ポルシェ マカン GTSの特徴
ポルシェ マカン GTSの特徴①
ドイツで高級車ブランドを展開する「ポルシェ」が、製造と販売を手掛けるクロスオーバーSUV「マカン」は、同社が生産に取り組む格上モデルの「カイエン」同様、スポーティーなフォルムを持つミドルサイズに属するSUVです。カイエンとは兄弟関係にあるこの車はカイエンジュニアというニックネームもついています。マカンGTSはスポーツ性能を高めたグレードです。
ポルシェ マカン GTSの特徴②
マカンGTSは「Macan GTS」のエンブレムをつけ、ドアオープン時のステップに同じロゴデザインが入っており、シートのヘッドレストにも「GTS」の刺繍が施されています。
この車は走行性能を高め、ベースモデルに比べてスポーティーなフォルムに仕上がったモデルで、ベースモデルに比べて160万円ほど価格が高く設定されています。
ポルシェ マカン GTSの特徴③
マカンGTSはV型6気筒3000ccツインターボエンジンを搭載しており、7速デュアル・クラッチを採用していることから早期で高出力へと移行し、最高出力360PS/6,000rpm、最大トルク500N・m/1,650ー4,000rpmと高いパフォーマンスを発揮、アクセルを踏み込むと100km/hまでの加速が5.2秒、MAXスピード256km/hという、ミドルクラスのボディからは想像もできないモンスターマシーンと言えるでしょう。
エクステリア・インテリア
ポルシェ マカン GTSのエクステリア
エクステリアはポルシェシリーズの統一感のあるフロントフォルムでボンネットがノーズに対して下がっており、バンパーと一体化したラジエーターグリルと両サイドに配置されたエアインテークダクトがスポーティーな感覚を高め、ヘッドライトがスポーツカー特有の切れ上がったデザインが採用され、エアロダイナミクスの観点を重視したデザインに仕上がっています。
フロントに比べてリアデザインはシンプルで、アンダーバンパー両サイドから飛び出したデュアルエギゾーストパイプが印象的です。
ポルシェ マカン GTSのインテリア
マカンGTSはスポーツ性能を高めながら、高級車としての雰囲気を存分に高め、しっかりとポジションを確保したシートは長時間の走行でも疲れさせない張りのある本革シートを採用、立体感を持たせて、切り替えを複数入れ、乗車姿勢を崩さない工夫がされています。大型のヘッドレストが首から頭部へのサポートを行い、万が一の後方からの衝突でも衝撃を軽減させます。ボディカラーとのアレンジが可能で、赤のボディに黒のシート、白のボディに黒のシートと異なる色のアレンジでよりスポーツ性能を高めることができます。
中古車価格について
ポルシェ マカン GTSの歴代モデル①
マカンは2013年に発売されたモデルで、ロサンゼルスで開催されたオートショーにて披露され、続いて東京モーターショーで日本初公開となり、国内では2014年より販売が開始されました。現在モデルが初代モデルでフルモデルチェンジは行われていません。すでに現行モデルの中古車が市場に流通していますが、高年式で低走行の車はかなりの高額で流通しています。
ポルシェ マカン GTSの歴代モデル②
ポルシェ・マカンはオプションによるカスタマイズにより、車両本体価格よりも新車販売時に高額となることがあり、オーナーの趣向によりカスタマイズを行うことで購入価格が異なるため、多くのオプションをカスタマイズした車両が中古市場に流通した場合、意外な高額で取引が行われます。また、ボディカラーとシートカラーのアレンジにより人気が上がることもあります。
ツインターボモデルがおすすめ!
ポルシェマカンはミドルクラスSUVでありながら高いパフォーマンスを発揮する車です。3000㏄のV6 ツインターボは340馬力を発揮し、レスポンスの良い変速を可能とすると早期でMAXスピードに到達、その後安定した走りを可能とします。気になるマカンGTSの燃費や維持費について説明してゆきます。
おすすめモデルの燃費
燃費に関しては若干他のモデルに比べて劣り、JC08モードで11km/Lとの表記はありますが、実質燃費は一般道の走行で7km~8km/L程度、一方で高速走行では10km/L~12km/Lと差が開きます。7速デュアル・クラッチのフルレンジ電子制御ATを採用したことから早期トップスピードに到達すると安定した走行を可能とするため、高速走行時には燃費がアップします。
おすすめモデルの維持費
・3000ccの場合自動車税が年間51,000円
・燃料はプレミアムガソリンを使用していることから1回の給油で7,000円~8,000円前後は掛かります。
年間の燃料負担が100,000円程度が必要です。
・車検整備料は使用頻度や走行距離により異なりますが、部品単価が高いため、国産車より割高です。
車検費用は150,000円~200,000万円というところです。
・任意保険料は車両保険を設定すれば30歳以上限定で15万円程度
・駐車場代は場所により異なりますが、高級モデルであるため屋根のある駐車場に止めることが良いため、10,000~
30,000円考えておくべきです。
GTSモデルについていてほしいオプション3選
オススメオプション①
20インチ RSスパイダーデザイン ホイール & ウインタータイヤ、ブラックサテン塗装仕上げはお勧めのオプションです。
ボディーカラーを黒以外で選択すればバイカラーデザインとしてエクステリアフォルムにインパクトが大きくなり、リセールバリューにメリットがあります。ただし、オプション価格が1,173,960円と高額であることから十分な検討が必要です。
オススメオプション②
GTSはスポーツ性能を高めた車であるため、運転姿勢を確保する立体シートが採用されている側面から、運転中にシートポジションを最適化するため、コンフォートメモリーパッケージは装備しておきたいです。14weyパワーシートで運転姿勢を走行でも無理なく変更可能です。18wayアダプティブスポーツシート(コンフォートメモリーパッケージ内蔵)も用意されていますが、コンフォートメモリーパッケージで十分です。
本体価格は268,000円です。
まとめ
現行モデルを初代モデルとして販売が続くポルシェ・マカンですがスポーツ性能を高めたGTSがおすすめのモデルです。
すでに中古市場にも流通していますが、カスタマイズされた中古車や高年式低走行車の人気は高く、高額で取引されています。このモデルの中古車を購入する場合、信頼のある正規販売で安心の保証が設定された認定中古車を選ぶことが良いでしょう。購入前にユーザーの口コミ情報や試乗で実際の車を体感することも良いでしょう。