幅広い年代から人気があり、多彩なカラーリングが特徴的なMINIシリーズがあります。
MINIシリーズでも、ファミリー向きで荷物をたくさん詰めるシリーズがクラブマンです。
2019年にマイナーチェンジしたことにより、注目を浴びており、購入を検討している方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、MINIクラブマンの歴史や特徴、価格帯について詳しく解説していきます。
本記事を読むことで、MINIクラブマンについて詳しく知ることができます。
MINIクラブマンとは?
MINIクラブマンはMINIシリーズの中でも、ステーションワゴンタイプの車両です。
MINIシリーズの中でも、ボディサイズは1番大きいため、ファミリー層をターゲットにした車両となっています。
現在現行のクラブマンの特徴は、先代から受け継いできた2+1のドアから4ドアタイプに変わったことです。
これにより、乗り降りする際の利便性に優れています。
リアテールゲートは今までどおり、観音開きを採用しています。
クラブマンが2015年にフルモデルチェンジした背景には、35歳以上のファミリー層をターゲットに狙うことが目的です。

MINIクラブマンの歴史
クラブマンの歴史はとても古く、BMWの傘下に加入する前までさかのぼります。
初めてminiでクラブマンの名前が登場したのは、1969年です。
当初はクラシックMINIのシリーズ違いとして、グリルのデザインを変更して販売されていました。
1969年にクラシックMINI、クラブマンシリーズは、人気を期待され販売されました。
しかし期待とは裏腹に、先代モデルに敵わず1980年に11年の歴史に幕を閉じます。
その後BMWの傘下に加入したことで、クラブマンはMINIのステーションワゴンタイプとして、2007年に復活を遂げました。
2007年以降MINIクラブマンは特徴的な、観音開きや、小回りの効くハンドリング、使い勝手の良さにより現在も人気です。
クラブマンのスペック・グレード紹介
クラブマンのスペック・グレードについて紹介していきます。
現行車種のクラブマンはグレードが下記の7個です。
・エントリーモデルのONE
・スポーティーなクーパーとクーパーD
・高性能なクーパーSとクーパーSDと四輪駆動のクーパーS ALL4
・最上位モデルのJCW
上記の7グレードから代表的なグレードを3選ピックアップし、スペックについて紹介していきます。
エントリーモデルのONE
ONEは1.5L3気筒ガソリンターボエンジンが搭載されており、最高出力102ps・最大トルク190N・mとなっています。
装備はヘッドライトはハロゲンで、16インチアルミホイールにカーナビと、標準的な装備となっています。
高性能なクーパーS
クーパーSは2L4気筒ガソリンターボエンジンを搭載しており、最高出力192ps・最大トルク280N・mとなっています。
装備はLEDヘッドライトにフロントスポーツシートや、MINIドライビングモードなどONEより、装備も充実しています。
エンジンの性能も装備もONEよりも高性能なクーパーです。
最上位モデルのJCW
JCWは2L直列4気筒ターボエンジンを搭載しており、最高出力306ps・最大トルク450N・mです。
装備には、通常よりも低いスポーツサスペンションや専用4ピストンブレーキが採用されています。
走行性能も装備もMINIシリーズのグレードで1番上位のモデルになっています。
クラブマンの価格
クラブマンの新車価格について紹介していきます。
クーパーONE | 3.730.000円 |
クーパー | 4.030.000円 |
クーパーD | 4.160.000円 |
クーパーS | 4.570.000円 |
クーパーSD | 4.700.000円 |
クーパーS ALL4 | 4.810.000円 |
クーパーJCW | 5.780.000円 |
クラブマンの新車価格は上記のとおりです。
1番安い価格はエントリーモデルのため幅広い方に乗っていただける価格になっています。
最上位モデルはエントリーより約、200万円も高く、MINIクラブマンに高性能を求める方用になっています。
おすすめはクーパーS ALL4です。
クーパーS ALL4は、クラブマンでも唯一の四輪駆動のため、悪路を気にすることなくパワフルな走行が楽しめます。
まとめ
クラブマンは現在では、ステーションワゴンとして、幅広い年代から人気の車です。
不人気により一度は生産中止になったクラブマンですが、BMWの傘下に加入したことにより復活をとげました。
現在では人気の車両となり、グレードも7種類展開しており、さまざまなバリエーションを楽しめます。