【BMW 1シリーズ】躍動感のあるFR車の気になる燃費とそれを支える技術 

BMW1シリーズは、クーペやハッチバックのボディに分類されるCセグメントに属する車で、人気車種の3シリーズのコンパクトハッチバックの後継を担っています。今回は、BMW1シリーズの気になる燃費について、その概要と特徴、装備などと共に詳細に御紹介していきます。

BMW 1シリーズとは

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/1-series/5-door/2017/design.html

1シリーズとは、BMWのコンパクトハッチバック車であり、同じCセグメントの中では唯一の後輪駆動(FR)車でもあります。どのメーカーもコンパクトハッチは前輪駆動車(FF)への移行が進んでいる中、後輪駆動システムを採用する1シリーズは世界でも貴重な車です。2004年10月に初代1シリーズとして日本向けハッチバックの5ドアモデルで販売されました。エンジンは、1.6L直列4気筒エンジンと2.0L直列4気筒エンジンの2種類が採用されており、6速ATが組み合された右ハンドル仕様となっていました。2005年には、3.0L直列6気筒エンジンを搭載する130iグレードの6速MTが右ハンドル仕様で発表されています。2007年には1シリーズのカブリオレが日本でお披露目され、翌年2月にはクーペモデルが日本向けに発表されました。このクーペには、3.0L直列6気筒ツインターボエンジンが搭載された他、トランスミッションには6速MTが標準装備されています。第二世代(2011年~)は、ヨーロッパで2011年にガソリン・ディーゼルの2タイプの5ドア車として販売が開始されました。

BMW 1シリーズの気になる燃費

BMW 1シリーズガソリン車の燃費

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/topics/brand-and-technology/technology/efficient-dynamics/twinpower-turbo-engines.html

現行型のBMW 1シリーズのエンジンは全車にターボを装着しています。ガソリン車には1.5リッターの直列3気筒エンジンと2リッターの直列4気筒エンジン、3リッターの直列6気筒エンジンの3種類があります。118iスポーツモデルの燃費はガソリン1リットル当たり18.1kmであり、120iモデルの燃費は15.9km・M140iモデルの燃費は13.4kmとなっています。118スポーツにおいては、ガソリン1リットルで18.1kmも走る計算なので、装備や性能の高さと比較しても低燃費であると言えますが、使用する燃料はプレミアムガソリンとなるため走行に係る費用は若干高めとなります。

BMW 1シリーズクリーンディーゼル車の燃費

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/topics/brand-and-technology/technology/efficient-dynamics/twinpower-turbo-engines.html

1シリーズのディーゼルエンジンにおいては、最高出力が150馬力(4,000回転)、最大トルク32.6kg‐m(1,500回転~3,000回転)と強力であり、この最大トルクはターボエンジンを装着していない3リッタークラスのガソリンエンジンと同等レベルとなります。ディーゼル車の気になる燃費はと言うと、軽油1リットルに付き22.2kmと非常に低燃費を実現させています。JC08モード燃費(より実際に走行時に近付けた燃費測定方法)を主体に、ガソリン車と比較計算した場合、ディーゼル車の燃料代はスポーツタイプのハイオクガソリン車の64%程度のコストで済むことになります。

パワーと燃費のバランスを調律したテクノロジー

俊敏なパワーと高い燃費性能を発揮するBMWツインターボエンジン

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/topics/brand-and-technology/technology/efficient-dynamics/twinpower-turbo-engines.html

BMW 1シリーズに搭載されているツインターボエンジンは、低回転域においても優れた俊敏性で高効率のレスポンスを発揮します。これはエンジンが3気筒・4気筒・6気筒であっても、又燃料がガソリン・ディーゼルであっても同等のアクセルレスポンスを発揮されます。これがBMWの持つ自慢のエンジンです。特にガソリンエンジンにおいては、「インターナショナルエンジンオブザイヤー」にて大賞を2年連続で受賞している等、世界的にも高い評価を受けています。ツインスクロールターボチャージャー・バルブトロニック・ダブルVANOS・高精度ダイレクトインジェクションシステムを採用することで、高効率のレスポンスを実現させています。これが高い燃費性能にも寄与しています。

BluePerformanceテクノロジーで高燃費を実現

ディーゼルエンジンは、排出ガスの低減を実行すると共に、課題である静粛性にも貢献しています。これは次世代型のコモンレールダイレクトインジェクションシステムと、エンジン回転数による過度な給圧を最適に制御する可変ジオメトリーターボチャージャーを組み合わせるものです。又、最先端の排出ガス処理技術により、日本の排出ガス基準(世界最高水準)である、ポスト新長期規制にも適合しています。粒子状物質除去フィルターがすす等の有害物質を吸着した後、エンジン制御で燃焼・除去します。触媒システムは、排出ガス中に尿素水溶液を噴射し、窒素酸化物を水と窒素に還元することで可能にしています。

燃費に優れる8速スポーツオートマチックトランスミッション

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/topics/brand-and-technology/technology/efficient-dynamics/twinpower-turbo-engines.html

BMW 1シリーズの8速スポーツオートマチックトランスミッションは、スポーティな走りを実現させる為に搭載されています。ギヤ比が入念に設定されていることによって、低速走行時から高速走行時まで、最適なパワーを的確かつスピーディに路面へと伝えることができます。それによって燃費を大幅に削減させることが可能とっているのです。又、その一方では、FR車らしいスポーティーでダイナミックな走りを、存分に楽しむことができます。それを最も感じられるのが、高速走行時です。走行中は、多段化によってエンジン回転数を抑えることが可能なため、燃料消費量を低減できると共に、静粛性を向上させることもできるため、静かで快適なドライビングが楽しめます。

多彩なドライビングモード

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/topics/brand-and-technology/technology/efficient-dynamics/twinpower-turbo-engines.html

8速スポーツATには多彩なドライビングモードが搭載されており、道路状況や速度によって切り替えが可能です。スポーツプラスモード(Sport・M Sport・M140iのみ)は最高のパフォーマンスを楽しみたい時に最適なモードです。スポーツモードではより硬めのダンパーセッティングとなるためダイレクトなハンドリングが体感できます。更にコンフォードモードは、回転数を低減するギアシフトが作動するため、荒れた路面での揺れが軽減されます。ECO PROモードでは、エンジン反応やシフトタイミングが最適化される他、オートエアコン等の作動も効率的に制御されることから、低燃費を向上させることが可能です。

まとめ

BMW 1シリーズは、BMWの車種の中でも非常に人気の高い3シリーズを受け継ぐ、コンパクトハッチバックタイプの後輪駆動車であり、前輪駆動車が主流となっている現在では貴重なタイプです。燃費性能に優れているだけでなく、力強いBMWらしい走りを実現しています。コンパクトで日本の道路事情にも適したサイズである1シリーズは、BMWシリーズの中でもオススメの1台です。

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