「40〜50万円のオプションでなら」という回答
自動化技術の進歩はめざましいものがあります。 クルマの自動運転についても、世論はゆっくりながら受容する方向へと向かっているように見受けられます。 ネットメディアの『CNET』は、最近『サイエンス・ダイレクト』誌が発表した「交通研究パートC:新興テクノロジー」と題する記事を引用していますが、これは自動車ユーザーがどのくらいの費用なら自動運転技術に支払っても良いと考えるかを調査した、興味深いものです。 結果としては、準自動運転車には3,500米ドル、完全自動運転車には4,900米ドルという金額が出されました。
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現段階でのアンケートで、気を付けるべきこととは?
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この調査用アンケートでは、準自動運転車を「既に実用化されている、緊急自動ブレーキのような技術を持つクルマ」と定義しています。 アンケートに回答したユーザーは1,260名で、広大なアメリカの、地域ごとに異なるユーザーの特性をならした調査になるとしています。 ここで得られた面白い結果としては、ほかにも「完全自動運転車であれば1万米ドル以上投資しても良い」とする人が一部にいたことが挙げられます。 ただしここで気を付けなければならないのは、自動運転技術がまだ新しいテクノロジーであり、回答者全員が均一にしっかりした自動運転車に関する知識を持っていたわけではない、という点でしょう。 そのため、正しい知識があればしないような回答をしてしまった人がいる可能性もあるわけです。
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段階を経ながら社会に浸透していく、自動運転技術
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さてこれはもっと現実的なことですが…自動運転車が好きか否かにかかわらず、アメリカでは2022年までにすべての新車に緊急自動ブレーキを装備することが義務づけられました。 これは画期的な話題ですが、さらに先の将来を考えると、まだほんの入口にしかすぎないと言えるかも知れません。 自動化技術を我々が受容していく必要性は、年を追うごとに高まっていくのは間違いなさそうです。 数年後に同じ調査を行ったとしたら、「これくらいなら払っても良い」という金額は、どう変化しているでしょうか…?
Wait, How Much Are People Willing To Pay For Autonomous Tech?Ancar | Ancar(アンカー) – 中古車の個人間売買