マクラーレンP1という車をご存知でしょうか。マクラーレンP1は、マクラーレン・オートモーティブという企業が製造販売をしているスーパーカーです。今回はマクラーレンP1のスペックと中古車価格や燃費について詳しくご紹介していきますので、ご参考ください。
マクラーレン・P1とは
マクラーレン・P1は、マクラーレン・オートモーティブが製造販売しているハイブリッドスーパーカーです。車名のP1というのは、「Position 1」の略で、1位の意味を持っています。オンロードとサーキットで世界最高のドライバーズ・カーを明確なゴールに作った車です。車内もドライバーを中心の設計されているため不要なものは排除されています。
マクラーレンの創業者はブルース・マクラーレン
ブルース・マクラーレンは、1937年にニュージーランドで生まれ、1959年にレーサーとしてF1デビューします。その後仲間達と、1963年にブルース・マクラーレン・モーターレーシング・リミテッドを創設します。レーサーとして、Formula 1、Can-Am選手権、ル・マン24時間レースで優勝という輝かしい成績を残しています。
マクラーレン・P1の歴史

マクラーレン・P1は、レーシングカーとロードカーの世界で50年に渡って築き上げてきたマクラーレンの集大成として2013年に発売され、イギリスにあるマクラーレン・プロダクション・センターで、375台を手作業で生産しました。シャーシーもカーボンを使い、軽量化を実現してます。ステアリング・ホイールには、マクラーレンの歴代ワールド・チャンピオンのグリップの正確なレプリカを使っています。
マクラーレン・P1はいつ発売されたの?
マクラーレン・P1は、2013年に発売されました。2012年にパリのモーターショーで発表して、375台限定生産で2015年に最後の375台目を完成して販売が終了しました。ですので、現在はマクラーレン・P1の販売はされていないため、この世界に375台しか存在しない非常に貴重な車となっています。

マクラーレン・P1の特徴

マクラーレン・P1は、オンロードおよびサーキットで世界最高のドライバーズ・カーを作り上げることを明確なゴールにしていたそうです。そのために、様々な特徴やテクノロジーを駆使して、ドライバー中心の車を作ったそうです。外装や内装については、更に詳しく説明していきます。
外装の特徴
マクラーレン・P1の外装のデザインコンセプトは、チーターなど複数の動物からインスピレーションを受けたそうです。全長は4588mm、全幅はミラー幅を含んで2144mm、高さは1188mmです。ドアには、ディヘドラルドアを採用し、停まっていてもすぐに飛び出そうとする雰囲気が重要だったそうです。
内装の特徴
マクラーレン・P1の内装は、様々な部分がカーボン製となっており、1.5kgの軽量化を図っています。室内のトリムカバーなどは最小限にとどめて、徹底した軽量化が行われているそうです。また、カーボンにはラッカー塗装をしてないことで軽量化にも貢献するとともに光の反射を防ぐようになっているそうです。
マクラーレン・P1のエンジンスペック

マクラーレン・P1のエンジンは、V型8気筒3799ccのツインターボエンジンでモーターを組み合わせているハイブリッドスーパーカーです。トルクはハイブリッドモーターを合わせて900Nm(エンジンが720Nm、モーターで260Nm)です。0-100キロの加速は3秒未満というスピードで、最高出力は916PSにもなるそうです。
マクラーレンP1の燃費
マクラーレンP1は、ハイブリット搭載しているため燃費に期待が出来ます。公表されているものによると12km/ℓで、高出力エンジンを採用している割にすごく燃費がよいことがわかります。
マクラーレンP1の最高速度
