パーキングブレーキスイッチ交換【ベテラン整備士が教えます!】

皆さんは駐車する際にしっかりとパーキングブレーキを使っていることと思いますが、その際メーターにあるランプが点灯することに気づいていますか?これはブレーキの警告灯ですが、おそらく意識して確認している人は少ないのではないでしょうか。今回はそのランプが点灯しないという不具合で入荷した車のパーキングブレーキスイッチを交換したので、不具合の原因とパーキングブレーキの警告灯であるランプついて紹介していきます。

不具合の原因と修理

今回入庫した車はスズキのワゴンRです。この車のパーキングブレーキは足踏み式でブレーキペダルの左のペダルになります。ランプが点灯しないという事から、そのランプを作動させるスイッチの故障と推測して、スイッチの交換作業をしていきます。スイッチはパーキングブレーキペダルの上の方にあります。ペダルが踏みこまれるとペダルから生えているスイッチを押していたレバーが離され、ランプが点灯するという仕組みです。簡単な構造なので交換作業は5分程度で終わる簡単なものです。

パーキングブレーキとランプ

スイッチの故障によってパーキングブレーキの作動状況がわからなくなると、パーキングブレーキの操作ミスに気付きにくくなるのでとても危険です。具体的には、①かけたつもりがかかっていなかった場合と、②解除したつもりがかかりっぱなしだったという場合が考えられます。

①の場合

勾配があると車が動いてしまうので危険です。AT車はシフトレバーをPレンジに入れておけば車は動きませんが、MT車でギアをニュートラルにして車を停めているとパーキングブレーキしか車の動きを止めるものがないので車が動いてしまいます。

②の場合

この時、ブレーキが掛かりっぱなしで走行することになります。そうすると、燃費の悪化やブレーキライニングの異常な摩耗が起こるのはもちろんですが、発熱によってべーパーロック現象が発生したり発火したりする可能性もありとても危険です。

パーキングブレーキに限らずブレーキシステムに関しては、しっかり効いて確実に解除できて、それを確認できることが大切です。駐車中や停車中に車が動き出すと危ないので、パーキングブレーキは車検の項目にも入っています。最近では電動式のパーキングブレーキも増えてきましたが、バッテリーが上がるとパーキングブレーキが作動しなくなる場合があります。こういった緊急時の対処も車によって変わってくるので自分の車ではどうすれば良いのかしっかり頭に入れておく必要があります。

ブレーキ警告灯の働き

サイドブレーキの作動を知らせるブレーキ警告灯ですが、このほかにもブレーキフルードの減少やブレーキの異常によって点灯することがあります。パーキングブレーキを確実に解除したのにも関わらずランプが消えないときはブレーキ周りの整備が必要ですので整備工場に連絡しましょう。

AT車でパーキングブレーキは必要か?

AT車は先述の通りPレンジにしておけば車が動きだすことはありません。ではなぜパーキングブレーキを使うのかというと、より安全を追求するためだと言えます。AT車はPレンジの時にギアをピンで固定して車輪が回らないようにしています。もし駐車中に衝突でもされてピンが折れようものならパーキングブレーキが働いていないと車がフリーに転がる状態になってしまいとても危ないです。AT車でも車を停める際には必ずパーキングブレーキを使いましょう。

防げる事故を防ぐために

今回紹介したのはたった一つのランプを点灯させるスイッチの交換作業でしたが、これがいかに重要かおわかりいただけたでしょうか。ブレーキ警告灯に限らず、車の各種警告灯は不具合を知らせる大事なサインです。正常に作動することを走り出す前に確認して、トラブルのないドライブができるようにしましょう。

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