日産 キューブは、角ばったデザインが特徴的なコンパクトカーです。1998年に初代キューブが発売され、現在販売されている現行型キューブは3代目となります。今回は新型日産キューブの情報をまとめました。e-POWER搭載&3列7人乗りの魅力を紹介します。
「日産 キューブの特徴」
個性的なトールワゴン 日産 キューブは日産車の中でもエクステリアが大胆で、非常に個性的なデザインを採用しています。その名の通り箱型のトールワゴンタイプなのですが、ヘッドライトの形状や左右非対称のリアウィンドウなど、他車にはない個性があります。 マーチのプラットフォームを採用 日産 キューブは日産のコンパクトカーとして人気のマーチと同じプラットフォームが採用されています。マーチも個性的なデザインで人気ですが、そのマーチの車高を高くして室内空間に余裕を持たせたのがキューブということになります。エンジンは初代モデルが1.3Lでスタートしましたが、3代目の現行モデルは1.5Lとサイズアップを果たしています。 そろそろ新型にフルモデルチェンジ? 現行モデルは2008年に登場し、今年で9年目を迎えています。2018年には新型にフルモデルチェンジが行われるのではないかと予想されています。新型では7人乗りとなり、さらにノートに採用されて爆発的なヒットとなっている日産のハイブリッドシステムe-powerが搭載されるのではないかと予想されています。
「日産 キューブの主なグレード」
廉価グレード「15X」
日産 キューブは装備の違いなどで8種類のグレードが用意されています。その中でも最も格安なモデル「15X」です。価格は税込み1,620,000円。廉価モデルではありますが、本革ステアリングが採用されており、安っぽさはありません。「15X Vセレクション」を選ぶと、約16万円アップでオートライトシステムや•メッキインナードアハンドルなどがつきます。
トップグレード「15G」
トップグレードは「15G」になります。価格は税込み1,987,200 円と、200万円に迫ります。タイヤが19インチのアルミホイールとなり、インテリジェントエアコンシステムなどの快適装備が備わって、最も充実したモデルとなります。予算に余裕があるのなら「15G」がおすすめです。
その他の個性的なグレード また、それぞれの趣味や感性に合わせて、専用のグリルや専用のバンパーなどが与えられたキューブ アクシスや、スポーティにドレスアップしたキューブ ライダー、さらにライダーをグレードアップさせたキューブ ライダー パフォーマンススペックなども用意されています。新型モデルでも豊富なグレードが用意されることと予想されます。
「エクステリア・インテリア」
芸術的なエクステリアデザイン
初代モデルはオーソドックスなトールワゴンデザインでしたが、2代目になるとウィンドウの形状に丸みを持たせたり、ヘッドライトとラジエターグリルを一体化させたするなど個性的なデザインを採用し、3代目ではさらにリアウィンドウの左右非対称とするなど、その個性が際立ってきました。賛否両論あるようですが、遊び心がいっぱいのデザインを採用した日産の勇気は高く評価できます。新型では7人乗りとなるため、個性的な箱型がどのような形になるのかは楽しみなところですが、Vモーショングリルと呼ばれる新しい日産車のラジエターグリルは採用されてくるだろうと予想されています。
インテリアも個性的
日産 キューブのインテリアもエクステリア同様に個性的で外観と統一性を持たせています。どこか懐かしいレトロな感じがするシートやヘッドレストの形状、またカラフルな色合い、また波をうったようなダッシュボードの形状など、とてもユニークな仕上がりとなっています。
「燃費について」
現行モデルに搭載されているエンジンは、歯垢出力109馬力を発揮するHR15DE型1.5L 直4エンジンのみです。アイドリングストップなどの機能も備わり燃費はJC08モードは19km/Lを達成しています。現在の1.5Lエンジンとしては平均的な実力ですが、次期新型モデルに搭載される予定のe-power搭載車では30kn/Lを超えてくるだろうと予想されます。
「維持費について」
維持費は1.5Lというコンパクトエンジンのため、毎年の自動車税は34,500円、車検事の重量税は24,600円となっています。ガソリン代は実質的な燃費がリッター15キロ前後ですので、月500キロ走行し、ガソリン代が1L130円として計算すると、月々5000円前後になります。その他、保険代やメンテナンス代などが必要に応じて発生します。
「新車価格・中古車価格について」
グレード別新車価格 車両価格は「15G」が税込み1,987,200 円。「ライダー」が税込み1,965,600円。「アクシス」が税込み1,868,400円。「15X」が税込み1,620,000円となっています。新型では現行モデルよりも価格はアップし200万円前後となることが予想されます。
「値引き情報について」
新車の値引き情報についてですが、モデル末期となっているので値引きは拡大中です。最低でも15~20万円程度は狙いたいところです。オプション装備からの値引きも含めると25万円前後は期待できます。在庫整理に入ると30万円引きが飛び出す可能性もあります。 「中古車相場について」 中古車相場については、全国の平均価格が約65万円となっています。また新古車や試乗車のような走行距離が非常に少ない中古車も多数見つけることができます。価格は新車価格に対して30~40万円前後安くなっており、諸費用も安くなることからお買い得車と言えるでしょう。
「おすすめのオプション3選」
ガラスサンルーフ 開放感を楽しみたいなら、ガラスサンルーフがおすすめです。メーカーオプションとなるので購入前に注文する必要があります。価格は108,000円です。
ヴィンテージキャメルインテリア シートで個性を極めたいのなら、ヴィンテージキャメルインテリアがおすすめです。おしゃれなインテリアを楽しむことができます。価格は32,400円です。
シートカバーもおすすめ シートカバーを用意しておくと、汚れを防止することができるだけでなく、柄によっては個性的な空間を演出することができます。ディーラーではナチュラルとポップの2種類の専用カバーを用意しています。価格は42,017円です。
「まとめ」
使い勝手が良く、個性的で、格安のクルマがほしいという方には日産 キューブはおすすめのクルマです。室内空間も広く、燃費も良いです。