キャデラック エスカレードは、アメリカの車でボディサイズや排気量などとにかく大きい車です。
ザ・アメリカンというような見た目をしています。
アメリカの広大な大地や道路にとても似合う風貌をしており、存在感がとてもあります。
エスカレードは、現在も新車でも販売されており、キャデラックが販売している車の中で最も高価な車です。
そこで今回は、エスカレードの中古車に焦点を当てて見ていきたいと思います。
エスカレードの中古車価格や特徴、評判などを紹介していきます。
エスカレードに興味がある方、検討中の方の参考になれば幸いです。
キャデラック エスカレードの中古車相場はいくら?
エスカレードの中古車価格は、45万円~1,800万円となっています。(1台のみゴールドに塗装されたエスカレードが3,000万円でありましたが、それは除いています。)
アメリカの高級車ということもあり、中古車でも価格はかなり高い方です。
平均価格としては、500万円~600万円です。
45万円や60万円といった中古車がありますが、年式も古く走行距離も不明となっています。
そのような車を購入検討される方は、注意が必要です。購入後に不具合が発生し、修理費用が高額になってしまう可能性があります。
キャデラックには、他にもXT4、XT5、XT6のSUV車が販売されていますが、エスカレードはどのSUV車より大きく存在感があり、新車販売価格もXT4の約2.5倍と最高級ラグジュアリー車に位置付けられています。
現行のエスカレードは、従来型のエスカレードよりボディサイズが大きくなりより存在感を増しました。
エクステリアデザインもシンプルでありながら、キャデラックを彷彿させる大型のグリルやエンブレム、大経ホイールといったラグジュアリーSUVの頂点に立つに相応しいデザインです。
インテリアデザインでは、各所に本物のウッドを用いていたり、セミアニリンレザーが用いられています。
センターのディスプレイは、4Kテレビの2倍の高精細度を実現したという湾曲型OLEDディスプレイを採用しています。
また、巨大な電動サンルーフに、AKG製の高級オーディオ、リアエンターテインメントシステムなど、他ブランドではオプション扱いとなりそうな装備やシステムが、エスカレードでは標準装備となります。
エスカレードは、1999年に初代が誕生しましたが、ベース車両の面影が残り過ぎて1年で販売終了になってしまいました。
2代目は、2002年~2006年に販売されていました。
初代の反省を活かし、エンジンは専用設計、内装には総レザーを採用しました。
さらに、高級ブランドの「ブルガリ」とタイアップしたアナログ時計を装着したことで、ベース車両の面影を払拭して「キャデラック」の名に相応しい高級感を得ました。
2代目キャデラックは、販売も成功し、高級SUVの代表格の地位を築き上げました。
3代目は、2006年~2014年に販売されておりました。
エンジンは6.2 LのV型8気筒、トランスミッションは6速ATでフルタイム4WD方式を採用していました。
今までは、4速ATを採用していたためより走行性能が向上しました。
また、可変ショックアブソーバー「マグネティック・ライド・コントロール・システム」を初採用しました。
2008年には、ハイブリッドシステムを搭載するなど今までより格段に進化を遂げました。
4代目は、2014年~2020年に販売されていました。
日本市場は、「プレミアム」「プラチナム」の2グレードが導入されました。
価格は、1,149万円〜1,249万円でした。
トランスミッションが、6速から8速ATに変更されたり、Apple CarPlayが標準装備となったりと、4代目はほぼ1年毎に一部改良が加えられていきました。
現在販売中のエスカレードは、5代目となります。
エスカレードの評判
エスカレードの評判を見ていきましょう。
「見た目も大きくかっこいい、室内空間も広く快適に過ごせる」
「パワーもあり高速道路でも安定して走れます。 カスタムパーツもたくさんあります」
「大きな車体の割に視界が広く運転しやすいです。エンジンパワーも申し分ありません」
「キャデラックの名に相応しい圧倒的なインパクトを持ったデザイン。また、室内もブルガリの時計などがあり、ラグジュアリーな雰囲気が満点」
など、見た目がかっこいいという声を多数見かけました。
また、エンジンもパワーがある点や室内空間が広い点を褒める声も挙がっていました。
次に、低評価な評判を見てみましょう。
「6.0Lのエンジンを持っているので、税金や燃費の部分はある程度の覚悟が必要」
「どんな風にすると最高に凄い性能を発揮させられるのかとても気になる」
「荷室を広々と使うには三列目シートを外すしかありません」
「やはりアメ車特有の燃費の悪さや、日本車に比べて壊れやすいです。 壊れやすいと言うか、いろいろ消耗が早いです」
など、燃費が悪いという声が1番多かったです。
荷室が少し狭いため、シートを倒したりする必要があるようです。
また、日本車より故障が少し多いみたいですね。
まとめ
キャデラック エスカレードは、ラグジュアリーSUVという位置付けで平均価格で500万円~600万円なので、決して安くはありません。
ただ、見た目の存在感やインテリアの高級感、パワーのあるエンジンや室内の広さなど、どこをとってもキャデラックの最高傑作といえます。
ただ、日本車より少し壊れやすかったり、燃費が悪かったりする点は注意が必要です。
SUV好きであれば、所有して損は無い車だと思います。
1度手にしたら、もう手放せない車になりますよ。
気になっている方や検討中の方は、ぜひ1度車を見てみることをオススメします。