トヨタのFJクルーザーは逆輸入車として大変人気があり、いまでもマニアの間では有名なスポーツ用多目的車です。そこで今回は、FJクルーザーの特徴と維持費内訳7つの要素についてご紹介していきます。この機会に、FJクルーザーの維持費について考えておきましょう。
FJクルーザーとは?
FJクルーザーとはミッドサイズのスポーツ用多目的車で、日野自動車の羽村工場で2006年から生産されていた大人気モデル。国内販売は2010年からトヨタが担当していました。もともとは2003年に北米国際オートショーにコンセプトカーとして出品された車です。人気に火がつき、2010年からトヨタが逆輸入車として国内で販売をはじめました。
販売終了したが大人気モデル
FJクルーザーは2018年に販売が終了しましたが、今でも根強い人気がある車です。FJクルーザーは中型のスポーツ用多目的車で、もともとは北米市場専用車種として製造されたものです。そのため、外国向けのデザインとなっています。しかし、その形や性能がかえって人気の的になり逆輸入車としての人気を博しました。
大型SUV
FJクルーザーの特別仕様車が、2017年の9月12日に発売されています。こちらは在庫完売次第、販売終了となっています。インテリアに本革を使用するなど、本格的な内装が魅力の大型SUV・FJクルーザーはたいへん好評でした。今でも根強い人気があります。
FJクルーザーの維持費内訳7つ
現在、中古でしか手に入らないFJクルーザーの維持費内訳7つをご紹介していきます。FJクルーザーは中古で手に入れなければいけないので、維持費も考えて購入する必要があります。維持費を保険代や税金、ガソリン代などの7つに分けて詳しくご説明していきます。
FJクルーザーの維持費内訳1:自動車税
FJクルーザーの維持費の内訳のひとつである自動車税は年間66,500円です。FJクルーザーは排気量が大きいので自動車税も高くなります。自動車税は、初年度登録から13年経過した車両に対して15%の重税が課せられます。FJクルーザーは2010年から正規の国内販売が始まっているので、早くて2024年からこの重税が適用となります。
FJクルーザーの維持費内訳2:重量税
FJクルーザーの維持費のひとつである自動車重量税は、初年度から13年度までの車で、1年あたり16,400円です。自動車重量税は車両重量ごとに決まっています。0.5トンごとに4,100円ずつ増えていく計算方法になります。FJクルーザーの車両重量は1940kgでエコカー減税対象車ではないので、維持費である車両重量税は減税にならないことへの注意が必要です。
FJクルーザーの維持費内訳3:自賠責保険
FJクルーザーの維持費の中には、自賠責保険も含まれています。自賠責保険とは、自動車を持っている人は必ず入らなければいけない保険です。FJクルーザーの自賠責保険は、24ヶ月の保険料で25,830円になります。12ヶ月の保険料になると少し変わって、13,410円になりますが、通常車検の更新に合わせて支払うので、24ヶ月分の保険料を払うことがほとんどです。
FJクルーザーの維持費内訳4:任意保険
FJクルーザーの任意保険は、走行距離や事故歴などの様々な要素から算出されます。FJクルーザーの維持のためには、対人・対物無制限の任意保険に入っておくことをおすすめします。走行距離やゴールド免許などの条件によって、値下がりする可能性もあります。
FJクルーザーの維持費内訳5:車検
FJクルーザーの維持費である車検は、どこに依頼するかによって料金が変わります。車検の費用は、法定費用と点検整備費用を足した金額の料金です。法定費用はどこで見てもらっても変わらない車検金額になりますが、点検整備費用は車によって異なるので注意が必要です。一般的にはディーラーに依頼すると車検費用が高くなりますが、その分手厚いサービスを受けることができるので、自分の目的にあった業者を選ぶようにしましょう。
FJクルーザーの維持費内訳6:ガソリン代
FJクルーザーの維持費であるガソリン代は、走行距離によって異なりますが、比較的高くなると思われます。FJクルーザーは、その車体の大きさの影響などもあり、燃費性能はお世辞にも良いとは言えません。ただ、ガソリン代はそのときの石油のレートによって変わりますし、走行距離が短ければFJクルーザーのガソリン代はそこまで気にする必要はないでしょう。
FJクルーザーの維持費内訳7:駐車場代
FJクルーザーの維持費に欠かせないのが駐車場代です。駐車場代は住んでいる地域によって大きく異なりますが、もし東京23区内などであれば、FJクルーザーの維持費としては大変な額になります。FJクルーザーは大きめの車種なので、駐車には気をつけましょう。ただし、一般的な駐車場に納まるサイズにはなっています。
FJクルーザーの特徴3つ
FJクルーザーの特徴3つをご紹介していきます。FJクルーザーは使い勝手の良さに加え、デザイン性にも優れた車です。アウトドア車としての機能も兼ね備えているので、さまざまな場所へドライブに行くことができます。スタイリッシュで機能性もあるFJクルーザーについて詳しく説明します。外国向けでありながら国内で大人気のFJクルーザーの魅力を再認識していきましょう。
FJクルーザーの特徴:デザイン
FJクルーザーの魅力はデザインです。FJクルーザーのデザインは、ランドクルーザー40系をモチーフに現代調にアレンジされたものです。そのため、レトロだけど新しいというイメージのある車になっています。そのデザイン性の高さは、FJクルーザーの根強い人気の理由の一つです。
FJクルーザーの特徴:アウトドアにぴったり
FJクルーザーはスポーツ用多目的車としてさまざまな機能が特徴の、アウトドアにぴったりの車です。FJクルーザーは遊び心満載のおしゃれな車です。3本ワイパー・強靭なボディなど、悪路も快適に走行できる機能性に優れています。アウトドアが趣味の方に、ぜひおすすめしたい車です。
FJクルーザーの特徴:内装
FJクルーザーの内装は、アウトドア用にワイルドに仕上げられています。FJクルーザーは、内装もアウトドア仕様に作られています。ボタンやレバーやスイッチが大きめに作られていて、厚手の手袋をしたままでも操作ができるようになっています。冬場は、雪や氷に閉ざされるヨーロッパならではの造りになっているFJクルーザーは、日本のアウトドアでも強い味方として活躍してくれる、たのもしい車です。
しっかりと見積もりをして購入を検討しよう
FJクルーザーは人気の車種ですが意外と維持費が掛かるので、さまざまな費用の想定をしてから購入を検討しましょう。FJクルーザーは、おしゃれなデザインとアウトドアにぴったりの、ワイルドな内装が特徴のスポーツ用多目的車です。維持費などのコスト面を賢く計算しながら、かっこよく乗りこなしていきましょう。