車載WiFi「パイオニア DCT-WR100D」について
車での移動が多くなった今、車専用のWiFiに人気が集まっています。
車載WiFiというと、何かと設定やら取り付けやら複雑そう…と思う方は多いと思いますが、取り付けから利用まで簡単にできてしまいます。
車内に長い時間いる場合、音楽をかけたり動画を見たりナビをスマホアプリを利用したりしている人にとって、通信料やデータ容量が気になるかと思います。
そこでパイオニアが販売している車載WiFi「DCT-WR100D」について詳しく解説していきます。
車載WiFiと普通のWiFiとの違い
一般的なWiFiとの違いはあまりなく、車専用に作られているWiFiは、モバイルWiFiより通信状況も安定していて早いのが特徴。
車での移動時にモバイルWiFiを利用する人もいるかと思いますが、モバイルWiFiの場合は通信速度が気になったりデータ容量が決まっている場合が多いです。
そこで車載WiFiにすると、データ容量を気にせずとも使い放題であり、シガーソケットに差し込むだけで利用できる点が魅力的です。
車載WiFiは家で使える?
気になる人が多い点の一つである「車載WiFiは家で使えるのか」。
結果としては家では使えません。
エンジンをかけている間は利用できますが、停車中に60分以上経過してしまうと自動的にWiFiはオフになってしまいます。
また、車外にWiFiを持ち出したり停車中の衝撃を検知した場合はWiFiが自動的にオフになります。
車載WiFiを利用するメリット
車載WiFiを利用するメリットは、簡単に接続や設定ができることや、通信環境が安定している点です。
また、データ通信量の制限はないので通信料を気にすることなく利用できます。
ドコモのLTE回線を利用しているので、全国で快適かつ安全に利用できるのもうれしい点です。
また、最大5台まで利用できるので、同乗者の方にも気軽に利用してもらえます。
そこで気になるのが利用料金。
ルーター本体とプラン料金について見ていきましょう。
車載WiFiの料金
一般的なモバイルWiFiの料金は月額換算して4,000円~が基本的な料金で、対して車載WiFiの料金は2,200円~ととても安くなっています。
また、1日プラン・30日プラン・365日プランとプランが3つあり、用途に合わせて選ぶことが可能です。
1日プランは550円・30日プランは1,650円・365日プランは13,200円で、事務手数料や解約違約金は無しとなっています。
それ以外にかかる費用は、WiFiルーター本体の費用です。
WiFiルーターは27,500円となっています。
例えば365日プランを2年間契約するとなった場合、月額2,246円で使い放題となります。
また、最低利用期間も無いので、気軽に利用できます。
車載WiFiの設定方法
車載WiFiの設定はとても簡単。
まず、WiFiルーターの本体裏にあるバーコードをスマホで読み取り、「ご契約者様情報登録」というページにて申し込みをします。
その際、dアカウントが必要になります。dアカウントについてはドコモ会員でなくても取得可能です。
そしてマイページにて利用期間を選択し、支払い手続きをして利用開始ができます。
車載WiFiの取り付け方法
車載WiFiの取り付け方法は、車のシガー電源にソケットを挿し、本体を固定するだけです。
あらかじめ、貼り付け位置については決めておくと便利です。
両面テープ又は面ファスナーで貼り付けます。
貼り付ける箇所については、細かい角度や向きがあるので注意が必要。
取り付けが完了したら、正常に起動するか確認しましょう。
車載WiFiの利用方法
WiFiに接続する際、WiFi本体の裏面又は取扱説明書に貼付されているラベルのSSIDとパスワードを利用して接続することができます。
または、シガーソケットを抜き差しするかリセットボタンを3秒間押して再起動することによって接続することも可能です。
同乗者が利用する場合を見据えて、メモをしたり写真を撮っておくと便利です。
車移動や遠出をする人におすすめ!
車載WiFiは、車移動の多い営業職などの方・遠出をよくする方・車での子供の送り迎えの多い親御さんなどにおすすめできます。
急遽送らなければいけない書類があったり、すぐに対応しなければいけない案件があったりした場合にWiFiがあるととても便利です。
通信量を気にせず動画や音楽を楽しめたり、ふとした隙間時間にネットサーフィンができたりするのはとても嬉しいもの。
また、プライベートモニターであるサイバーナビも同時に利用することでリアシートに座らせているお子様や同乗者を楽しませることもできます。
ネットで購入することも可能ですし、オートバックスやジェームスなどカー用品店で購入できる場所もあります。
車載WiFiを導入して、快適なカーライフを送りましょう。