日産エクストレイルは本格SUVならではの高い走行性能やインテリジェント エマージェンシーブレーキ、 パーキングアシスト付のアラウンドビューモニターなど様々な先進機能で好評を得ています。今回は日産エクストレイルハイブリッドモデルについて紹介します。
●日産エクストレイルハイブリッドの特徴について
・格安の使える四駆
エクストレイルは2000年から製造販売されているクロスオーバーSUV。初代モデルが発売された時に200万円の使える四駆をコンセプトとして発売されました。社名の由来は、「エクストリームスポーツ」の「X」とオフロードを意味する「トレイル」を組み合わせて作られた造語。
・2015年に3台目として発売
エクストレイルハイブリッドは、2015年に3台目として初めてハイブリッドを採用。パワートレインには、ノーマルモデルと同様の2.0L直列4気筒エンジンを搭載。日産独自のハイブリッドシステム「インテリジェントデュアルクラッチコントロール」が組み合わさっています。モーターのみでの走行も可能。
・国内初のシステム搭載で燃費向上
駆動方式は2WD(FF)タイプと4WDから選択することができます。ただし、トランスミッションはCVTのみ。FFベースの車でインテリジェントディアルクラッチコントロールが搭載されるのは国内としては初めてです。また、トランスミッションがCVTであることから燃費が大幅に向上します。
●気になるエクステリアやインテリア
・車両重量はハイブリッドの方が重くなる
スタイリッシュな都市型SUVのデザインであるエクストレイルは、日産の共通デザインテーマでもある「Vモーショングリル」が装着。ガソリン車とハイブリッド車で見た目はほとんど変わりません。ただし、車両重量はハイブリッドシステムを搭載していることから重くなっています。
・室内空間はガソリン車とほとんど変わらない
エクストレイルはガソリン車であろうとハイブリッド車であろうと、内装に防水仕様のシートとラゲッジスペースを採用しています。マリンスポーツなどで水にぬれた荷物もそのまま乗り込めるように配慮されているのです。ガソリン車は5人乗りの2列シート、7人乗りの3列シートから選択することができますが、ハイブリッド車になるとシステムを搭載することによって室内空間が狭くなってしまうという特徴がありました。しかし、エクストレイルハイブリッドはコンパクトなリチウムイオン電池を搭載している為、ガソリン車と比べてもほとんど変わらない室内空間を実現しています。
●中古車としての価格相場について
・初代モデルからマイナーチェンジまでの中古車相場
2000年10月に初代が発売され、2007年8月のマイナーチェンジまでのエクストレイルに関しましては、グレードや走行距離にもよりますが、7万~120万ぐらいと言われています。特に70万円台での取引が多いようです。2代目以降から搭載された4輪駆動システム「ALL MODE 4×4-i」が使われるようになった2007年からのものですと、中古車相場は35万~245万となっています。130~170万円ぐらいでの取引がメインのようです。
・現在に近い形のモデルの中古車相場
2014年に登場した3代目となる現行エクストレイルから、シート、フロア、ラゲッジルームが防水仕様になったり、スタイリッシュなエクステリになりました。また、ぶつからない車を目指してエマージェンシーブレーキ、各種安全システムの搭載したモデルになります。中古車相場としては、119万~392万円と言われています。特に、150~180円ぐらいでの取引がメインのようです。グレードや走行距離によって価格に差が出ます。
●エクストレイル20X HIBRIDがおすすめ!
エクストレイルハイブリッドの中でもおすすめなのが、この『エクストレイル20X HIBRID』。エマージェンシーブレーキパッケージが全車標準装備になっていることで、安全性がアップ。さらに、モーターが追加されたことによって低回転から大きなトルクを発揮してくれるようになりました。瞬発力がアップし快適な走りができます。高速域でのモーター走行も可能の為、低燃費も実現。しかも初年度であれば、免税になるのでかなりお得な車と言えます。
・低燃費を実現
FFで20.6/L、4WDで19.6~20.0/Lとなっています。アイドリングストップによる低燃費への促進、新エクストロニックCVTの搭載によって約10%の燃費を向上させることができると言われています。ガソリン車とさほど燃費には差はありませんが、快適に走れるSUVと考えるとこのモデルがおすすめ。
・トラブルがなければ維持費は安い
ハイブリッドカーは経済的でエコにもなるので、一番人気があるのは当然と言えば当然ですが、実はトラブルがあったり、長く乗ろうと考えると消耗部品が多く発生してしまう可能性が高くなります。そう考えるとガソリン車の方が維持費的には安くなるかもしれません。ただし、トラブルがなかった場合や長期間は乗らないという人であればハイブリッド車の方が確実に維持費は安くなるでしょう。
●エクストレイル20X HIBRIDモデルにおすすめのオプション3選
・エクストレイル専用設計の日産オリジナルナビゲーション
エクストレイル専用のナビゲーションをつけることで、400万画素フルハイビジョンに対応しています。さらに、万が一の時の為にもキレイな画質で記録できるドライブレコーダーや、次世代道路情報やお得な割引が受けられるサービスがセットになったETC2.0が一緒になったスペシャルパックなるものもディーラーで発売しております。Blu-rayにも対応した後部座席専用モニターもあります。専用ナビに関しましては、218,700円~となっています。
・X-TREMERパッケージ3点セット
ボディ下部のガードを固めてより力強く、エクストレイルらしさを演出してくれるセットがあります。ボリューム感を増し、迫力あるスタイリングを実現。スタイリングガードとしてフロント、サイド、リヤの3点を組み合わせたセットになります。より重厚感あるデザインへと変化させてくれます。ディーラーオプションで、120,900円~となっています。
・LEDヘッドランプ+インテリジェント オートライトシステム+フォグランプ
ハロゲンヘッドランプの約2倍の光量ですので暗い夜道も明るく走行することができます。視認性が良く、長寿命、省電力に優れています。スタイリッシュな白色光も魅力的。オプションとしてセットでつけると、75,600円~となります。
まとめ
日産エクストレイルハイブリッドは、スタイリッシュなデザインはそのままに低燃費を実現しています。日産独自のシステムを導入することによって、今まで以上に快適なドライブを楽しむことができるでしょう。特におすすめなのが、エクストレイル20X HIBRIDです。ハイブリッドカーにはなかった瞬発力がプラスされましたし、安全性にも配慮されています。