ミニクロスオーバーR60は、BMWが扱う自動車ブランドMINIのモデルです。
デザインや性能が優れているので、「ミニクロスオーバーR60の購入を検討している」と思っている方がいるのではないでしょうか。
ミニクロスオーバーR60を購入する上で、スペックや各モデルの違いを把握しておくことが大切です。
そこで本記事では、ミニクロスオーバーR60について、性能やサイズなどのスペックをご紹介します。
他にも前期と後期に販売されたモデルの違いについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
ミニクロスオーバーR60のスペックは?
ミニクロスオーバーR60の初代ラインナップは、ワン・クーパー・クーパーS・クーパーSの4種類です。また2014年8月を機に、ワン・クーパー・クーパーSD・クーパーDの4種類にマイナーチェンジされ、ディーゼル車が販売されたと注目されました。
ミニクロスオーバーR60の内部は、足元や頭上など座席周辺は広い造りとなっています。またドリンクホルダー・外部オーディオ機器・小物入れ・ベンチシートなど、オプションとして装着できるのでカスタマイズ好きの方におすすめです。
ちなみに現在扱われているミニクロスオーバーF60は、以下の6種類あります。
- BUCKINGHAM
- COOPER D
- Cooper D ALL4
- Cooper SD ALL4
- Cooper SE ALL4
- John Cooper Works
ディーゼル車が3種類、ガソリン車が2種類、PHEVが1種類です。
車両やタイヤのサイズ
ミニクロスオーバーR60のサイズは、全長が4,105mm×全幅が1,790mm×全高が1,550mmです。ホイールサイズは2,595mmであり、当時扱われていたMINIのモデルの中では最もサイズが大きいです。
現行モデルであるミニクロスオーバーF60のサイズは、全長が4,315mm×全幅が1,820mm×全高が1,595mmです。初代モデルであるミニクロスオーバーR60よりも少し大きめのサイズですが、全幅や全高はさほど変わりません。
ミニクロスオーバーR60の前期と後期の違いとは?
ミニクロスオーバーR60は、2011年1月販売の前期モデルと2014年9月販売の後期モデルに分けられます。前期モデルと後期モデルでは、エンジンスペックが異なります。
ミニクロスオーバーR60の前期モデルは、以下のようなエンジンスペックです。
モデル | エンジンタイプ | 最高出力 | 最大トルク | 燃費(AT) | 燃費(MT) |
ワン | ガソリン | 98ps | 153Nm | 13.8km/L | 17.2km/L |
クーパー | ガソリン | 122ps | 160Nm | 14.0km/L | 16.6km/L |
クーパー ALL4 | ガソリン | 122ps | 160Nm | 12.7km/L | 14.8km/L |
クーパーS | ガソリン | 184ps | 240Nm | 14.0km/L | 16.2km/L |
クーパーS ALL4 | ガソリン | 184ps | 240Nm | 12.2km/L | 15.4km/L |
ミニクロスオーバーR60の後期モデルは、以下のようなエンジンスペックです。
モデル | エンジンタイプ | 最高出力 | 最大トルク | 燃費(AT) | 燃費(MT) |
ワン | ガソリン | 98ps | 153Nm | 13.8km/L | 17.2km/L |
クーパー | ガソリン | 122ps | 160Nm | 14.0km/L | 16.6km/L |
クーパーD | ディーゼル | 112ps | 270Nm | 16.3km/L | ー |
クーパーD ALL4 | ディーゼル | 112ps | 270Nm | 15.6km/L | ー |
クーパーSD | ディーゼル | 143ps | 305Nm | 16.6km/L | ー |
前期と後期モデルで大きく異なる点は、新たにディーゼル車が導入され、MTが導入されていないモデルにマイナーチェンジされたことです。また後期モデルの方が最高出力や最大トルクが上がっており、よりパワフルな走行ができると考えられます。
MTが導入されていないモデルが増えましたが、ディーゼル車が増えたことで車を購入する上での選択肢が増えたとも捉えられます。ディーゼル車の場合、燃料は軽油に該当しレギュラーやハイオクよりも比較的安い価格で抑えられます。
まとめ
ミニクロスオーバーR60は、前期モデルと後期モデルに分けられ、エンジンタイプが異なります。
現行モデルであるミニクロスオーバーF60には、ディーゼルタイプのモデルが扱われていますが、ミニクロスオーバーR60の後期モデルからすでにディーゼル車は導入されていました。
また前期モデルは全てAT・MTどちらも設定可能ですが、後期モデルは5種類中3種類がAT限定モデルです。
ミニクロスオーバーR60の購入を検討している方は、前期モデルと後期モデルの違いを理解した上で、車選びを行うと良いでしょう。