高級車といえば、「メルセデスベンツ」や「ポルシェ」など、輸入車をイメージする方が多いです。
しかし、国産車でも実力を着実につけて高級車ブランドを手に入れたメーカーがあります。
その名が、レクサスです。
レクサスが世界に名を広めた理由の1つとして、LSにあります。
LSとは、レクサスの高級セダン車で、今では多くの人から愛されています。
では、LSはなぜここまで人気になったのでしょうか。
この記事では、LSの歴史と魅力を踏まえて、人気な理由について解説していきます。
レクサスが好きな方やLSに興味がある方は特に必見ですので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。
レクサスLSの歴史
ここでは、レクサスLSの生い立ちを解説します。
1989年、トヨタは新たに北米市場をターゲットとして、高級車ブランド、レクサスを立ち上げました。
立ち上げた年に、初代LSが発売されました。
もともとは、海外向けにLSという車名で販売し、国内ではセルシオという車名で販売していました。
初代LSを発売して5年後に、2台目ができ、さらにその2年後には、トヨタの衝突安全ボディを採用し、安全性を向上させたのです。
2000年に入ると、3代目を販売し、これまでのデザインを一掃させるかのような洗礼されたデザインにしました。
この時期くらいから徐々に人気が出てきて売れ始めたのです。
その勢いは止まらず、2003年にトヨタの海外専用ブランドから国内でもレクサスを展開するようになりました。
2006年には4代目を発売し、それまでのLSとは異なったシャープな作りを実現し、3代目と比べてエレガントなデザインとなりました。
2017年に、現行モデルの5代目が発売され、これまでのセダンタイプを覆すシャープで洗練されたデザインになりました。
排気量は小さくなったものの、最新技術の駆使により出力は大幅に向上しています。
レクサスLSの魅力
レクサスが発足した当初から存在する、歴史あるLSですが、その魅力とはなんでしょうか。
主に以下の3つが魅力といえます。
- 心地よい車内空間
- 高度な運転支援機能搭載
- デザイン性の高さ
それでは、順番に解説していきます。
心地よい車内空間
1つ目は、心地よい車内空間です。
現行のLSには、これまで4WD仕様にしか採用されなかった伸圧独立オリフィスを搭載しました。
それによって、サスペンションの動きが柔軟になり乗り心地が良くなったのです。
また、セダンといえば車体が低くSUV車と比較しても車内が狭い印象があります。
しかし、LSは車内にゆとりがあり、前後の席で余裕ある作りとなっています。
それに加えて、マッサージ機能とヒーターが作動するようになっているので、車内で快適に過ごせるのです。
長時間の運転でも苦にならなそうですね。
高度な運転支援機能搭載
2つ目は、高度な運転支援機能を搭載していることです。
現行のLSでは、フロントとリヤバンパーの中央部、フロントフェンダー後部、ドアミラーなどに、専用のセンサーが追加されました。
そのため、自動車専用道路での周辺認識や自車位置推定、走行車線・位置選択、速度調整などを行いながら出口まで安全に運転を促してくれます。
このように、高度な運転技術によって安心して運転できるでしょう。
デザイン性の高さ
3つ目は、デザイン性の高さです。
レクサスといえば、内装に限らず外装にも高級感がありデザイン性に優れていることが特徴的です。
存在感がありながらもどんな景色にも溶け込むデザインを強みとしています。
セダンといえば重厚なイメージがありますが歴史の部分でもお伝えしたとおり、現行モデルはシャープで洗礼した見た目をしています。
デザイン性が高いため、かっこよさが魅力的でしょう。
まとめ
今回は、レクサスのLSについて歴史と魅力を解説しました。
セダンの高級車といえば、レクサスLSと言われるほどの認知度と人気がある車なので、ぜひ購入を検討してみてください。
過去にも、LSについての記事を執筆していますので、そちらもご覧いただけると幸いです。