フィアット500の維持費内訳8つ|イタリアンデザインカーの維持費は?

フィアット500というおしゃれでかわいいイタリア車をご存知ですか。イタリア車と聞いて、維持費が高そうと思った方はいませんか。フィアット500はそのシリーズによって維持費は大きく異なります。それでは、フィアット500の魅力を見ていきましょう。

フィアット500とは?

フィアット500とは、イタリアの自動車メーカーフィアット社が1936年に生み出し今もなお世界中で愛されるコンパクトカーです。

フィアット500の「フィアット」は社名で、Fabbrica Italiana Automobili Torino(トリノ自動車製造会社)の頭文字をとったFIATからきています。

フィアット500の魅力

フィアット500の魅力は大きく分けて「デザイン」と「乗り心地」の二つです。

デザイン面では、全体的に丸みを帯びていて小さくかわいらしい外観と、こちらも曲線を多く取り入れた新しくもレトロな雰囲気を味合わせてくれる内観が好評です。また、エンジンの音や振動が大きく、昔ながらの雰囲気を楽しめる乗り心地も人々を魅了します。

フィアット500の維持費内訳8つ

これまでフィアット500の魅力を大まかに伝えてきましたが、車を所有するにはある程度の維持費が必要です。ここではフィアット500を所有するうえで必要な維持費を8つに分けてご紹介していきます。

また、維持費の目安をご紹介するときがありますが、所有したいフィアット500の種類によって変わってくるものもありますので、是非購入したい自動車にかかる維持費を計算してみてはいかがでしょうか。

フィアット500の維持費内訳1:自動車税

維持費の1つ目は自動車税です。自動車税とは毎年4月1日時点での自動車の車検証上の所有者に対してかかる税金で、用途や総排気量によって税額が変わります。

自動車税は維持費の中でも大きな割合を占めており、フィアット500は用途区分的には自家用乗用車なので、総排気量が1リットル以下だと25,000円、1リットル超~1.5リットル以下だと30,500円です。

なお、記載されている金額は2019年10月の税制改正後の金額です。

フィアット500の維持費内訳2:重量税

自動車重量税は、車検証の有効期限分をまとめて支払う税金で、自家用乗用車の場合は車両の重さによって税額が変わり、維持費に差が出やすい税金です。重量税を支払うタイミングは、新車登録時、その3年後の初回車検時、そしてそれから2年ごとずつの車検時です。

重量税は新車時から12年経過するまで0.5トンごとに4,100円/年かかり、その後13年、18年経過するごとに金額が上昇します。

フィアット500の維持費内訳3:車検費用

車検は、自動車やバイクが道路を安全に走ることができる状態なのか、一定期間ごとに国が検査する制度です。

車検は主に「点検」「整備」「検査」「登録」の4段階があり、検査と登録にかかる金額は定められているので、「点検」と「整備」のみ車検を依頼する会社によって異なります。つまりここでも、維持費は大きく変わってくることになります。

フィアット500の維持費内訳4:自動車保険料

自動車保険は交通事故に備えておくものです。任意保険料に関しては、運転者の年齢や、加入する保険の種類によって幅広くなっており、愛車の維持費を考える上では、よく検討すべきものとなっています。

是非さまざまな自動車保険会社をチェックしてみてください。

フィアット500の維持費内訳5:駐車場代

駐車場代は、自宅に駐車場があるかどうか、自宅の場所がどこかによって金額が異なるので、自宅の周りの相場を確かめましょう。

また、屋根がついていたり舗装されていたりするような条件の良い駐車場の場合、金額が高いこともあります。

フィアット500の維持費内訳6:オイル交換費用

エンジンオイルは、JAFによると、1年毎、もしくは1万5,000km走行毎に交換が必要だとされています。

ガソリンスタンドやカー用品店・ディーラーなどのプロに依頼する、もしくは自分で交換するなどの方法がありますが、一般的にディーラーに頼んだ場合に金額が高くなる傾向にあります。

エンジンオイルを交換しなければ、フィアット500がどれほど素晴らしいエンジンを積んでいたとしても本来の性能が発揮されません。また放置したままだと車両火災につながる恐れもあります。エンジンオイルの交換は忘れずにしましょう。

フィアット500の維持費内訳7:タイヤ交換費用

タイヤ交換は交通事故などを防ぎ、自分の命を守るうえでとても大切です。フィアット車に適合する主なタイヤブランドに「MICHELIN」と「PIRELLI」が公式サイトにて紹介されています。

そのほかにも多くのブランドはありますが、その値段は幅広く設定されています。愛車の維持費を抑えるためにも、自分の運転する目的や地域に合ったタイヤ選びを行いましょう。

フィアット500の維持費内訳8:メンテナンス代

維持費内訳の最後はメンテナンス代です。メンテナンスの内容としては、オイルフィルター交換や冷却水交換、ブレーキフルード交換などがあります。

これもまた維持費のなかで大きな割合を占めるものです。メンテナンスは自分の大切な愛車を長く守る大切なものです。定期的にしっかり行いましょう。

フィアット500の特徴

フィアット500を所有するうえでの維持費をご紹介しましたが、やはりそれなりの維持費が必要だとわかりました。

「フィアット500がほしい」というあいまいな気持ちで購入を検討する前に、フィアット500の特徴を理解した上で「ここが好きだから、このシリーズのフィアット500がほしい」というように意思を固めることをおすすめします。

ここではフィアット500の特徴を細かく見ていきましょう。

フィアット500(チンクエチェント)

上記で紹介した通り、フィアット500の魅力はデザインと乗り心地です。コンパクトなデザインによって、曲がり角の多い道でもすいすいと快適に運転することができます。

またデザイン性だけでなく、乗る人の安全をしっかり守ってくれるのもフィアット500の魅力の一つです。車体には7つのエアバッグが搭載されていたり、ドライバーによるミスシフトを防ぐシステムが導入されていたりします。

フィアット500C(チンクエチェント シー)

フィアット500cの特徴は何と言っても、そのかわいいフォルムをそのままに開閉可能な屋根を装備していることです。布製の幌はスイッチを押すだけで簡単に開くことができます。

またカブリオレ化に伴う重量の増加により、いくらか揺れの少ない落ち着いた乗り心地の運転ができるようになっています。

フィアット500X(チンクエチェントエックス)

フィアット500Xは、フィアットが初のスモールSUVです。

SUVとはSport Utility Vehicleの略で、一般的にはスポーツやレジャーに適した装備を持ったアウトドア志向の高い自動車を指すのですが、フィアット500Xはそのイメージを覆すフィアットのかわいらしさと洗練されたデザインをあわせ持つ外観が特徴です。

フロントデザインはSUVらしい重厚なバンパーを持ちつつも、フィアットらしい丸ライトがついていてかわいらしさとタフさの共演も魅力です。

フィアット500の燃費比較

フィアット500の3つのシリーズについて紹介してきましたが、気になるものはありましたか。フィアット500の維持費を把握するために、参考までに各フィアット500シリーズの燃費について紹介していきます。

この燃費のほかにも車種によって維持費が変わってくるものもありますので、ぜひ購入の際は他の維持費の要素もチェックしてみてください。

フィアット500

フィアット500の中でもエンジンの型式によって燃費は変わってきます。メーカー公表の数値は「500 1.2」シリーズは1リットルあたり19.4km、「500 TwinAir」シリーズは1リットルあたり24.0kmとなっています。

紹介していくフィアット500の中では低燃費になっています。維持費を抑えるために嬉しいスペックです。

フィアット500C(チンクエチェント シー)

フィアット500cもエンジン型式によって燃費は異なりますが、その型はフィアット500と同じで燃費も同じになっています。「500c 1.2Pop」シリーズは1リットルあたり19.4km、「500c TwinAir Lounge」は1リットルあたり24.0kmの燃費となっています。

こちらもフィアット500の中では低燃費で、維持費を抑える購入者にとってうれしいスペックです。

フィアット500X(チンクエチェントエックス)

さて、今回紹介する唯一のSUVはどれほどの燃費なのでしょうか。フィアット500Xには様々な運転する際のモードがあり、それによって多少変わってきます。

「WLTCモード」では13.4km/l、「市街地モード」では10.3km/l、「郊外モード」では13.9km/l、そして「高速道路モード」では15.1km/lとなっています。

これまでのフィアット500シリーズに比べたら燃費の面では多少見劣りします。相対的に維持費も他のフィアット500と比べて高くなるでしょう。

フィアット500に活用できる保証7つ

フィアット500に活用できる保証は大きく分けて二つあり、「新車登録から3年間適用される基本プログラム」と「その先2年間まで保証する延長プログラム」があります。また無償のものと有償のものがあり、維持費を考えるうえで重要な要素です。

将来の愛車と長く付き合うために自分にはどのような保証が必要なのか、フィアット500を購入後の利用用途を想像しながら、維持費との兼ね合いも考慮しつつ考えてみましょう。それでは具体的に見ていきましょう。

保証1:フィアット メーカー基本保証

この保証は、新車登録から3年間適用される修理保証となっています。ただし積算走行距離が100,000kmを超えている場合は適用外です。

このフィアットメーカー基本保証は、登録した車の純正部品が原因で不具合や故障が発生した場合に、保証書に示された条件に従って無料で修理を依頼することができる保証です。

この保証は無償で付いてくるものなので、新車購入時に加入を検討する必要はなく維持費に影響しない保証となっています。

保証2:フィアット ロードサービス

このサービスは、万一のトラブルにて車が動かなくなったときに一定条件のもと、フリーダイヤルにて連絡すれば現場での応急処置や車両の牽引、車が壊れて動けない乗っていた人の移動などを、費用を負担することなく受けられるものになっています。

こちらも無償で付いてくるサービスで維持費に影響を与えることなく、3年間365日24時間受けられる保証になっています。

保証3:フィアット エクステンデッド ワランティープログラム

これは、上記2つの「フィアットメーカー基本保証」と「フィアットロードサービス」の保証期間終了後に、さらに2年間この2つの保証を延長できる有償プログラムになっています。

このプログラムは中古車の場合加入できないケースがあるので注意が必要です。また、修理の際に保証対象外の部品交換や消耗品交換が行われた場合は、別途の費用負担が必要になってくるケースがあるので、これもまた注意が必要です。

保証4:フィアット イージーケア

こちらは登録後3年間適用されるメンテナンスサポートで有償の保証です。このサポートに加入しておくと、法令で定められている定期点検を無料で受けることができたり、その定期点検時にメーカー推奨定期交換部品を無料で交換することができたりします。

加入料はフィアット500のシリーズによって異なりますが、最高でフィアット500Xの税込86,900円、最安でフィアット500と500c 1.2の72,600円となっており、維持費の面で差が出てくる保証です。

保証5:フィアット イージーケア プラス

こちらは上記で紹介した「フィアット イージーケア」を登録から5年目まで適用できる延長プログラムです。受けることのできるサービスはフィアット イージーケアと基本的に変わりません。したがって、フィアットイージーケアの対象外となっている消耗品等の交換は有料です。

有償サポートなので維持費が余計にかかることになります。加入の際は予算を考慮して加入しましょう。また加入受付期間は、新車登録日から1回目車検満了日の前日までとなっています。

保証6:フィアット タイヤ補償サービス

こちらは、タイヤがパンク等の損傷を負ってしまったときに、新車購入時の装着タイヤ4本までの新品タイヤとその交換費用を2年間保証してくれる、タイヤ保証サービスになっています。

加入料はフィアット500のシリーズごとに大きく異なり、500Xを除くシリーズでは6,600円、500Xシリーズでは13,200円となっています。フィアット500の各シリーズの維持費を考えるうえで大きな差となるサービスになるでしょう。

保証7:FCAプレミアム プラス

最後にご紹介するこの保証は、正規ディーラーで車検を実施した人のみ加入できる、無償の保証となっています。

保証内容は、ボディ・ガラス・タイヤの損害を補償するものとなっています。保証期間は車検更新日から2年間となります。

ディーラーでの車検は比較的高額になることもありますが、このような保証がある点で安心だと言えるでしょう。

フィアット500の購入はスペックや維持費を見極めて検討しよう!

これまでフィアット500の各シリーズのスペックと維持費を中心に見てきました。一括りに「フィアット500」といっても、そのスペックと維持費は大きく異なることを今一度お伝えいたします。

この記事で紹介した情報を参考に、自分の用途にあったものを選びましょう。そして購入を検討する際には、維持費を予め計算しておくことをおすすめします。


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