ルノーといえば、カングーやトゥインゴなどファミリーで乗るような車からコンパクトな車まで揃えているフランスの自動車メーカーです。
今回は、ルノーの車種の中でも「ルーテシアRS」について解説していきます。
フランスには、プジョーやシトロエンなど人気のある有名な自動車メーカーが多く存在します。その中でもルノー ルーテシアRSはファンが多く存在していました。では、ルーテシアRSにはどんな魅力があり、どんな性能をしているのか紹介します。
ルーテシアRSとは
F1など数々のモータースポーツで活躍するルノーのレーシングコンストラクターであり、その技術をとり入れた市販モデルを開発するのが、「ルノー・スポール(RS)」です。
そのスポーツモデルであるR.S.のBセグメント・ホットハッチが「ルーテシアRS」です。
ライバルとなるのは、フォルクスワーゲンポロGTIやプジョー208GTiなどコンパクトなモデルです。ルノー的には、ホットハッチモデルのなかでも「ゼネラリスト」と呼ばれるジャンルにカテゴライズされるようで、同じBセグメントモデルのMINIクーパーSとは違うカテゴリーとなるようです。
ルーテシアRSの魅力
ルーテシアRSの魅力は、フォーミュラ1やラリーから取り入れた技術により、あらゆるドライバーの要求に応える高い操作性能を発揮するところにあります。ルノー・スポールが手掛けた足回りの精密さは、確実なロードホールディング性能や安定した走行性能を生み出しています。スポーツ走行を好むような方であれば、ルーテシアRSはピッタリの1台といえるでしょう。
他にもインテリアでは、サポートが強化されたスポーティなフロントシートやレッドステッチとセンターポイントのマーキング、RSのオーナメントが光るレザーステアリングとパドルシフトなどスポーティーな内装に仕上がっています。また、滑り止めが施されたアルミ製のペダル、レッドフィニッシャーでコーディネートされたレザーシフトノブとドアトリムにより、黒を基調としている内装と対照的に配色された赤がよりスポーツドライビングへの期待を高めています。
エクステリアでは、先代から様々な部分で変更され、ライト類がLEDになってシュッとした顔つきにかわったり、ボディの曲線美が美しくよりスポーティーな見た目になるよう変更されていたりします。
ルーテシアRSの性能
ルーテシアRSには、現在シャシースポール、トロフィーの2グレードが展開されています。全グレードとも1.6L直列4気筒ターボエンジンを搭載していますが、シャシースポールは200ps/240Nm、トロフィーは220ps/260Nmとパワー/トルクが異なります。トロフィーが一番パワーがありスポーツ走行向きな車といえます。また、2グレードそれぞれに、車高やバネレートなど独自の味付けが施されており、同じルーテシアRSでも加速感や乗り心地、ハンドリング特性にコーナリング特性などそれぞれ違ってくるので自分好みのものが選択できます。
特にトロフィーは、他の2つと比べてエンジン、6速トランスミッション、シャーシなどのバランスや調整がしっかりされており、カスタム無しで楽しい走りが堪能できます。
ルーテシアRSの価格
ルーテシアRSの価格を見ていきましょう。
ルーテシアRSトロフィーは、3,295,000円~
ルーテシアRSシャシースポール3,075,000円~
(RSではないですが、ルーテシアGTは、2,590,000円~となっています。)
まとめ
今回は、ルノー ルーテシアRSについて解説しました。ルーテシアRSは、ルノーのスポーツタイプのホットハッチで、人気のある車種となっています。現在は、2グレードが展開されており、それぞれで最適なバランスがとられています。乗り心地が良く普段使いにも便利なシャリースポール、スポーツ走行が可能でパワフルな走りができるトロフィーと全く異なる2グレードなので、自分の使い方によって選択肢が変わると思います。
どちらを選んでも、ライバル車種より性能が良かったり乗り心地が良いといった点で満足できるのではないでしょうか。気になる方は、一度試乗してみる事をおすすめします。中古車も割と多く出ているので、中古車を狙う飲もありかも知れませんね。