快適な洗車をしたいユーザーは必見です。高圧洗浄機を使った洗車は非常にスムーズで、時間を短縮しながらも車を綺麗にすることが可能です。今回は、高圧洗浄機の使い方や注意点もご紹介していますので、ぜひ参考にして愛車の洗車にお役立てください。
高圧洗浄機で洗車するメリット
車を高圧洗浄機で洗車する3つのメリットを紹介していきます。手洗いで行う洗車もありますが、一段と丁寧な洗車をしたい場合には高圧洗浄機を使った洗車がおすすめです。それでは、3つある高圧洗浄機で行う洗車のメリットについて見ていきましょう。普段手洗いで洗車を行っている場合は、この記事を参考に高圧洗浄機と手洗いの比較をしてみましょう。
短時間で洗車できる
手で洗うよりも短い時間で洗車できるのが、高圧洗浄機を使う大きなメリットです。高圧洗浄機での洗車は非常に快適でスムーズです。忙しいときでも短時間で洗車をすることが可能なので、時間をしっかりと作れない方にもおすすめです。家庭用コンセント式や充電式などに分かれているため、どちらが良いかは比較検討をしてみてください。
細かいすき間の汚れも落とせる
高圧洗浄機を使う洗車は、車のすき間の汚れ落としに効果があります。手洗いでは見落としがちな細かいすき間の汚れでも、高圧洗浄機であれば難なく除去することができます。パーツのすき間や車体の裏側など、洗浄する場所により水圧や動力を調整できるため、手洗いでの洗車より楽に、そして確実に汚れも落しやすくなり洗車が楽しく感じられるでしょう。
節水できる
高圧洗浄機は水量の調整ができるため、洗車するときの節水効果もあります。手洗いでの洗車よりは水量が多くなるのが高圧洗浄機での洗車です。ただし、高圧洗浄機には水量の調整機能が備わっていますので、好みの水流やパワーで車を洗車できます。また、水の勢いがあるので短時間で洗車ができ、水道料金が大幅に高まることも少なくなり、コツをつかんでしまえば1台あたり数分で洗車を完了できるでしょう。
高圧洗浄機の使い方
高圧洗浄機で洗車する手順を紹介していきます。高圧洗浄機での洗車は使い方がたくさんありますが、基本的な方法を行うことで愛車に負荷を与えることなく、常に綺麗な状態を維持できます。これから高圧洗浄機を買って車の洗車をする方は、まずは基本的な使い方を把握して、隅々までクリーニングしてみてください。それでは、高圧洗浄機を使った車の洗浄方法を見ていきましょう。
洗車の基本は「上から下」
高圧洗浄機を使った洗車方法の基本は、車の上から下へ向かって洗浄していくことです。車体の足回りには泥汚れが多く付きますが、車体上部からシャワーのようにして使用します。下から上へと洗浄すると、車の上部の汚れがせっかく洗浄した下の方へ流れてしまい、また洗浄しなければいけなくなってしまいます。効率よく洗浄するためにも、上から下に向かって、洗浄するとよいでしょう。
シャンプー前に砂・泥・ホコリを飛ばす
高圧洗浄機を使って車を水洗いすることで、まずは砂・泥・ホコリなどを落とします。水洗いが終わったらシャンプーを使った洗車を開始しますが、いきなりシャンプーを使うと泡で汚れが確認しにくくなり効率的ではありません。まずは水洗いをして車両全体の細かい汚れを落とし、その後にシャンプーを使って仕上げの洗車をする方法がおすすめです。
シャンプー後に泡を洗い流す
シャンプーを使って洗車する場合は、ブラシや雑巾を使って洗車し、最後に高圧洗浄機を使って仕上げます。シャンプーを入れて使える高圧洗浄機もありますが、手洗いでの洗車を併用することで、より確かな洗車ができます。基本的には、シャンプーの泡を洗い流すために、最後に高圧洗浄機を使って水洗いを行います。アタッチメントでブラシを装備できる高圧洗浄機もありますので、洗車をしっかりとしたい方は付属品のチェックもしておきましょう。
高圧洗浄機で洗車するときの注意点3つ
高圧洗浄機を使って洗車を行う場合、3つの注意すべき点があります。非常に便利な機械である高圧洗浄機ですが、使い方を間違えてしまうと車を傷つけてしまうこともあります。車を綺麗に維持するためにも、洗車する際の3つの注意点を紹介します。
注意点1:洗車は風の弱い曇りの日を選ぶ
車を綺麗に保つには、曇っている日の夕方に高圧洗浄機を使った洗車をしましょう。晴天時の洗車は水分の蒸発が早いため、シミが残ってしまうことがあります。シャンプーも同じく、車にシミとして残ることがありますので、曇っている日の日中を避けて洗車するのがおすすめです。また、風が強い日の高圧洗浄機を使った洗車もおすすめできません。なぜなら、周囲へ汚れた水をまき散らせたり、噴射ポイントがずれたりしまうからです。
注意点2:洗車の前に足回りや周囲を洗い流す
高圧洗浄機を使う前に、まずは車の足回りを手洗いしましょう。タイヤなどは汚れがひどいため、ボディーを洗ってからの洗浄だと汚れが飛び散ってしまう可能性があります。とくに時間が経過して固まってしまった泥汚れなどは、まずは水を含ませたスポンジ・ブラシでこすって落としておくことで、スムーズな高圧洗浄機を使った洗車ができるでしょう。
注意点3:劣化したゴムや樹脂部分がないか注意する
高圧洗浄機を使って洗車をする際、車両のゴムや樹脂などに劣化が起きていないかを確認しておきます。高圧洗浄機は非常に強い水流が発射されるため、劣化している部位に余計なダメージを負わせてしまうことがあります。車両を綺麗にするための洗車ですが、水流によって部品を壊してしまうこともあるため、高圧洗浄機を使って洗車をはじめる前には、各部に部品の劣化がないか確認しておくと良いでしょう。
おすすめ高圧洗浄機6選
高圧洗浄機は各種メーカーより豊富な種類が販売されています。用途ごとに洗浄パワーが異なり、デザインも違います。いくつかの商品を比較して、自分の車に合う高圧洗浄機を選びましょう。ここからは、おすすめの高圧洗浄機6選をご紹介します。ぜひ参考にして、お好みの高圧洗浄機を購入し、愛車を洗車してみましょう。
おすすめ1:ケルヒャー「K2 クラシック プラス カーキット」
おすすめの高圧洗浄機1つ目は、ケルヒャーの「K2 クラシック プラス カーキット」です。洗車だけでなく窓の掃除にも使用できる、コンパクトな高圧洗浄機となっています。また、重さが3.9kgと軽量なため、女性でも使用しやすく、持ち運びにも便利です。さらに、洗浄剤をセットできるため、手洗いで洗浄剤を泡立てる必要がなくなり、よりスムーズに洗浄ができるでしょう。1台あるだけで様々な洗浄に使用でき、コンパクトなので収納場所に困らない、高圧洗浄機です。
おすすめ2:ヒダカ「高圧洗浄機HK-1890」
おすすめの高圧洗浄機2つ目は、ヒダカの「高圧洗浄機HK-1890」です。水圧が強く、頑固な汚れをしっかり落としてくれる高圧洗浄機となっています。洗浄力が強いにもかかわらず、洗浄中の音は静かなため周囲の家に迷惑をかけることもありません。さらに、カートのように引きながら移動させることができ、移動も楽にできます。低音・高水圧で、汚れに合わせて噴射角度を調整できるので、1台あれば様々な場面で役立つでしょう。
おすすめ3:リョービ高圧洗浄機「AJP-1520ASP」
おすすめの高圧洗浄機3つ目は、リョービの高圧洗浄機「AJP-1520ASP」です。高圧洗浄機本体以外にも、ブラシやホースが豊富に取り揃えられているのが魅力です。付属品として延長ホースもついているため、コンセントを移動させなくても広い範囲の洗浄が可能になります。縦長のスタイリッシュなデザインのため、狭いスペースでも収納が楽にできます。付属品以外にも、様々なスタイルのブラシやノズルも販売されているので、用途に合わせて購入してみるのも良いでしょう。
おすすめ4:ボッシュ電動工具「高圧洗浄機 UA125」
おすすめの高圧洗浄機4つ目は、ボッシュ電動工具の「高圧洗浄機 UA125」です。パワフルな洗浄力にもかかわらず、軽量でコンパクトに折りたためる高圧洗浄機となっています。また、1つのノズルで3種類の噴射モードに変更できるため、付け替えなどの手間を省くことができます。さらに、大きめのホイールがついているので移動も楽にでき、女性の方でも持ち運びが楽にできます。コンパクトサイズですので狭いスペースにも収納でき、利便度の高い高圧洗浄機と言えるでしょう。
おすすめ5:HiKOKI「コードレス高圧洗浄機」
おすすめの高圧洗浄機5つ目は、HiKOKIの「コードレス高圧洗浄機」です。洗浄力が高いのにもかかわらず、コードレスでどこでも使用できる高圧洗浄機となっています。また、用途に合わせて噴射の種類を変更できるので、洗車だけでなく、エアコンや網戸など幅広く使えるようになっています。コンセントの場所を気にせず、どこでも使用でき、しっかりした洗浄力がある高圧洗浄機となっています。
おすすめ6:アイリスオーヤマ「タンク式高圧洗浄機洗車セット SBT-512NS」
おすすめの高圧洗浄機6つ目は、アイリスオーヤマの「タンク式高圧洗浄機洗車セット SBT-512NS」です。温水を使用できるため、油汚れなどが落としやすい高圧洗浄機となっています。また、洗車中の音も静かなため、周りを気にせずに洗車をすることができます。「タンク式高圧洗浄機」もありますが、「タンク式高圧洗浄機洗車セット」には洗車用の洗剤などもついているため、洗車を考えているのであれば洗車セットがおすすめです。
高圧洗浄機でも取れない汚れはある
高圧洗浄機は手洗いより汚れは落としやすくなりますが、落とし切れない汚れもあります。せっかく高額な高圧洗浄機を買ったにもかかわらず、愛車の汚れが落とせずにがっかりしないためにも、高圧洗浄機では取り切れない汚れについて理解しておきましょう。
油性の汚れや水垢など
高圧洗浄機の威力でも、油性の汚れや水垢は落ちないことがあります。とくに時間が経過してしまった油性の汚れや水垢は、高圧洗浄機を使っても取り切れないことが多いです。高圧洗浄機は、車両の表面に付着した泥汚れやホコリに抜群の洗車効果を発揮する機械です。そのため、付着したての油性の汚れや水垢は落ちることもありますが、日数が経過している場合は専用の洗剤を使って洗ったあと、高圧洗浄で洗うと良いでしょう。
億劫だった洗車も高圧洗浄機でお手軽に!
今回は、高圧洗浄機を使うことで手軽に車の洗車をする方法をご紹介してきました。手洗いと違い、強力なパワーで車の汚れを除去できるのが高圧洗浄機の魅力です。コードレスや、付属のブラシが多いものなど、様々な種類があります。1台あれば様々なものの洗浄に使用することができるので、目的に合った1台を選んでください。高圧洗浄機を使うことで、より快適で効率的な洗車ができるので、1度試してみてください。