フランスの自動車メーカーであるシトロエンでは、過去にさまざまなモデルが扱われていました。
その中でもシトロエンのDSというモデルは、1950年代半ばに発売され歴史が刻まれているものです。
シトロエンのDSは、中古車として購入すれば手に入れられます。
そこで本記事では、シトロエンのDSについての説明を始め、DSシリーズモデルを紹介します。
現在はシトロエンではなくDSオートモビルズで扱われており、新車でDSを手に入れたい方はぜひ参考にしてください。
シトロエンのDSとは?
シトロエンでは、過去に数々のモデルが発売されてきました。中でもシトロエンのDSは1955年に発売され、「異次元の自動車」と話題となったモデルでもあります。発売公開後の15分間で743件も注文を受け人気絶大でした。
シトロエンのDSは大型高級乗用車であり、日本車にはないような独特な外装が特徴的です。駐車時に車高が下がるモデルがあれば、ボンネット内にスペアタイヤが収まるモデルもあります。しかし1975年にシトロエンのDSは生産終了となり、中古車購入で手に入れるしか方法がなくなりました。
生産販売終了から34年が経過した2009年には、DSという名を復活させたDS3が発売され再度注目され始めています。
現在はDSオートモビルズで扱われている?
現在のDSはシトロエンではなく、DSオートモビルズという新ブランドで扱われています。ステランティス N.V.の高級車ブランドの1つであり、2015年に独立しました。DSオートモビルズでは、数々のDSシリーズモデルが扱われています。
シトロエンのDSと比較すると、デザインが大きく異なります。DSオートモビルズのモデルの方が、街乗りに適したデザインで日本でも乗りやすいと言えるでしょう。認定中古車も扱われているので、少しでも安い価格で購入したい方はぜひ検討してみてください。
DSのモデル一覧
DSオートモビルズでは、8種類の現行モデルが扱われています。各モデルの価格、燃費、サイズを紹介します。
モデル | 価格 | 燃費 | サイズ(全長×全幅×全高) |
DS 3 CROSSBACK | 4,084,000円〜 | JC08モード:20.9km/L
WLTCモード:18.2km/L |
4,120mm×1,790mm×1,555mm |
DS 3 CROSSBACK E-TENSE | 5,420,000円〜 | ー | 4,120mm×1,790mm×1,550mm |
DS 4 | 3,980,000円〜 | JC08モード:19.8km/L
WLTCモード:17.7km/L |
4,415mm×1,830mm×1,495mm |
DS 4 E-TENSE | 5,720,000円〜 | ー | 4,415mm×1,830mm×1,495mm |
DS 7 CROSSBACK | 5,360,000円〜 | JC08モード:18.8km/L
WLTCモード:16.4km/L |
4,590mm×1,895mm×1,635mm |
DS 7 CROSSBACK
E-TENSE 4×4 |
7,541,000円〜 | ー | 4,590mm×1,895mm×1,635mm |
DS 9 | 6,300,000円〜 | JC08モード:ー
WLTCモード:14.4km/L |
4,940mm×1,855mm×1,460mm |
DS 9 E-TENSE | 7,180,000円〜 | ー | 4,940mm×1,855mm×1,460mm |
DSオートモビルズで扱われているモデルは、400万円台〜700万円台と高級車に該当するものばかりです。中にはプラグインハイブリッド車もあり、ガソリン車よりも高価ですが維持費である燃料費を節約できるメリットがあります。
DSを新車で購入したい方は、DSオートモビルズの販売店に問い合わせてみましょう。
まとめ
シトロエンのDSは、大型高級乗用車として人気のあるモデルです。
しかし1955年に発売されたものの、1975年に生産終了となりシトロエンのDSを新車購入するのは困難です。
ただし、2015年に独立した新ブランドである「DSオートモビルズ」では、DSシリーズモデルが販売されており新車購入も可能です。
そのためDSを新車購入したい方は、DSオートモビルズで自身に合うモデルを探してみてはいかがでしょうか。