1990年代に日本でも大人気となった「オペルヴィータ」という車種をご存知でしょうか。
輸入車ブームに後押しされながら、街中を走っていれば必ず見掛けてもおかしくないほど走行していました。
大人気だったオペルヴィータですが、オペルが日本撤退をして以降、なかなかヴィータを見掛けることは少なくなったかと思います。
「オペルヴィータってなんで人気だった?」「オペルヴィータの魅力は?」
など、当時のことをあまり知らない人はさまざまな疑問が出てくることでしょう。
今回は「オペルヴィータは良い車だったの」とオペルヴィータに興味がある人に向けて、オペルヴィータを徹底解説します。
なぜ爆発的な人気があったのか、興味がある人はぜひ最後までご覧ください。
オペルヴィータの特徴と魅力
オペルヴィータは海外では「コルサ」と呼ばれており、1995年にヤナセが販売元となり、日本でも販売開始されました。
特徴としては、エクステリアの丸いヘッドライトがなんともかわいいデザインということでしょう。
当時のオペルのデザインは日本人が手がけていたので、見た目は日本人好みのデザインと言っても良いでしょう。
コンパクトな見た目や大きさですが、車内空間は広く設計されており、リアハッチを開けると広々とした収納スペースも確保されています。
さらに小回りも効くため、運転もしやすいのも魅力と言えるでしょう。
そのため、エクステリアやインテリア、利便性どれをとってもちょうど良い車なのが大きな特徴です。
オペルヴィータの走行性能
オペルヴィータの走行性能は街乗りにはとても使用感のいい走行性能と言えます。
エンジンは1.2L、1.4L、1.8Lの3種類から選択可能で、1.2Lを選択しても車両重量が軽いためエンジンのパワーを感じながら走行することができます。
小回りも効くため、商業施設の駐車場や街中の狭い道なども不安なくスムーズに曲がったり駐車したりすることが可能な車です。
実際に運転すると、ハンドルの細かい操作もレスポンスがよく操作性にも優れており、初心者の人でも運転しやすい走行性能です。
燃費は、実際にドライブした燃費で14.9㎞/Lで当時の燃費から考えると、コンパクトカーにしては伸びるほうと言えるでしょう。
オペルヴィータが人気になった理由
オペルヴィータが人気になった理由はいくつかありますが、大きな要因としてドイツブランドの新車が200万前後で購入できるという価格面が大きいです。
当時は輸入車ブームがきており、ヤナセが販売開始すると大きな話題性を集めました。
車としての利便性や使用感もよく、エクステリアもかわいいと評判で人気を集めていたのです。
購入しやすい価格のため、オペルヴィータを購入する人も多く、オペルヴィータは爆発的な人気を誇りました。
追い打ちをかけるように当時のドラマ「ビューティフルライフ」でも使用されたことから、より一層注目を集め販売台数を伸ばした車両です。
・新車価格
・輸入車ブーム
・ドラマで使用
以上の3つが上手く重なったのも大人気になった要因でしょう。
まとめ
オペルヴィータがどのような車種なのか魅力や特徴、走行性能を紹介しました。
比較的安い価格帯で販売されておりコストパフォーマンスが良いと購入者の間で大きな話題となっていた車両がオペルヴィータでした。
大きさもコンパクトながら荷室が広く利便性にも優れている車です。
当時の輸入車ブームの影響も大きく、コストパフォーマンスに優れているオペルヴィータは大きな人気を集めました。
解説させていただいたこと以上にまだまだ魅力が詰まっている車両なので、これだけの魅力があれば人気になるのも納得できる車種ですね。
2022年から再度オペルは日本でも販売されます。
そしてヴィータは海外と同様、「コルサ」という車種名で販売されることが決定しています。
運転のしやすさや操作性はサイズ特有のものがありますので、気になっている人はぜひ試乗していただきたいです!