていて、大型クーペのなかではトップクラスの中古車価格になっています。先代モデル同様に、国内需要の少なさから市場に出回っている中古車の在庫は少なく、新古車の台数もかなり少ないです。しかし走行距離が1万km以下の車はそれなりにあり、ほぼ新古車と呼べる中古車やディーラー保証のついている車も多いので、新車を買うよりかはかなりお得に購入することができます。
3代目のBMW「640i xDrive グランツーリスモ M Sport」がおすすめ!
おすすめのモデルは、3代目のBMW「640i xDrive グランツーリスモ M Sport」です。2017年10月23日に販売されたこの車は、従来のモデルよりも若干全高が高くなり乗りやすくなっているのに加えて、最新のBMWツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用しています。総排気量は4400ccとかなり大きめですが、カプセル化されたエンジンを搭載していて、暖気時間の短縮や音響特性を改善しています。エクステリアやインテリアも洗礼されていて、特にインテリアの高級感は圧巻で、道路状況を見通しやすいシートポジションや、クロームが施された部品を効果的に配置し質感を向上させています。
おすすめモデルの燃費
640i xDrive グランツーリスモ M Sportのカタログ燃費は、JC08モードで9.6km/Lとなっています。ツインターボエンジンでハイオク車なので、ガソリン燃費のコストパフォーマンスはあまり良くないですが、新型エンジンの暖気時間の短縮などにより、若干燃費が改善されています。実燃費は、信号などが多い街乗りなどでは6〜7km/Lとなっていて、高速道路などでは、8km/L程度の燃費を実現しています。燃費よりも走行性能を重視している車なので、燃費の面においては仕方がないと割り切るしかないようです。
おすすめモデルの維持費
■年単位でかかる費用
・自動車税:51,000円
・車検代:150,000円程度
■毎月かかる費用
・ガソリン代
(1年1万km&カタログ燃費×ハイオク130円、):11,300円程度
・駐車場代:1万円
任意保険代(年齢30歳、免許証ブルー、30歳以上限定、
本人限定、車両保険無し、新規で申込、年間走行距離11000km以下):60,510円程度
3代目のBMW「640i xDrive グランツーリスモ M Sport」についていてほしいオプション3選
オススメオプション①
オススメのオプションはVスポーク・スタイリング464M コンプリートセットで、販売価格は770,000円で20インチのアルミホイールとランフラットタイヤが付いているお得なセットです。圧倒的なホイールの大きさはクーペタイプであるBMW 6シリーズとの相性が良く、エクステリアの高級感を演出します。また、ホイール1本単位での購入もすることや、エンターキャップ、エアバルブなども単品で販売されているので、もし交換する際にも困ることはないです。
オススメオプション②
カーボンミラーカバーはオススメなオプションで、販売価格は各51,624円です。カーボンファイバー強化プラスチック(CFPR)製のクリアコート仕上げのハーフカバータイプのミラーカバーになっていて、もともとスポーティなクーペである6シリーズの外観をより上質にしてくれます。そのほかにもブラックキドニーグリルもオススメで、価格は13,392円です。ブラックのフレームカバーがとてもエレガントで、エクステリアのダイナミック性も際立たせてくれます。
まとめ
世界でもトップクラスの大型クーペであるBMW 6シリーズは世界のクーペのリーダー的存在であるといっても過言ではないです。コーナリングやブレーキングなどの運転性能はもちろん、日本の道路事情には非常に使いやすいサイズとなっています。中古車市場の台数は少ないですが、その質は非常に高くボディは綺麗でディーラーや販売店などの保証なども充実しているので、非常にお買い得な車になっていて多くの人に車の走りの楽しさを提供してくれる車です。
6シリーズを購入する前に、現在お乗りのお車を高く売るには、おまかせ出品がおすすめです。