フィルムアンテナは、初期装備のアンテナの受信状況が悪くても、受信環境を良好にできるアイテムです。この記事では、フィルムアンテナの3つの取り付け手順や取り付ける際の注意点などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
フィルムアンテナとはなにか?
フィルムで車のフロントガラスやリアガラスに取り付ける、車載カメラやカーナビ用の針金状の細い受信用アンテナがフィルムアンテナです。非常に薄くサイズも10cmほどで、所定の位置に取り付けて使用します。
ガラス交換の際には、フィルムアンテナは使いまわしができないため、新しいフィルムアンテナを購入する必要があります。
初期アンテナの受信状況が悪い時に使う
フィルムアンテナは、初期装備のアンテナの受信状況が悪い場合に使うものです。
フィルムアンテナは必ず設置するものではなく、最初から備え付けられているアンテナでは受信状況が悪い場合に用いるものです。そのため、問題なく電波が受信できている場合、使用する必要はないでしょう。
車内テレビで複数チャンネルを視聴したいときに使える
フィルムアンテナは、車内テレビで複数のチャンネルを視聴したい場合にも使用します。
初期装備のアンテナで問題なく受信できていても、複数チャンネルを受信するのは難しいでしょう。そのため、車内テレビで複数のチャンネルを視聴したい場合は、フィルムアンテナを導入しましょう。
フルセグ対応のフィルムアンテナを導入することで、フルセグ視聴も可能になります。

フィルムアンテナの3つの取付手順

フィルムアンテナの3つの取り付け手順をご紹介します。
フィルムアンテナをはじめて使う場合、どのように取りつければよいのかわからないということもあるでしょう。
ここでは、フィルムアンテナの取り付け手順を解説していきますので、フィルムアンテナを利用する際の参考にしてみてください。
手順1:貼る位置を決める
フィルムアンテナを取り付ける場合は、まずは貼る位置を決めます。
商品の説明書にも記載がありますが、フィルムアンテナを貼る位置はフロントガラスの上の方です。運転中の視界を遮らない位置に貼りつけるようにしましょう。
大体の貼る位置を決めたら、貼りつける位置にテープなどで目印を付けるとよいでしょう。
手順2:貼る部分の汚れを落とす
フィルムアンテナを取り付ける場合は、貼る位置の汚れを拭き取りましょう。
フロントガラスに埃や汚れが付着していると、フィルムアンテナが貼りつきにくくなります。そのため、フィルムアンテナを貼りつける位置が決まったら、貼る部分をきれいに拭きとって汚れを落としましょう。
また、拭き取った後はよく乾燥させるようにしましょう。
手順3:貼り付ける
フィルムアンテナを取り付ける場合は、きれいに貼り付けましょう。フィルムアンテナは一度貼りつけると貼り直すことができません。そのため、貼りつける際には丁寧に貼るようにしましょう。
気温が低い場合、フィルムアンテナの粘着力が低くなるため、冬場などは先にドライヤーなどで温めると貼りつけやすくなります。
手間はかかりますが、失敗しないためにもぜひ実践してみてください。
フィルムアンテナを取り付ける際の注意点5つ
フィルムアンテナを取り付ける際の注意点をご紹介します。
フィルムアンテナは取りつけに特別な工具などは不要で、専門的な知識がなくても取りつけられます。しかし、一度貼りつけると貼り直しができないため、取りつけの際には十分な注意が必要です。
ここではフィルムアンテナを取り付ける際の注意点5つをご紹介しますので、フィルムアンテナ取りつけ時の参考にしてみてください。
取り付ける際の注意点1:説明書をしっかり読む

フィルムアンテナを取り付ける際には説明書をしっかり読みましょう。
フィルムアンテナの説明書には、フィルムアンテナの取り付け位置や向きなどが記載されています。より良好な受信環境を実現するためには、説明書に記載されている通りの位置や向きで取り付けることが大切です。