ご当地やオリンピック・パラリンピック特別仕様の図柄入りナンバープレートとは

最近、街でよく見かけるようになった図柄入りナンバープレート。オリンピック・パラリンピックなどをモチーフにしたものや各地域を表すようなデザインのナンバープレートなど様々なものがあり見ていて楽しいですよね。そんな特別仕様ナンバープレートやご当地ナンバープレートについてみていきましょう。

ご当地ナンバープレートとは

ご当地ナンバープレートの歴史

アメリカ

ナンバープレートの発祥はアメリカだと言われています。19世紀末頃アメリカでは馬車の使用者が多く、誰の馬車なのかわからなくなってしまう為に所有者を明確化しようとした結果ナンバープレートを馬車に付けるようになりました。その影響で自動車にもナンバープレートを付けらるようになったのが始まりです。アメリカのナンバープレートはライセンスプレートと言われており、色やデザインは各州によって違ったり同じ州でも区域によって異なることや自動車の発行年代によって違ったりしています。また、ナンバープレートにはその土地独自の文化や建物、動物や自然などその土地を表すようなデザインが施されておりカラフルでとてもおしゃれなものばかりです。

日本

日本では、交通ルールがまだしっかりと決められていなかった1907年頃からナンバープレートを付けるようになりました。この頃、道路での交通事故などが多く自動車の所有者を明確化させるためにナンバープレートを付けることが義務付けられました。アメリカのように、その土地独特のナンバープレートが付けられるようになったのは2018年10月からで意外と最近のことなのです。日本ではまだ数は少ないですが、海外ですと現在ではほとんどの国でナンバープレートを付けることが義務付けられているので、海外旅行に行った際などにその国特有のナンバープレートを見てみるのも楽しそうですね。

ご当地ナンバープレートの意味

ご当地ナンバープレートは地域活性化を目的とした走る広告塔として、日本では2018年10月01日から交付が開始されました。その土地の観光地や名産などを図柄とし、その図柄のナンバープレートを付けた車が様々な場所を走ることで、その地域の魅力を全国に発信することができるのではないかと考えられて導入されました。その為、図柄にはその土地を表すようなものが施されています。例えば、山形のご当地ナンバープレートには名産のさくらんぼの図柄が施されていたり、長岡のご当地ナンバープレートには有名な長岡花火大会の図柄が施されていたり、静岡や山梨のご当地ナンバープレートには富士山が施されるなど、その土地の魅力を表すものがナンバープレートに施されています。

ご当地ナンバープレートの種類

第1弾41地域

第1弾としてご当地ナンバープレートが初めて導入されたのは東北6地域・関東9地域・北信5地域・中部4地域・近畿3地域・中国4地域・四国4地域・九州6地域の計41地域です。

https://www.graphic-number.jp/html/GKZA0801.html#01

第2弾17地域

そして第2弾として2020年5月11日よりご当地ナンバープレートとして新たに導入されたのが北海道2地域・東北2地域・関東7地域・北陸信越1地域・中部2地域・近畿1地域・中国1地域・四国1地域の計17地域です。

https://www.graphic-number.jp/html/GKZA0801.html#01

ラグビーやオリンピック・パラリンピックの特別仕様

ご当地ナンバープレートとは別に、ラグビーワールドカップやオリンピック・パラリンピックなどの世界的な大会が日本で行われる際に、大会エンブレムやその大会に合ったデザインが施されたナンバープレートを付けられるようになりました。特別仕様ナンバープレートに寄せられた寄付金は世界的な大会で多くの人が訪れる中で、安全に移動できるようにする為の交通整備などの交通安全の面や大会運営資金などに使われます。ご当地ナンバープレートは特に申し込み締め切りなどは設けられていませんが、特別仕様のナンバープレートには申し込み締め切りが設けられており、大会が終わってしまうと申請することができません。一度申請をして変更されたナンバープレートは任意の変更や廃車になるまで使用することができる為、次いつ日本で行われるのかわからない4年に1度のオリンピック・パラリンピックの特別仕様ナンバープレートをこの機会に是非申請してみることをお勧めします。

ご当地ナンバープレートへの変更方法

対象車両

全ての自動車が図柄入りナンバープレートを付けられるわけではありません。図柄入りナンバープレートを付けることができるのは自動車検査証に記載されている自動車の種別が小型・普通・大型特殊いずれかの登録車の自家用と事業用又は、自動車検査証に記載されている自動車種別が軽自動車の自家用のみです。事業用の軽自動車と自家用、事業用関係なく二輪車は図柄入りナンバープレートを付けることができません。

料金

ナンバープレートを変更するのにかかる料金は変更手続きなどの手数料と寄付金です。変更手続きなどの手数料は申請する地域やナンバープレートを変更する車の種類によってナンバープレートの大きさが変わる為、手数料も変わってきます。東京都で大型の自動車のナンバープレートを変更するには1万円くらいです。地域や自動車の種類によっても手数料は変わりますので自分の乗っている車のナンバープレートを変更するには手数料がどのくらいかかるのか調べることをお勧めします。寄付金は1000円から100円単位で寄付できます。1000円以上寄付をした場合のみフルカラーの図柄入りナンバープレートが選択肢に含まれます。寄付金はその地域の観光事業や交通改善などに活用されます。

申し込み

自動車検査協会などの窓口やネットでも申し込みはできますが今回はネットからの申し込み方法をご紹介します。ネットから「図柄ナンバー申込サービス」を利用して申請を行うのが簡単です。まず、図柄ナンバー申込サービスのサイトから申込を行います。ここでは、自分の名前や電話番号、交換申請に関する連絡を取れるメールアドレスなどを入力します。申し込みが完了すると登録したメールアドレスに確認メールが届きます。そのメールの中にあるお客様専用ページより、自動車の種類や自動車検査証の情報などを入力したり、どのくらいの金額の寄付を行うのかやペイジー決済又はその他銀行振込を行うのかなどの支払い方法に関する選択などを行い登録し、申し込み完了です。

交付

申し込みが完了し入金が確認されると交換申請書がダウンロードできますので、それをダウンロードし印刷をしましょう。申請するのに必要なのが印刷した交換申請書・自動車検査証・現在使用中のナンバープレートです。必要な書類などを持ち、運輸支局や軽自動車検査協会事務所などに書類の確認をしてもらいます。そして予約センターや関係団体窓口でナンバープレートを交付してもらいます。入金確認後、土日祝日を除いた約10日程度で交付されます。そして交付可能期間は交付可能になった日から1ヶ月間です。忘れずに受け取りに行きましょう。

思っているよりも簡単にナンバープレートを交換できますし、フルカラーのナンバープレートを付けている人はまだ少ないので特別感がありますよね。この機会に是非ご当地ナンバープレートや特別仕様ナンバープレートに交換してみるのはいかがでしょうか。

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