こんにちは。今回の記事では少しテイストを変えた記事を書きます。
今回のテーマは「車の走行中に助手席のリクライニングを倒す」ことについてです。
特に長距離のドライブになると、運転手が疲れるのはもちろんですが、助手席に座っているだけでも体に疲れがたまることがあります。
そんな時にやってしまう、リクライニングを倒して体を休める行為。多くの人がやったことがあるとは思いますが、実はかなり危険な行為となっています。
今回は、その行為について、安全性、違法性、検挙されるかどうかについて書きます。
安全性
「シートベルトをしていれば寝てても大丈夫でしょ!」と思いながらリクライニングを倒して休んでいませんか?
もしそう思っているのであれば、認識を変えたほうがいいかもしれません。シードベルトは基本的に正しい着座姿勢で利用することで初めて事故の衝撃から守る事ができます。エアバックなどの他の安全装置も搭載されているのが最近の車ですが、基本的にそのような装置もシートベルトをきちんと装着した状態で初めて安全に動作するように設計されています。
リクライニングを倒してシートベルトをした状態で事故を起こすとサブマリン現象という二次被害が起き、事故では大きな怪我を負わなくても、二次被害で大きな怪我をしてしまうということも十分にあり得ます。
シートベルトは基本的に丈夫な素材で作られおり、力をいっぱい込めた所で破れたりしないため、もし乗車姿勢を悪く乗車していて、事故の際に首にシートベルトが巻き付いたなんてことを考えると想像をしたくない結末を迎えてしまうこともあるかもしれません….
もちろん、シートベルトをしないことは論外ですが、シートベルトをしていれば安心と安易な考えをするだけでなく、シートベルトの装着+正しい乗車姿勢で安全性が高まるということを頭においておきましょう。
違法性
基本的に、過度なリクライニングを規制するような法律は今の所ありません。そのため、リクライニングをして、走行中にリクライニングをしていたとしても法律にふれることはないでしょう。実際、道路交通法にはシートベルトの装着方法まで書かれていないため、違法性を問いにくい部分ではあるとは思います。しかし、シートベルトを”装着”するということは、結果的に正しい装着姿勢でないといけないという解釈もできるので、違法性がないからとは言え、きちんと装着していなくてもよいという意味ではないと考えられ。
検挙されるかどうか
違法性のパートで書いた通り、法律に違反するわけではないので、基本的には検挙はされないと考えておいても問題ないです。しかし、拡大解釈もしやすいため、「正しく装着されいない=装着していない」と同義に捉えられれば検挙される可能性はあります。
そのあたりは、警察官によって対応がそれぞれの部分もあるため、確実なことは言えませんが「きちんと装着する」という当たり前のこと、守っていればとくに問題になる部分ではないと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?違法性や検挙される確率はあまり高くなさそうです。しかし、そこは安全を気にして正しい着座姿勢で座るという基本的なことを守りましょう。
事故を起こしてからでは取り返しのつかないことになってしまいます。
また、体がつかれた時は休みながらするお出かけもいいのではないでしょうか?
そんな心の余裕を持ちながら長距離のお出かけを楽しむことができるといいですね。