雨や雪の降る時期に大活躍してくれるワイパーですが実はそれぞれ種類があり、用途や間違った使い方をしてしまうと100%の性能を発揮させることができない可能性もあります。そんなワイパーの見分け方やどのような場合に使い分けると性能を十分に発揮できるのか紹介していきたいと思います。
ワイパーの種類
世界中に四季はありますが日本の四季は他の国と大きく違い、季節が春夏秋冬とはっきり分かれていますが他の国ではこのように四季が分かれている国はあまりありません。はっきりした四季も特徴的ですが日本の季節には隠れた季節の梅雨があり、梅雨の時期にはワイパーが大活躍してくれます。雨や雪などの悪天候に見舞われることの多い日本ではワイパーの存在が必要不可欠です。ワイパーには様々な種類があり、用途によって特性が変わってきます。また、用途によって使い分けることで十分な性能を発揮でき、快適に過ごすことができるのではと思います。
スタンダードワイパー
国内で販売されている車のほとんどに搭載されているワイパーはこのスタンダードワイパーです。国内のワイパーメーカーであるNWBが今までのノウハウを結集させたスタンダードワイパーは払拭性・高速性・静粛性・耐久性能が優れており、バランス性の優れたワイパーとなっています。
グラファイトワイパー
グラファイトワイパーはグラファイト加工されたワイパーで撥水コーティングされたフロントガラスなどに適しています。グラファイトの効果は絶大で撥水加工しているフロントガラスで発生するワイパーのビビリ音を解消することができます。
撥水ワイパー
撥水ワイパーは基本的なワイパー性能としては他のワイパーとほとんど変わりませんはが大きな特徴が一つあります。撥水ワイパーは使用するだけでフロントガラスを撥水コーティングできるので便利なワイパーとなっています。
雪用ワイパー
雪用ワイパーはワイパーブレードが特殊なゴムで覆われており、低温下での環境でも凍りにくい加工がされています。また、ワイパーラバーの厚さも通常のワイパーラバーよりも厚くなっており雪が降っていても対応できるようになっています。
ワイパーは用途によって使い分ける必要がある?
数多くの種類があるワイパーですがシチュエーションによって使い分ける必要はあるのでしょうか。また、どのような場面や地域でワイパーを交換すると十分な効果を発揮できるのでしょうか。
厳しい積雪が見込まれる地域
雪用ワイパーは都内などで観測される雪など微量な積雪のために交換する必要はあまりありません。しかし、通常のワイパーよりも頑丈で低温の環境での使用を考慮されて開発された雪用ワイパーは、雪国などの雪が日常的に降っている地域などでは性能を十分に発揮できるでしょう。
雨に適したワイパーは結局どれ?
雨用のワイパーはスタンダードワイパー・グラファイトワイパー・撥水ワイパーの3種類があります。しかし、数多くあるワイパーの中で最も性能が高いのはグラファイトワイパーと撥水ワイパーです。この2つのワイパーの性能は撥水コーティングと組み合わせることにより綺麗に水をなくすことができます。そのため、より効果を多く得たいのであれば撥水コーティングをしっかり行い、それに適したワイパーを選ぶことが重要であると言えます。