レンジローバーには様々なモデルが展開されています。レンジローバーは全てSUV車ですが、モデルによって性能や特徴が異なります。エントリーモデルと上位モデルでは、価格も大きな差があります。
そこで今回は、レンジローバーの現行モデルのラインナップを紹介するとともに、モデルの選び方や特徴、価格について解説します。レンジローバーを購入しようと考えている方や興味がある方は、参考にしてみて下さい。
レンジローバーとは
レンジローバーとは、イギリスの自動車メーカーであるランドローバーの車種の一つです。ランドローバーの車種には、「ディフェンダー」「ディスカバリー」「ディスカバリースポーツ」「プラグインハイブリッド」「レンジローバー」「レンジローバースポーツ」「レンジローバーヴェラール」「レンジローバーイヴォーク」の8種類が展開されています。その中でも、レンジローバーはランドローバーのラグジュアリーモデルとなります。
レンジローバー現行モデルのラインナップ及び特徴
現行のレンジローバーには、「レンジローバー」「レンジローバースポーツ」「レンジローバーヴェラール」「レンジローバーイヴォーグ」の4モデルが展開されています。そして、その4モデルから様々なグレードが準備されています。
では、現行モデル4車種の特徴を見ていきましょう。
レンジローバー
レンジローバーは、レンジローバーのフラッグシップです。洗練されたラグジュアリーで見た目が美しいだけでなく、快適性がとても良い1台です。同乗者がゆったりくつろげる室内空間が用意されており、高級車ならではの優雅なドライブを楽しむことができます。エンジンもパワフルで、余裕のある走りを実現しています。どこをとっても「レンジローバー」は最高の仕上がりになっています。
レンジローバー スポーツ
レンジローバー スポーツは、走りを追求したレンジローバーです。優れたオンロードパフォーマンスと独自のオールテレイン性能を支えるのが、多彩な先進テクノロジーです。レンジローバー スポーツは、新時代のスポーツラグジュアリーとなっています。また、無駄を削ぎ落としたデザインをしており、引き締まったボディからはパワーとパフォーマンスを感じさせ、精悍なヘッドライトとグリル、彫りの深いロアバンパーからは堂々たる風格を感じます。切れ目のないテールライトは、リアの輪郭を際立たせるデザインとなっています。
レンジローバー ヴェラール
レンジローバー ヴェラールは、美しさを極めたレンジローバーです。力強いフロントから、滑らかなウェストライン、引き締まったリアへとつながる、流麗でエレガントなフォルムが特徴です。インテリアも同じように、洗練された美しいデザインをしており、同乗者もゆったりくつろげる空間となっています。また、エンジンはスムーズに動き、サスペンションの衝撃吸収もしっかりされるので美しさ+ドライブの楽しさを両立しています。
レンジローバー イヴォーク
レンジローバー イヴォークは、最もコンパクトなレンジローバーです。個性と風格に満ちたレンジローバー イヴォークのデザイン、洗練された曲線美が独特の存在感を放ちます。インテリアは、すっきりとしたサーフェスと厳選された素材が融合し、心地よい空間を作り上げています。また、新たにPHEVが登場したことでも話題になりました。
車種の選び方
レンジローバーは、4車種と比較的少ないですが、個性があるためどれを選べば良いか迷いますよね。では、自分に合った選び方を解説しますので、参考にしてみて下さい。
目的に合わせて選ぶ
家族で乗ることを考えて多人数乗車ができるモデルを探しているのであれば「レンジローバースポーツ」、普段の乗車人数は1~2人が多く街中での運転のしやすさを重視するのであれば「イヴォーク」といったように、乗車定員や運転のしやすさなど、目的に応じてモデルを選択すると良いでしょう。
価格から選ぶ
モデルによって価格が大きく異なります。各モデルの価格は、フラッグシップのレンジローバーが16,870,000円~、レンジローバースポーツが10,680,000円~、レンジローバーヴェラールが8,270,000円~、レンジローバーイヴォークが5,180,000円~です。
これらの価格は、車両本体価格であるため、乗り出し価格とは異なります。購入時には、車両本体価格にオプションや諸経費が加わるため、最も手に入れやすいイヴォークであっても、乗り出し価格は550万円くらいになるでしょう。
デザインから選ぶ
レンジローバーのデザインは、基本的にデザインコンセプトが同じなので、大きな違いがありません。しかし、各モデルによってバンパーやライト、ルーフライン、インテリアのパーツ配置などに違いがあります。レンジローバー・スポーツ・ヴェラールは、ルーフラインの傾斜が車両後端までほぼないため、リアシートの乗員も頭上スペースに余裕があり、窮屈感が少ないです。しかし、イヴォークは、車両後端に向かってルーフラインが傾斜していくクーペライクなフォルムであるため、リアシートに乗る乗員の頭上スペースが狭くなってしまう可能性があります。
性能から選ぶ
ダウンサイジングターボエンジンを搭載するモデルやハイパワーエンジンを搭載するグレードがあります。どちらでも日常での動力性能に不満は出ないでしょう。ただし、ゆとりある走りを求めるのであれば、ハイパワーモデルを選択すると良いでしょう。他にも、安全装備にこだわりたい方は、その装備があるかないかを確認しましょう。
まとめ
今回は、レンジローバーの現行モデルについて解説しました。レンジローバーは4種類と少ないですが、それぞれグレードが用意されているので選択肢はそこそこあります。自分が何を求めるかで選ぶのが良いでしょう。
価格もバラバラで、一番価格の低いイヴォーグで518万円~、一番高いレンジローバーで1,687万円~と約3倍以上の差があります。しかし、どのモデルを選んでもきっと満足できるでしょう。価格以上に性能や見た目などがしっかりしており、ドライバーだけでなく同乗者もゆったりくつろいでドライブができます。車種の選び方を解説しましたので、ぜひ参考にしてみてください。自分の求める1台にきっと出会えると思いますよ。