音楽や動画などで頻繁に聞くようになった『サブスクリプション(以下サブスク)』
サブスクは、定額料金を支払うことで、利用できるサービスやコンテンツのことです。
車に乗っていると、サマータイヤとスタッドレスタイヤの2つを持つ必要があります。
タイヤの購入にはそれなりの料金がかかって、出費が気になるもの。
そんなタイヤも、サブスクできる時代へ突入しました。
タイヤのサブスクのメリット・デメリットと、ブリヂストンが提供するタイヤのサブスクサービス『Mobox(モボックス)』について紹介していきます。
タイヤのサブスク「Mobox」とは
株式会社ブリヂストンのグループ会社、ブリヂストンリテールジャパン株式会社が運営するサブスクのサービス『Mobox』。
「タイヤに安心感と気軽さを」というコンセプトの元、発案されました。
タイヤのサブスクのメリット・デメリットについて見ていきましょう。
タイヤのサブスクのメリット
タイヤのサブスクを利用するメリットは、複数あります。
まず1つ目は、タイヤがパンクした場合は、無償で交換してもらえることです。
一般的にタイヤがパンクしてしまえば、軽度の場合は補修して利用することも多々ありますが、そのまま乗り続ければまたパンクしてしまう可能性も。
Moboxでは、1本だけタイヤがパンクした場合でも、自己負担なしで4本すべてを新品に交換してもらえます。(1回限り)
2つ目は、脱着・ローテーションが無料なことです。
一般的に、専門店やディーラーに依頼すると料金がかかりますが、Moboxではメニューによって、無料でおこなってもらえます。
また、安全点検も無制限でしてもらえますので、安心なカーライフを過ごせます。
タイヤのサブスクのデメリット
タイヤのサブスクを利用するデメリットについて紹介します。
まず1つ目のデメリットは、ブリヂストン製のタイヤ以外は選べないこと。
「ブリヂストン以外のタイヤにしたい!」と思っても、ブリヂストン製タイヤ以外の取り扱いがないので、注意が必要です。
2つ目のデメリットは、スタッドレスタイヤの種類が少ないことです。
ですが、新商品も対象となっていたり、オールシーズンタイヤも選べるので、自分に合ったタイヤが選べます。
注意点としては、夏タイヤ・冬タイヤの両方でスタンダードプランを契約すると、期間内に一部のサービスが受けられない場合もあります。
片方のタイヤをスタンダードプランにした場合は、もう片方をライトプランにしましょう。
「Mobox」の料金
Moboxには、2種類のメニューがあります。
下記の表をご覧下さい。
ライト (月額957円~) |
スタンダード (月額1480円~) |
|
契約期間 | 2年(24ヵ月) 3年(36ヵ月) |
2年(24ヵ月) 3年(36ヵ月) |
タイヤ | ブリヂストン製タイヤ | ブリヂストン製タイヤ |
初回脱着・組替 センターフィット |
〇 (初回取付時) |
〇 (初回取付時) |
脱着・ローテーション センターフィット |
× | 〇 |
パンク補償 | 〇 (取付翌日から2年間有効) |
〇 (取付翌日から2年間有効) |
窒素ガス充填 | × | 〇 (無制限) |
安全点検 | 〇 (無制限) |
〇 (無制限) |
※3年(36ヵ月)の場合はライト・スタンダード共に、スタッドレスタイヤのみとなります。
ライトプランは月額957円~で、タイヤと合わせてトラブル時のケアがセットになったパックです。
対してスタンダードプランは月額1480円~。タイヤとメンテナンスがセットになったパックとなっています。
「Mobox」で取り扱いしているタイヤ
Moboxで取り扱っているタイヤを紹介します。
プレミアムタイヤ
・REGNO GR-Leggera
・REGNO GR-XⅡ
・REGNO GRVⅡ
・Playz PXⅡ
・Playz PX-RVⅡ
SUVタイヤ
・ALENZA 001
・ALENZA LX100
・DUELER H/L 850
スポーティタイヤ
・POTENZA Adrenalin RE004
・POTENZA S007A
・POTENZA S001 RFT
スタンダードタイヤ
・ECOPIA NH100
・ECOPIA NH100C
・ECOPIA NH100 RV
サマータイヤ
・DAYTON
プレミアムスタッドレスタイヤ
・BLIZZAK VRX3
・BLIZZAK VRX2
・BLIZZAK DM-V3
・BLIZZAK RFT
スタッドレスタイヤ
・ICEPARTNER 2
オールシーズンタイヤ
・MULTI WEATHER
「Mobox」の申し込み方法
Moboxの申し込みはオンラインで可能です。
車種やタイヤサイズから検索し、タイヤ・プランを選択します。
また、前後輪でタイヤサイズが違う場合も対応可能となっているので、ご希望の店舗にてご相談ください。
全国の『COCKPIT』・『タイヤ館』にて取り付け・メンテナンスまでおこなってもらえます。
まとめ
現在、サブスクのサービスを提供する会社が多くなり、車業界にも浸透してきました。
大きな出費になりがちなタイヤのサブスクを利用することで、月々の支払いも抑えることが可能です。
タイヤ交換を考えている人は、多くの補償やメンテナンスが付いている『Mobox』を検討してみてはいかがでしょうか。