アメリカ車といえばシボレーカマロを思い浮かべる人もいるでしょう。
それもそのはず、1967年から約50年もの間アメリカのマッスルカーとして最前線を走っています。
マッスルカーとして人気のシボレーカマロですが、さらに走りに特化したモデルが存在しているのをご存じでしょうか。
本記事ではカマロの中でも特に走行性能の高い「カマロZL1」について詳しく解説していきます。
本記事を読むことでカマロZL1の特徴やスペックについて詳しく知ることができます。
シボレーカマロZL1の特徴
シボレーカマロZL1の特徴はこれまでに生産されたカマロの中で最も強力なモデルだということです。
カマロZL1はライバル社のフォードマスタングのハイパフォーマンスモデルに対抗して作られた車両です。
最新モデルは1969年製カマロZL1にインスパイアされており、一般道路とレース・サーキットと様々な走行に対応しています。
エンジンはLT4スーパーチャージャー6.2LV8エンジンを搭載しており、最大出力650hpを誇る圧倒的なパワーです。
0₋100㎞/h加速はわずか3.5秒としながらもミシガン州の荒れた一般道でも問題なく走行すると本国メディアが報じています。
最大出力650hpを誇る圧倒的なパワーに対して、路面に対してのグリップ力も優れており、走行性能は歴代最高とも言えます。
シボレーカマロZL1の内装外装
シボレーカマロZL1の内装外装について紹介します。
インテリア
内装は全体的に黒を基調としているため、落ち着いた雰囲気となっています。
シートには赤色のステッチにシートベルトも赤色と統一感のあるデザインとなっています。
カマロのロゴが印字されているサイドシルプレートもポイントです。
スエード素材を大量に使用しており、肌触りの良い質感となっています。
エクステリア
エクステリアは何といってもかっこいい事が特徴的です。
大型のリアウイングやフロントグリルがカマロらしさがあり、ポイントです。
ボウタイと呼ばれるロゴがカマロの特徴ですが、そのシンボルがエア通路となっており空気抵抗を減らしてくれます。
フロントグリルが大きな開口部となっているため冷却機能のとしての機能性も高まっています。
シボレーカマロZL1のスペック
シボレーカマロZL1のスペックについて紹介していきます。
全長 | 4812㎜ |
全高 | 1330㎜ |
全幅 | 1897㎜ |
エンジン | LT4スーパーチャージャー6.2LV8 |
最大出力 | 650hp |
最高トルク | 88.5kgm |
トランスミッション | 10速AT |
乗車定員 | 4名 |
車両重量 | 1770㎏ |
シボレーカマロZL1の恐るべき点はコルベットと同じエンジンを搭載したことによる爆発的なパワーです。
これにより0‐100㎞/h加速はわずか3.5秒で、スーパーカーにも負けない加速力となっています。
さらに空気力学やボディの軽量化により走行性能が上がっています。
サーキットやレースもできるように設計されているためそこら辺の高級車などに走行性能で負けることはないでしょう。
シボレーカマロZL1がおすすめな人
シボレーカマロZL1は今までのカマロとは一味違う走りを楽しみたい方にお勧めです。
今までのカマロの中で最もパワフルな1台となっており、その走行性能はスーパーカーにも負けません。
さらに直線のみならず、様々なシーンで強いグリップ能力を見せてくれるため安心して走行できます。
軽くアクセルを踏み込んだだけで爆発的な加速力を発揮する反応の良さには驚かされるでしょう。
このような観点から今までのカマロとは違う走りを求めているかたにはおすすめです。
まとめ
シボレーカマロZL1はカマロ史上最も走行性能に優れたモデルで人気の車両です。
マスタングなどのアメリカンマッスルカーと呼ばれる車両の中でもカマロZL1を超えるアメ車はほとんどないでしょう。
生粋のアメリカ車好きには思わず買わずにはいられない車両となっています。
さらにサーキットや一般道路での運転は様々なシチュエーションに対応しているため難なくこなすことができます。
今後シボレーカマロZL1を越すアメ車は存在しないのではないかと、思われます。