最近日本で普及してきた自動車と言えば何を思い浮かべるでしょうか。おそらくハイリッドやEVが一番最初に出てくる人が多いと思います。日本では普及しているハイブリッドやEVですが、実はヨーロッパではあまり普及しておらずディーゼル車が主流です。ディーゼルが主流ということはディーゼル車にはそれだけのメリットがあるということ。今回はそんなディーゼル車のメリットとおすすめの外車について全部で5つ紹介していきます。
ディーゼル車のメリットとは

燃費が良い
ディーゼル車のメリット一つ目は燃費が良いということ。少し意外に思われる方もいるかもしれませんがガソリン車に比べてディーゼル車は平均して15%ほど燃費が良くなっています。これは工程の違いで、一般的なガソリンエンジンは空気とガソリンを混合気を圧縮しスパークを発生させることで燃焼しますが、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンよりもさらに高圧縮し、空気を高温にすることで混合気を自然着火させます。ディーゼルエンジンの方が熱効率が良く、効率よくエネルギーを取り出せるため、燃費が良いのです。また、使う燃料も軽油のため、燃料代自体も抑えることができますね。
トルクがある
次にトルクがあるということ。ディーゼルは軽油ということは先ほどお話しましたが、この燃料の違いがトルクに出ています。軽油の方がガソリンに比べてカロリーが高いため、燃焼した時の効果は高くなり結果としてエンジンとしてのトルクは大きくなります。ただ、このトルクは低速時は力を発揮するのですが、高回転になればなるほど燃焼効果は落ちていくため、一概にずっとパワーがあるとは言えません。
こんな人におすすめ
ディーゼルは全体的に平日は近場で使い、休日はアウトドアにいくという人におすすめです。燃費が良いため、近場の買い物や仕事にも使えますし(車体自体は大きくなってしまいますが)休日のアウトドアにはトルクのあるエンジンでオフロードなども問題なく走れます。ただ、価格的にはどうしてもガソリン車に比べて高くなってしまうので、軽油などの燃料代なども考えて、長く乗ろうと考えている人におすすめです。

ディーゼル搭載のおすすめ外車5選
ランドローバー レンジローバー イヴォーク


イギリスの自動車メーカー、「ランドローバー」のレンジローバー イヴォーク。イギリスというだけあってスタイリッシュな外装デザインにトルクのあるディーゼルエンジンが搭載されています。この車は内装のデザインも大きな特徴です。内装はスイッチ類をほぼ全て液晶にし、エンジンを切ると全ての表示が消えるので、イギリスらしい高貴でスタイリッシュなインパネ周りに仕上がっています。価格はガソリン車が495万円〜、ディーゼル車が574万円〜です。
アウディ Q5

ドイツの高級自動車メーカーであるアウディ。そのSUVモデルのQシリーズであるQ5。アウディと言えば独自の四駆システムである「クワトロ」が有名ですが、その四駆とディーゼルの相性は抜群です。特にアウトドアによく行く人にとってはかなり心強いタッグでしょう。Q5はそのデザインももちろん良いのですが、実は燃費も非常に良く、ガソリン車でも13.9km/L、ディーゼル車では15.6km/Lとなっています。街中で乗るのにも全く問題ない燃費ですね。また、ガソリン車よりもディーゼル車の方が安いという珍しい価格設定でガソリン車が700万円〜、ディーゼル車が649万円〜となっています。
プジョー 3008
