対向車のヘッドライトが眩しい!6つの原因とすぐできる対処法5つ

車を運転しているときに、対向車や後続車のヘッドライトが眩しいと感じることがあります。眩しいと感じた場合には、前方の視界が悪くなるため、非常に危険です。しかし、そのヘッドライトの光に対しては、いろいろな対処方法があります。

対向車のヘッドライトが眩しいと感じる人が増えている

車を運転しているときに、対向車のヘッドライトが眩しいと感じることがあります。その対向車のヘッドライトが眩しいことで、前方が見えなくなってしまうこともあるので非常に危険です。そのヘッドライトが眩しいと感じる機会は、以前と比べて増えてきています。LEDライトの普及がその理由の一つだと言われています。LEDライトは明るくて、消費電力が少ないというメリットがありますが、対向車にとっては、危険を及ぼす可能性があります。

ヘッドライトが眩しいと感じる6つの原因

ヘッドライトが眩しいと感じる機会が増えた理由の1つとして、LEDライトの普及がありますが、その他にもヘッドライトが眩しいと感じる原因はいくつかあります。ヘッドライトが眩しいと前方が見えなくなってしまうこともあるため、まずはその原因を把握してから対策しましょう。

原因1:ハイビームのまま走っている

車のライトはロービームであれば照射距離は40mほどですが、ハイビームであれば照射距離が100mほどになります。そのため、ハイビームの状態で走っていると、対向車に向けられる光も強く、眩しいと感じてしまうことになります。対向車の多い、明るい街中であれば、多くの車はロービームで走っています。しかし、ハイビームにしたことを忘れていて、ロービームに戻し忘れるということはよくあります。

原因2:ヘッドライトの光軸調整をしていない

LEDのヘッドライトには外観がお洒落な物も多いです。そのため、社外品のLEDヘッドライトに交換するという人もいます。しかし、社外品のLEDヘッドライト光軸のズレや、カットラインの質などによって、ロービームでも眩しいと感じてしまうことがあります。LEDヘッドライトには光軸を調整する機能が付いた車もありますが、そのような機能がついていない場合、調節を行っていないことで眩しいと感じる場合があります。

原因3:積載量による車の沈み込み

乗車状況や積載量とその置き場所によっては、車体が沈み込むことで、車の姿勢が変わってしまうことがあります。光軸が正しくても、車の姿勢が変わり、カットオフラインが上を向いてしまうことで対向車が眩しいと感じてしまうようになります。このような場合には、レベライザーで照射方向を調整する必要があります。

原因4:雨天時などの光の乱反射

雨が降っている日には道路に水が溜まります。また、雨があがってもしばらくは道路が濡れた状態が続くことが多いでしょう。そのような状況では、ヘッドライトの光が濡れた道路に反射することで、眩しいと感じてしまうこともあります。また、雨が降っている最中では、自車が放つ光と対向車の放つ光が反射して、視界が悪くなってしまうこともあるので注意が必要です。

原因5:LED・HIDライトの普及

先に述べた通り、対向車のヘッドライトが眩しいと感じる機会が増えた理由の1つにLEDヘッドライトの普及があります。また、輝度が高く、白っぽく光る高輝度放電式ライトも増えています。これらは、ハロゲンライトと比べると、明るいので運転手側は安全に運転をすることができます。しかし、その明るくなったライトによって、対向車の運転手は眩しいと感じてしまうことがあります。

原因6:ヘッドライトの配光特性の変化

最近の車では、ヘッドライトの光を一定範囲内に集中させることで、光で照らす部分とそうでない部分がハッキリするようになりました。また、光を集中させているので、それだけ光も強くなります。さらに、従来のものより明るいLED・HIDライトも普及していることから、車の姿勢によってはロービームでもハイビームと変わらないように見えてしまうことがあります。

対向車や後続車のヘッドライトが眩しいときの対処法5つ

対向車のヘッドライトが眩しい場合は、前方が見えなくなってしまうこともあり、非常に危険です。そのため、頻繁に対向車のヘッドライトが眩しいと感じるという人は、ヘッドライトの光の対処法にはいくつか種類があることを理解し、それらの対処方法を取り入れていきましょう。

対処法1:まずはスピードを落とす

対向車のヘッドライトで眩しいと感じた次の瞬間には前方が見えなくなってしまっているということもあります。そのため、眩しいと感じてから何らかの対処をしようとしても間に合わないこともあります。前方が見えない状況で、速度を上げたまま車を走らせることは危険です。しかし、後続車もあるため、急に車を止めることも危険なので、まずはスピードを落として、何か危険があっても回避しやすいようにしておきましょう。

対処法2:ヘッドライトを直視しない

対向車のヘッドライトが眩しいと感じたときに、そのヘッドライトの方を見てしまうと、さらに眩しく感じてしまうことになります。しかし、光を視界に入れないようにしようとしても、運転中であれば目を閉じることはできません。本来は運転しているときは正面を見ておく必要がありますが、眩しく感じたときは対向車から少し視線をずらすようにして、光が視界に入る量を減らしましょう。

対処法3:防眩ミラーを取り付ける

対向車ではなく、後続車のヘッドライトがミラーに反射して眩しく感じる場合もあります。後ろからの光なので、この後紹介するサンバイザーやサングラス等では遮ることができません。また、後続車のヘッドライトが眩しい場合は、対向車の場合とは異なり、すぐに眩しさが解消されるということもありません。このような後続車のヘッドライトの対策として、防眩ミラーがあります。防眩ミラーを取り付けることで、後続車のライトの眩しさを防いでくれます。

対処法4:ナイトサングラスを使う

サングラスもヘッドライトの光対策に便利です。ナイトサングラスであれば、ヘッドライトの眩しさを抑えながら、曇天時には視界を明るくしてくれるという高性能なサングラスがあったり、メガネの上から装着できるタイプの物などもあります。使いやすい物を見つけて、1つ車に置いておくと便利でしょう。

対処法5:サンバイザーを取り付ける

サンバイザーは、主にお昼や夕方に太陽の光を遮るために使われます。しかし、夕方以降は対向車のヘッドライトの光を遮ることができます。ただし、サンバイザーは運転の視界も遮ってしまうことになります。夜の運転で視界を狭くすることは危険に繋がることもあるため、透過タイプのサンバイザーを車に付けておくと良いでしょう。

ヘッドライトの眩しさを軽減する新技術2つ

ヘッドライトの眩しさが原因で事故が起きてしまうこともあります。そのような事故を減らすために、車にはいろいろな技術や工夫がされています。近年でも、ヘッドライトによる事故を減らすために、新しい技術が誕生しています。

新技術1:オートマチックヘッドライトシステム

ハイビームに切り替えたことを忘れて、ロービームに戻し忘れることは意外によくあります。しかし、オートマチックヘッドライトシステムでは、ロービームとハイビームが必要な状況を車が判断して、自動で切り替えを行ってくれるため、運転手はヘッドライトの切り替えを意識する必要がなくなります。ライトの切り替えを、対向車や先行車だけで判断せずに、歩行者の状況も踏まえて判断してくれるものもあり、歩行者の発見の遅れも防ぐ効果も期待できます。

新技術2:アダプティブヘッドライト

アダプティブヘッドライトも状況に合わせて、車がライトの調節を行ってくれます。また、ロービームとハイビームを切り替えながら、照射範囲や照射部分、明るさまで自動的に調節してくれます。そのため、前方を照射しながらも、対向車や先行車のいる部分には、光が当たらないようにLEDを部分的に消灯します。対向車や先行車は眩しく感じることなく、運転手にとって必要な範囲は明るいままなので、夜間の運転がしやすくなります。

ヘッドライトの特性を理解して安全運転を心がけよう

近年のヘッドライトは明るさが増し便利になってきています。しかし、明るい光を出せるようになったことで、対向車や先行車の運転手が眩しいと感じてしまう可能性も増えました。眩しいと感じた場合には、前方の視界が悪くなるため、非常に危険です。この記事で紹介したように、ヘッドライトの光に対してはいろいろな対策ができるので、自分の運転にあった対策を行い、安全に運転できるようにしておきましょう。


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