過渡期のFRハッチバック大衆車、マツダ4代目「ファミリア」

ハッチバック車ブーム過渡期の存在、FRハッチバックファミリア

日本の大衆車は1960年代まで軽自動車を除き3BOXスタイル、すなわち独立トランクを持つセダンあるいはクーペが多かったのですが、1970年代に入ると現在のコンパクトカーの原型、2BOXスタイル車が増えてきます。 小型軽量コンパクトな車体で十分な車内空間、軽いことによる燃費向上など、オイルショックによるガソリン代高騰で、低燃費でありながら実用性の高い車が好まれるようになっていきました。 そうした背景は1950年代末にイギリスでミニが登場した時と似ていますが、日本でも1972年の初代ホンダ シビック登場、1975年に初代フォルクスワーゲン ゴルフが日本でもヤナセから正規販売を始めたことで、FF2BOX車の時代が到来します。 しかし、それまで作られていた自動車のほとんどがフロントエンジン・後輪駆動のFR車だった中、すぐにフロントエンジン・前輪駆動のFF車が作れたわけではありません。 シビックや日産 チェリーなどブランニューモデルはともかく、既存モデルがモデルチェンジする際には、それまでの生産設備や技術を活用したFRハッチバック車が登場しました。 4代目ファミリアもそんな1台です。

4代目・ファミリアは国産車初の5ドアハッチバックコンパクト

既にハッチバック大衆車としてはホンダ シビックに3ドアハッチバック車がありましたが、1977年1月に登場した4代目マツダ ファミリアは3ドアハッチバックのほか、5ドアハッチバック車をラインナップしていました。 それまでの5ドア車というとライトバンかステーションワゴンだけでしたが、全長の短いコンパクトハッチバックで5ドア車としたのは4代目ファミリアが国産車初です。 マツダの主要市場だったヨーロッパに合わせた形で、同年9月にはシビックにも5ドアハッチバック(独立トランクを持つ4ドア2BOXセダンの5ドアハッチバック版)が追加されますが、それより8ヶ月ほど早いデビューとなりました。 日本市場では1990年代後半まで5ドア車より軽量で安価な3ドアハッチバックが販売の主流でしたが、それを先取りしたような5ドアハッチバックは既に1977年に登場していいたということです。 販売面で主流では無かったとはいえ、前後席への乗降が容易でリアハッチから荷物の出し入れが容易な5ドア車の使い勝手は良く、実直な作りをされた車でした。

FR車のままでも、作り方次第でコンパクトハッチバック成立を証明

ファミリアは3代目(ファミリアプレスト)までFR車で、他車種もほとんどがFR車。 それまでマツダがFF車を作った経験と言えば、1969年に発売した大型高級車、ルーチェロータリークーペくらいで、それもFF車開発の経験不足から熟成された商品とは言えず、3年足らずでわずか976台の少量生産で終わりました。 そのため、ファミリアのモデルチェンジにあたりヨーロッパで流行のハッチバック車に転換するとなっても駆動方式については冒険せず、3代目までと同様FR車とします。 FR車とした場合、フロントのエンジンから後輪まで駆動伝達用のプロペラシャフトを通したり、そこからリア左右輪に駆動力を分割するリヤデフを設けるなど、スペース効率面でも重量面でもFF車より不利でした。 しかし、マツダではそれでも作りようによってはFR車でもコンパクトハッチバックは成立すると考えて苦心した結果、使い勝手は当時のコンパクトカーとして遜色ないレベルに仕上げています。 ほかに大きく手をつけたのはリアサスペンションで、3代目のリーフスプリング固定車軸式サスペンションから、大型高級車コスモ用のものを改良した5リンク式サスペンションに変更され、独立懸架でこそ無いものの、乗り心地を大きく改善しました。

映画「幸福の黄色いハンカチ」での登場などでヒット作へ

発売された4代目ファミリアの販売は好調でしたが、後年までその存在を有名にしたのは、デビューから数ヵ月後の1977年10月に公開された映画「幸福の黄色いハンカチ」でした。 網走刑務所で6年間の服役を終えた男(高倉健)の元妻が、夕張の家でまだ待っていてくれるなら鯉のぼりの竿に黄色いハンカチをぶら下げてくれているはず…。 それを確かめるため、ナンパで生まれた即席カップル(武田鉄矢・桃井かおり)とともに、車で網走から夕張へ…その劇中の旅に使われ、重要な役割を果たしたのが赤い4代目ファミリアでした。 当時、マツダはオイルショックによる原油価格高騰と燃費が悪いロータリーを大衆車用エンジンとして否定されたことで、工場の裏山が在庫置き場の山になっていると言われたほどのどん底。 危機にあったマツダが1980年にFFファミリアの超大ヒットで盛り返すまでの一時期、何とか倒れないよう支えていた4代目ファミリアは、マツダにとっても「幸福を運ぶ車」だったのかもしれません。

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