日産と言えばノートやセレナ・エクストレイルなどが人気で、販売実績も豊富です。
ただ、実はこれらの車以外にも売れている車があります。
その車は「マーチ」。
マーチとは、日産が代表するコンパクトカーの1種です。
ノートやセレナなどと比較すると影に隠れていますが、販売実績があります。
コンパクトカーは種類が多くて選ぶのに困りますが、マーチは価格帯も乗り心地も良いので、人気があるのです。
本記事では、マーチが人気な理由を細かく説明・販売実績などについても解説していきます。
コンパクトカーが好きな人やマーチの購入を検討している人は、ぜひ最後までご覧ください。
マーチの歴史と実績
ここでは、マーチの歴史と実績をご紹介します。
マーチは、1982年に発売しました。
中でも有名なのがスーパーターボ。
量産車としてはかなり珍しい、ターボとスーパーチャージャーの2連がけをした0.9リッターエンジンは、1リッターあたり100馬力・110psというハイパワーを誇っています。
2代目のマーチは、一気に洗練された曲線基調のデザインに変更になりました。
ボディバリエーションの豊富さが特徴で、特に荷室を広げたマーチ BOXがラインナップされ話題になりました。
3代目のマーチは、楕円状のクリっとしたヘッドランプで、デザインだけでなく、運転席から位置が分かるようになっています。
4代目は現行モデルとなり、現行仕様の目鼻立ちがクッキリとしたスタイルが特徴です。
2021年1月から10月の累計販売台数は7814台。
2021年に入ると、1月から10月まで毎月50位以内にランクインしているので、台数は少ないものの、確かに売れている印象があります。

マーチが人気な理由
販売実績があるマーチですが、人気な理由はどこにあるのでしょうか。
主な人気理由は、以下の通りです。
・価格が安い
・丸くてかわいいデザイン
・低燃費
・小回りがきく
それでは、順番に解説していきます。
価格が安い
マーチの1番の魅力と言っても過言ではないのが、価格の安さです。
最廉価グレードのSは、自動ブレーキ・オートライト・ガラスのUVカットなどの機能が充実していますが、117万円とかなり手の出しやすい価格になっています。
軽自動車と言えど、1.2リッターエンジン搭載の5人乗り普通車ではかなりの破格です。
丸くて可愛いデザイン
マーチの特徴として、デザインのかわいさもあります。
丸基調のヘッドライトではありますが、若干シャープさをも感じさせるフロントフェイスが特徴です。
そのデザインは甘すぎず、コロンとした全体のフォルムは愛嬌のあるものです。
スポーティ感もあり、荷室や後席頭上などのスペースユーティリティも考えられた万能なデザインになっています。
低燃費
軽自動車よりもしっかり走れる1.2リッターエンジンは、動力性能の余裕がありつつもWLTCモード燃費で最高18.6km/Lという低燃費が特徴です。
これだけ低燃費であれば、ガソリン代が抑えられるので、月々のランニングコストも軽減できます。
小回りがきく
全長3.8mというコンパクトボディのマーチは、狭い道でも安心して運転できます。
特に、最小回転半径は4.5mとUターンや縦列駐車も1回で決まりやすいのも特徴です。
また、上級グレードのGではタイヤが今どの向きを向いているのか教えてくれる「タイヤアングルインジケーター」が装備されています。
よって、初心者の人でも安心してスムーズに運転できます。
もし、初心者の人で運転に不安を持っている人がいたら、積極的におすすめしたい車と言えます。