【大迫力】グリルがデカすぎる…! BMW・新型4シリーズのグリルが巨大化した理由。

BMWの新型4シリーズ クーペ!


今回は2020年の10月16日に発表されたBMWの新型4シリーズ

「 BMW・4シリーズ・クーペ」を紹介していきたいと思います。

ドイツ御三家のBMW社から新しく提案された非常に美しいクーペスタイルの車で、今回のモデルで2代目となる4シリーズクーペとなっています!

BMW M440i x Drive Coupeのスペックは?

基本スペックとしては全長4775mm・全幅・1850mm・全高1395mmの装いで、最高出力387ps、最大トルク500Nmのポテンシャルを持つ3Lの6気筒ターボエンジンを搭載しています。

エクステリアはスポーティーで美しいクーペスタイルを兼ね備えている一方、インテリアは高級車らしくラグジュアリーな雰囲気が漂うものとなっています。

議論を巻き起こした原因は「フロントグリル」


BMWの車といえば、フロントに装着されている2つの「キドニーグリル」が特徴的なものですよね。

「キドニー」とは英語で「腎臓」を意味しており、フロントグリルが人体の腎臓の位置関係に似ているという理由からこのような名称が付けられました。

1933年、同社初の4輪自動車に採用して以降、BMWを象徴する伝統的なデザインともいえるものです。

最近ではセダン・クーペ系のモデルは横長に、SUV系のモデルは縦長の傾向があったBMWでしたが、今回紹介している新型4シリーズ・クーペモデルはなんと

これまでと全く異なるデザインが採用されたのです…!

これまでのデザインを考慮すると、縦方向に大きく非常に大胆なデザインですが、ネットの反応を見てみると…?

(Twitter・YouTubeのコメントより)

「なんだこれ、かっこいいと思う人いるの?」

「BMWファンだったが、流石にこれはダサいと言わざるを得ない」

「現時点で、映像を通して見ると微妙だと思うけど、実物を見たらかっこいいと感じそう」

「BMWにとっては大きな賭けに出ましたねぇ〜」

などやはり大きく意見が分かれている印象を受けました。

BMW社の狙いとは・・・?


BMWのホームページに掲載されているプレスリリースによるとデザインについては

「新型BMW 4シリーズのスポーティかつエレガントなデザインに加え、Mパフォーマンス・モデル専用色となるセリウム・グレーをキドニー・グリル、エア・インテーク、エア・ブリーザー、ミラー・キャップに採用することで、ハイ・パフォーマンス・モデルとしての存在感と個性を演出している。また、トランク・リッドには、Mリア・スポイラーを装備し、空力特性を高め、高速走行時の安定性を向上させている。」

との記述がありました。

確かに今回の車、キドニーグリルのデザイン以外は、いわゆる「王道のクーペスタイル」と言えます。

それに対してフロントのキドニーグリルのデザインを大きく変えることで走行性能を向上させ、4シリーズ・クーペならではの個性を出したということでしょうか。

結果的にこのデザインは「アリ」なのか?「ナシ」なのか?


BMW社製の車にとって重要なシンボルである「キドニーグリル」

これまでとは大幅なデザインの変更があったものの、上記で紹介したように「議論を巻き起こした」という意味においてBMW社は成功したといえるのではないでしょうか。

賛否両方の意見があるものの、ひとつの車のデザインについてかなりの注目を集めているのは事実です。

BMW社の今後のデザイン方針はどうなるのか…! 引き続き追っていきたいと思います。

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