人気のSUVであるマツダCX-5が欲しいけど、新車だととても手は出ません。そこで中古車で買いたいのだけれどどのような規準で選べばいいのだろうか?そんな人はいませんか。ここではそんな人のためにCX-5 の中古車選びのコツと知っておいたほうが絶対得するポイントをご紹介します。
CX-5中古車選びのポイント
まずはCX-5に何を求めるのかを明確にしておきましょう。とにかく安いモデルが欲しいのか、性能が良いモデルがいいのか、あるいはディーゼルエンジン車が欲しいなど、それによって価格帯や年式が異なってくるからです。

とにかくリーズナブルなCX-5が欲しい
せっかく中古車を買うのなら安い方がいいですよね。したがって現行の2代目モデルはまだ高値なので当然はずしましょう。CX-5は初代が2012年~2016年にかけて発売されているので、中古車市場では多く流通しており、格安なCX-5もあります。
もちろん年式が古い方が安いのですが、それ以外にも4WDではなく2WDを選ぶのがコツです。SUVなら4WDの方が良いと思われがちですが、CX-5がデビューした2012年ごろにはすでにSUVだから4WDという風潮ではなく、むしろ2WDが主流になっているのです。
特に積雪が厳しい地域やウィンタースポーツを積極的に楽しむ方以外は、2WDでも十分な悪路や雪道での走行に問題はありません。
また、CX-5の代名詞であるディーゼルエンジン車ではなく、ガソリン車を選ぶべきです。CX-5のディーゼルエンジンは非常に優れていますが、年々改良されて今では別物のようになっていますから、初期型のディーゼルエンジンはおすすめしません。
その点、アクセラなどで定評のある2.0Ⅼエンジンは2012年時点で完成の域に達しており、CX-5にとってバランスの良い性能を発揮しています。もちろんディーゼルエンジン車よりガソリン車の方が安いのは確実です。
初代マツダCX-5 2WD 2.0Ⅼ ガソリン車の最新(2022年4月現在)の中古車相場は68万円~197万円となっています。つまり100万円以内で十分に満足できる仕様のCX-5が購入できます。
ディーゼルエンジンのCX-5が欲しい
CX-5といえばディーゼルエンジンが代名詞になるほどその優秀さは知られています。どうせCX-5を買うならディーゼルエンジン車が欲しくなっても不思議ではありません。
CX-5のディーゼルエンジンである2.2 Lディーゼルターボ「SKYACTIV-D 2.2」は2012年の発売当初から設定されており、従来のディーゼルエンジンの常識を覆す静粛性と低振動、そして優れた低燃費と4.0 L V8ガソリンエンジン車並みの最大トルクを両立しています。
ガソリン車より新車価格では20万円ほど高いのですが中古車ではそこまでの差はありません。2012年~2014年式であればエンジンの差よりも、走行距離や全体の程度が重要視されるからです。
ただし、ディーゼルエンジン車はその性質上走行距離が多くなっている傾向があるので、まずは年式よりも走行距離のなるべく少ない固定を選ぶのがコツです。
初代マツダCX-5 2.2 Lディーゼルターボの最新(2022年4月現在)の中古車相場は57万円~269万円となっています。ガソリン車より安い個体もありますが、それらは10万キロ以上走行したものがほとんどです。
耐久性が高いとされるディーゼルエンジン車ですが、やはり中古車で買うとなると走行距離は少ない方が良いでしょう。
限定車のCX-5が欲しい
限定車狙いというのも中古車選びの上で賢い選択です。これまでは偶然中古車店の店頭で見つけられる程度でしたが、今ではネット検索で調べられるので楽になりました。
ただし、限定車は数が限られるため流通する台数も少なく、価格も高めになります。特別な仕様の内容が価格に見合うのか、好みに合うかが決め手になります。
例えば、CX-5 2.2 XD 2013アニバーサリー ディーゼルターボ 4WD 販売価格134万円という特別限定車の中古車があります。これは、XD L Packageをベースに、オフホワイトレザーシート&ドアトリム、専用手塗りデコレーションパネル、高輝度塗装19インチアルミホイールを採用しHBCとLDWSを標準装備した999台の限定販売で、専用シリアルナンバープレートが装着されています。
これなどは装備も良く価格も手ごろといえますね。
狙い目モデルから見つけよう
さて、貴方はどんなタイプのCX-5を中古車で選びますか?狙い目をはっきりさせればきっと貴方だけの理想のCX-5が見つかるでしょう。