ポルシェは競合企業の設計も手がけていた?ポルシェの歴史とは

自動車を購入するとき、好きな自動車メーカーやスペックを気にしてみたり好みのデザインのものを購入したりすると思います。しかしほとんどの場合は車を購入する際にどのメーカーの車を選べばいいかわからないそんな人が多いかもしれません。初めて車を購入する方や車についてあまり知識のない方は特にわかりにくいように感じている人が多いと思われます。各自動車メーカーの生産している製品はさまざまな特徴があります。歴史も深くメーカーの歩んできた道を知ることでどのような車を世に送り出してきたのかがわかります。その各社持ち合わせている特徴を吟味し、消費者のライフスタイルに合った車を選び購入することで初めていい買い物ができるのではないかと考えています。またポルシェは長い間多くのユーザーから愛されており、昔ながらを大切にしたおしゃれなデザインは人々を魅了しました。今回は数多くの自動車の中からポルシェについて紹介していきたいと思います。

ポルシェとは?

ポルシェはフォルクスワーゲン・タイプ1、現在のビートルを設計したフェルディナント・ポルシェが設立したドイツの自動車メーカーです。正式名称はDr. Ing. h.c. F. Porsche AGという企業名であり、日本語にするとフェルディナント・ポルシェ名誉工学博士株式会社という企業名となります。ポルシェはフォルクスワーゲンに属しています。

ポルシェ設立からの歩み

フェルディナント・ポルシェがフォルクスワーゲン・タイプ1を設計した後にデザイン事務所として1930年に設立されました。当時は戦時中でありフェルディナント・ポルシェは戦車などのデザインを行なっていました。1948年頃になると息子のフェリー・ポルシェによってポルシェ初の自動車356.001が製造・販売されることとなり自動車産業へ参入していくこととなります。その後も自動車設計の仕事を続けており、メルセデス・ベンツ・500Eの設計と生産やボルボ・960などのエンジンチューンをおこなったことが知られています。他社メーカーの仕事を引き受けて発生する利益は総売上の10%ほどであり、自動車と関係のない企業の仕事を数えた方が早くポルシェは政府の依頼で月面車の設計も行なっていました。

ポルシェ一族は1971年に経営から手を引いており、企業としてのポルシェは同族経営から脱却しています。その後2005年にポルシェが始まるきっかけとなったフォルクスワーゲンが株式を取得し2008年には持ち株比率が43%となり事実上ポルシェはフォルクスワーゲン傘下の企業となりました。その後資金繰りに行き詰まったポルシェをフォルクスワーゲンが買収する形で完全に子会社化されました。

ポルシェが生み出した名車

ポルシェが誕生してから長い年月が経ちましたがその中で数々の名車と呼ばれる車が誕生していきました。創業者であるフェルディナント・ポルシェはフォルクスワーゲン・タイプ1に関わり、ポルシェに至るまで伝統的な設計思想が読み取れます。ポルシェはもともとデザイン事務所から始まりポルシェのDNAを感じるスポーツカーを生み出してきました。そんなこだわりの強い数々の名車の中から一部抜き出して紹介していきたいと思います。

ポルシェ・356

ポルシェ・356はポルシェ設立から初めてのポルシェの名を冠した自動車です。創業以降自動車生産における業務委託を受けてきたポルシェでしたが、新たな事業展開としてスポーツカー事業に活路を見出して生産されたのがポルシェ・356です。この356という名は当時の車内開発コードから来ています。当時のスポーツカー業界の中でもポルシェ・356は高性能・居住性・実用性の3つを満たしている小型スポーツカーであり、当時の小型スポーツカーの指標となるような自動車でした。

ポルシェ・911

ポルシェ・911が発表された1964年以降現在まで長きにわたり一級レベルの走行性能を備えているポルシェのフラッグシップモデルのスポーツカーです。RRという駆動輪方式を長年にわたり採用しているポルシェ・911は数少ないRR車の一つです。またポルシェのイメージである丸いヘッドライトは発表当時から現在までの長年にわたり受け継がれておりポルシェを象徴するデザインとなっています。日本ではスバルで有名な水平対向エンジンを1964年に発表された初代ポルシェ・911から採用している点も大きな特徴です。

ポルシェ・918

ポルシェ・918はポルシェが製造したコンセプトカーを市販化したものです。ポルシェ・918のコンセプトカーは2010年のサロン・アンテルナショナル・ド・ロトで発表されました。走行性能を高めることに注力したポルシェ・918は二酸化炭素排出量や燃料消費がとても少ない値の車となっていますが0-100kmのタイムが3.2秒以内でニュルブルクリンクの北コースのタップタイムが7分を切るという運動性能の高さも特徴です。市販化モデルのヴァイザッハ・パッケージは36kgの軽量がなされているものもありました。この市販化モデルのポルシェ・918は2011年から2015年の間に名前に因んで918台が生産されました。

ポルシェの魅力って何?

ポルシェは世界を代表する自動車ですがなぜここまで世界的に人気のある自動車になったのでしょうか。その人気の裏には何か魅力があるからこそ支持されているのかもしれません。

ポルシェならではのデザイン性

 

 

ポルシェのデザイン性は優れており、自動車をあまり知らない人が見ても見分けがつくほど特徴的なデザインをしています。ポルシェを象徴するデザインとしてヘッドライトが挙げられます。ポルシェ・911では初代から代々丸いヘッドライトが引き継がれており、まさにポルシェを創り上げてきたデザインと言っても過言ではありません。ボンネットからヘッドライトへ向かう曲線美は他の車では味わえないようなデザイン性を持っています。

ポルシェが開発する車の走行性能の高さ

ポルシェが開発する車の走行性能の高さは誰が乗っても感じられるほどしっかりしています。第1級レベルの走行性能を持っているポルシェ・911はポルシェのフラッグシップの名に恥じないハイパワーな車となっており、サーキット走行で満足のいく結果を叩き出すことができます。

長年使用しても壊れない頑丈な作り

ポルシェの販売する自動車は頑丈なことで有名です。過去に販売された7割以上のポルシェがいまだに現役で走っているほど頑丈です。高級車やスポーツカーは基本的にメンテナンスを前提としている作りをしており、故障が多いようなイメージが定着しています。しかしポルシェの販売するスポーツカーは頑丈なので安心して乗ることができます。

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