電車やバスを使う機会が増えて、車を運転することが少なくなったという方は多いのではないでしょうか。
しかし、どうしても運転しなければならない場面もありますよね。
ペーパードライバーが、いきなり運転するのは大丈夫なのかわからない方もいるでしょう。
そこでこの記事では、ペーパードライバーがいきなり運転しても大丈夫なのか、注意するべき点について紹介します。
場所を選べば大丈夫だが、基本的にはおすすめしない
ペーパードライバーとはいえど、数ヶ月単位ならば少し運転すれば、感覚を取り戻して運転できる可能性が高いです。
とはいえ、交通量の多い道路や速度の速い車が走行している道路を、いきなり走行するのは危険が伴います。
極端に狭い道路や、見晴らしの悪い道路も同様です。
もし、車が少なく見晴らしの良い場所ならば、ペーパードライバーでも運転できるでしょう。
なおその際は、隣に経験者を乗せるのがおすすめです。
しかし、長い間ペーパードライバーであればルールを忘れていることもあるので、基本的にいきなり運転するのはおすすめしません。

ペーパードライバーを克服する点は3つ
ペーパードライバーを克服する方法は、主に以下の3つです。
1.隣に家族や友人を乗せる
2.ペーパードライバー講習を受ける
3.自力で練習
上記のように3つの方法がありますが、効果的なのは経験者に教えてもらう方法です。
特に、ペーパードライバー講習は免許取得時のように全ての練習をするわけではなく、課題点を練習するだけなのでそれほど時間もかかりません。
料金も10,000円から15,000円ほどで受けられます。
実際に乗らないと克服は難しいので、乗る回数を増やしていくようにしましょう。
ペーパードライバーが運転する前に最低限するべきこと
ペーパードライバーが運転する前に、最低限するべきことが2つあります。
それぞれについて詳しくみてましょう。
座席の調整
車の座席は前後、上下に動かすことが可能です。
レンタカーや他人の車は自分に合っていないことが多くありますので、調整して理想的な運転姿勢を取れるようにしましょう。
座席の位置が合わないと、無駄に力が入ってハンドル操作がぶれたり、疲労を感じやすくなります。
ですので、必ず座席の調整をするようにしましょう。
ルームミラーとドアミラーの調整
ルームミラーとドアミラーの調整をしなければ、運転時に周りの車が見えません。
道路状況を把握しないと事故の原因になりますので、必ず調整するようにしていましょう。
なお、調整の際は運転姿勢で見えるか試してください。
座席調整の後にミラーの調整をしましょう。
ペーパードライバーがいきなり高速道路を走行するのは危険
高速道路は歩行者や信号がないので運転のしやすい道。
ですが合流が難しく、怖いと感じるペーパードライバーも多いでしょう。
合流の際は以下のことに気をつけましょう。
・本線と同じぐらいの速度まで車を加速
・どの車の後ろにつくか決める
怖いから減速するという方は多いですが、かえって事故の元となります。
ですので、必ず本線と同じぐらいの速度まで加速するようにしましょう。
なお合流車線が短いところがあり、短いところはベテランドライバーでも難しい場合があるので、なるべく合流視線が長い高速道路を選びましょう。
ペーパードライバーはいきなり運転よりもプロの講習を受けるのがおすすめ
ペーパードライバーは、なるべくプロの講習を受けるのがおすすめです。
プロの講習を受ければ、忘れていたことを思い出すこともでき、安心感も違うでしょう。
料金はかかるものの、プロの講習を受ければすぐに車に慣れるはずです。