アルファロメオ164は1987年に発表され日本では1989年に販売開始されました。
モデルの中には見た目はセダンだがエンジンなど中身はF1仕様の競技用車両も製作されています。
そんなアルファロメオ164は1998年に販売終了となり今では中古車市場でも見かけなくなりました。
今回はアルファロメオ164の歴史をさかのぼるのと、アルファロメオ164を所有されている方の口コミや評判を紹介します。
アルファロメオ164のモデル
アルファロメオ164のモデルは1987年から1992年までが前期型、それ以降が後期型とされております。
そして派生グレードとしてはクアドリフォリオとQ4が生まれています。
アルファロメオ164のボディカラーは上が「赤」下が「艶消しブラック」の2トーンをベース仕様としていましたが、後期型のスーパーボディが販売されると赤1色のカラーも出て人気を集めました。
では派生グレードについて紹介します。
クアドリフォリオ(QV)
クアドリフォリオとは四つ葉のクローバーを意味しているネーミングです。
当時のアルファロメオでは最高性能モデルと位置づけられていました。
そして1990年に台数限定で発売開始された車両のため、市場に出回る台数も少なく今現在ではほとんど見ることがありません。
さらには特別グレードなので専用ホイールを搭載していたり、カラーリングもよりスポーティーな色使いにしておりとてもカッコいいグレードとして人気を集めました。
Q4
アルファロメオ164は当初はFF車両として販売していましたが、1993年ついに4駆の車両が販売されます。
それがアルファロメオ164の派生グレードQ4です。
4駆なのでリアにドライブシャフトを収めたりするため、トランクが一部狭くなったり、16インチの専用ホイールが装備されたりとQ4ならではのデザインになっています。
さらに、車内のシートもレカロ製のシートを搭載しているのと、マフラーも専用設計のマフラーを採用しているので全体的に特徴的なグレードと言えます。
プロカー4
1987年に各会社と手を組み競技用車両として製作された車です。
エンジンも大排気量のレース用のエンジンが搭載されていますので、見た目はセダンですが中身はF1マシンという事で多くの話題を集めました。

アルファロメオ164の口コミや評判
アルファロメオ164を今も所有されている方の口アコミや評判を紹介します。
リアルな口コミや評判を知ることでよりアルファロメオ164の良さに触れていきましょう。
【口コミ】
「内外装はウルトラモダン。直線基調の中にちょぴっと丸みが出るとガゼン艶っぽく見えるデザインマジック。人間工学とは無縁のボタン配置。オーディオ類の照明を嫌いシャッターを被せたのもストイック。外装はテールランプの高さがゼツミョー。まさに宇宙船のようで空を飛びそうな後ろ姿」
外観デザインを気に入っている口コミです。
昔ながらのデザインがモダン系の良さを引き出している車両です。
【口コミ】
「初めてのアルファ製V6。音も振動もトルクの出方もお気に入りでした。この車から私の車歴が形成されて行きます。アンサのマフラーもよかった。」
デザインもさることながら、走行性能も十分に満足できる仕様とのことです。
さらには、マフラー音やエンジンの振動も良い感じに造られていてとても満足度の高い評価です。
【口コミ】
「乗り心地とハンドリングの共存が素晴らしい。
特に高速になればなるほど、クルマから煽られる。」
ハンドリングの良さと乗り心地が共存し運転のしやすさがイメージできます。
高速ではとても快適に走ることができる車両という口コミです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はアルファロメオ164の歴史と口コミや評判について紹介しました。
決して多くのグレードやモデルがあるわけではないですが、それぞれのモデルやグレードで特徴的な仕様になっている車でした。
さらにプロカー4は競技用車両で、見た目は普通のセダンで中身はF1マシンというとても渋い車両でした。
一度サーキットを走っているところを見てエンジン音やマフラー音を肌で感じてみたいものです。
そして口コミや評判を見ると、走行性能や乗り心地が抜群に良いのがわかる口コミばかりでした。
もし乗れる機会があるなら一度運転してみたくなる車両ですね。