高速道路での休憩目安は2時間に1回?適切な休憩間隔から休憩中の過ごし方まで

高速道路を走る車

帰省や旅行など、高速道路を利用する機会がある人は少なくないでしょう。もしかすると、長時間の運転が必要なときもあるかもしれません。長時間の運転をする場合は、休憩が必要不可欠ですよね。しかし、高速道路で運転をする際に、適切な休憩間隔や休憩時間の過ごし方について分からないという方も多いと思います。疲れているのにも関わらず運転をすることは、事故につながる恐れもありますし、絶対に避けたいですよね。

そこで今回は、高速道路での休憩間隔や、オススメの休憩時間の過ごし方についてお伝えしていきます。

高速道路での休憩間隔について

最低でも2時間に1回、10分以上の休憩が必要

たくさんの車が停車されているパーキングエリア

高速道路を運転する際、最低でも2時間に1回、10分以上の休憩をするべきでしょう。これは、「トラック」や「長距離バスの運転手」ですら、基本的に2時間に1回10分の休憩を取ることがルールとして定められているためです。また、一般道では4時間ごとに30分の休憩を確保するように定められています。運転に慣れており、運転のプロともいえるトラックや長距離バスの運転手にですら、このようなルールが定められています。そのため、最低でも2時間に1度、10分以上の休憩を取ることを目安にしましょう。

オススメの目安としては、1時間半に1回、15分程度の休憩です。人が集中を持続できる時間は、長くても90分くらいだといわれています。そのため、大学などの多くの講義では、基本的には90分程度までになっています。もちろん人それぞれかもしれませんが、基本的には、これより長い時間は集中力を持続させることが難しいと考えられています。そのため、長時間の運転を続けるほど、集中力低下により事故を引き起こしてしまう可能性が高くなるでしょう。なので、高速道路では90分に1回、15分程度の休憩を取ると良いのではないでしょうか。運転前から疲れている可能性もありますし、そのような場合は、より早い段階で休憩を取るようにしましょう。

休憩せずに運転を続けるリスク

事故につながる

当たり前かもしれませんが、長時間運転は事故につながってしまう恐れがあります。長時間の運転は、「眠気」、「疲労」、「集中力の欠陥」などを引き起こします。「居眠り運転」の原因になる可能性もあります。運転の際は気を抜くことは出来ないですし、ちょっとしたことが大きな事故につながってしまうかもしれません。

エコノミークラス症候群

運転席で睡眠をとる男性

長時間運転を続けると、エコノミークラス症候群になる恐れもあります。エコノミークラス症候群とは、長時間、限られた空間に同じ姿勢でいることによって、血流の流れが悪くなって引き起こされます。命にも関わる可能性のあるため、大変危険な病気です。車の中はスペースが限られていて、同じ姿勢をキープしなくてはなりません。運転をしている方であれば、ストレスや疲労がさらに溜まりやすいですし、水分補給もおろそかになりがちです。そのため、運転手に限らず車に長時間乗る人はこまめに水分補給をし、休憩時間にはストレッチをするようにしましょう。

疲れた時に出るサイン

あくびの回数が増える

運転中に眠気を感じる男性

「あくび」の回数が増えてきた際は注意が必要です。「あくび」のメカニズムは未だにはっきりとしていないようですが、空気を積極的に取り入れるなどして、脳の動きを活発にするためだと考えられています。そのため、あくびの回数が増えるのは脳の動きが鈍くなっていたり、疲れが溜まっているサインかもしれません。

まばたきの回数が増える

長時間の運転をすると目に疲れを感じる人は多いのではないでしょうか。運転中は信号や周りの車など、目に大きな負担がかかります。目の疲れは、「標識の見落とし」や「目測の誤り」につながってしまう可能性があるので注意が必要です。そのため、まばたきの回数が増えた場合、目に疲れがたまっているはずです。サービスエリアなどで、目薬をさしたり、目をつぶるなどして目を休めるようにしましょう。目の周りの筋肉のマッサージをしたり、持ち運びできるホットアイマスクを使ってみても良いかもしれません。

休憩時間の過ごし方・対策

食べ過ぎない程度に栄養補給

休憩時間には適度に栄養補給をするようにしましょう。特に、脱水症状やエコノミークラス症候群にならないためにも、水分補給は必要不可欠です。ただし、昼食後の2時前後は最も眠気を感じやすい時間です。食べ過ぎないように注意すると良いでしょう。また、脳の動きを活性化させるためにも、コーヒー等のカフェインを取り入れてみても良いかもしれません。カフェインは、ヨーグルトなどの乳製品と一緒に取ると、効果が切れるのを防いでくれます。

ストレッチ

ストレッチをする男性

同じ姿勢で長い時間過ごすと、血流の動きが悪くなります。最悪の場合、エコノミークラス症候群になるつながる可能性すらあります。そのため、サービスエリアで体を動かしたり、ストレッチをすることにより血流の動きが良くなり、気分もリフレッシュすることができます。

仮眠

眠気を感じた場合は、すぐに休憩をとるようにしましょう。15分~30分程度の仮眠も疲労回復のためには効果的です。それ以上の長時間の睡眠は、かえって強い眠気につながってしまう可能性があるので注意が必要です。仮眠をとらなくても、目をつむってぼーっとしてみるなど頭や目を休めるだけでも効果が十分にあると考えられます。

最近では、宿泊施設のあるサービスエリアも増えてきています。時間に余裕のある際などは利用してみても良いかもしれません。宿泊施設のあるサービスエリアについて知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

帰省や遠出に便利!宿泊施設のあるサービスエリアをご存知ですか?

車内の空気の入れ替え

窓の空いている車

サービスエリア等で休憩をする際は、車内の空気の入れ替えをするようにしましょう。長時間窓を開けずにいると、酸素濃度が薄くなっていきます。人は、集中するために酸素を取り入れる必要があります。そのため、車内の酸素濃度が薄いと眠気や疲れを感じやすくなります。休憩中には窓を開け、空気の入れ替えをするようにしましょう。

時間に余裕を持つ

さまざまな事情があると思いますが、長時間運転のための1番の対策は「時間に余裕を持つこと」だといえます。時間に余裕を持つことにより、自分のペースで休憩ができますし、余計なストレスもかからないでしょう。それぞれの事情があるかもしれませんが、できる限り時間に余裕をもって、気分良く目的地まで運転ができると良いと思います。

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