寒い朝にエンジンがかからない原因とは?|ベテラン整備士が教えます!

こんな経験ありますか?

出勤時に、車のエンジンを掛けようとしたその時、エンジンがかからない…! そんなトラブルに見舞われた事はありませんか? 「自動車はメンテナンスフリー」と言われ始めて長い時間が経過しましたが、こういうトラブルは意外と多いです。 今回は、簡単なトラブルシューティングについてお話ししようと思います。

エンジンがかからない時の原因とは?

朝一の状態の事を、冷間時と総称します。 この状態は「自動車にとって最も不具合が出やすい時」と捉える事が可能です。 近年のクルマは、機械的な故障は殆どないと言われています。 その故障の殆どが、電子制御部品の散発的なエラーから引き起こされると言っても過言ではありません。 具体的に述べると以下の様になります。 ・水温センサ ・空気圧センサ(O2センサ) 主にこれらの部品が、エンジン内部の数値を算出できない場合に起こる事があります。 これらの症状の殆どは、エンジンのセルは回るが肝心なエンジンがかからない、といった症状が引き起こされます。症状が進むと、走行中にエンジンが停止してしまう事も考えられます。 これ以外に、燃料かぶりによる不具合も考えられる場合もあります。

燃料かぶりとは、燃料を着火させて爆発させる役目を担っている部品があるのですが、そこにガソリンが付着してしまい発火できなくなることです。 これが起きてしまう原因の一つに、エンジン始動後にすぐにエンジンを停止してしまう事にあります。 この場合は、セルをある程度回すことで復帰させることが可能ですが、あまり長い時間回し続けると、スターター事態を痛めてしまうほかに、バッテリーの消費電圧が著しく大きくなってしまい、2次被害が出てしまう事があります。

点検は1年に1回

これらの不具合が発生してしまうと、専門的な知識を持った人間が整備しなければならない事態になってしまいます。 特に、エンジンがかからない=車を動かすことが出来ない、と言えますので一年に一度は点検を行う事を個人的にはお勧めします。 国の定めた法律的にも、12か月点検は義務と定められていますので、併せて実施するのが良いのではないでしょうか。 やはり、予防整備が一番だと筆者は考えています。

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