中国で日本車が人気?日本車が中国で好まれる理由と中国市場のこれから

中国の古都の中央にある鐘楼のを通る自動車の風景

ご存知の方も多いと思いますが、日本車は世界中で非常に人気です。現在は、アメリカや東南アジアだけでなく、中国市場でも人気を集めています。中国について、政治的な影響もあり、「日本メーカーは中国では人気がない」と考える方は少なくないでしょう。メディアの影響により、「反日だから日本車は中国で売れてない」と考える人もいるかもしれません。しかし実際、日本車は中国市場で販売台数を伸ばしています。中国市場での日本車のシェアは上昇しています。ではなぜ中国で日本車が人気なのでしょうか?

そこで今回は、日本車が中国で人気な理由、中国市場の状況についてお伝えしていきます。

日本車が中国で好調

中国で日系ブランドのシェアは18%!日産のシルフィが1位に!

中国で人気の日産シルフィ

自動車業界の市場予測を行っているマークラインズ(株)によると、中国市場において、2018年の日系ブランドの工場出荷台数が約450万台で前年比5.7%増、18%のシェアを占めているようです。民族系や独系ブランドに次ぐ順位になっていますが、民族系や米国系のブランドは減少傾向にあり、独系ブランドも日系ブランドほどの伸長率ではありませんでした。また、2018年間の新車販売台数では、日産のシルフィが1位、トヨタのカローラが5位にランクインするなど、モデル別でみても日本車が人気であるといえます。

中国市場で日本車が人気の理由

品質・信頼性

車の点検中の写真

中国市場ではたくさんのメーカーが激しい競争を繰り広げているものの、ほとんどの日系ブランドが好調です。この理由として、日本メーカーの作る自動車の「品質」と「信頼性」の高さが考えられます。中国車の品質は確かに向上しているかもしれません。しかし、合弁会社を設立して技術の向上を試みる企業が多い状況です。まだまだ自力では技術面や信頼性などの様々な面からみても発展段階といえるでしょう。そのため、中国車は品質が不安定だったり、より早い段階で修理が必要になるといわれています。それに対し、日系車は燃費性能が良いのに加えて故障率が低いです。そのため中国では、より多くの人が日系の車を求めるようになっています。

また、中国市場では2018年の新車販売台数は減少し、中古車市場が拡大しました。多くの人々は中古車を選ぶ際、故障しにくく信頼性が高い車を選びますよね。そして中古車市場が拡大していることを踏まえると、より高く売れる車を求める人も多くなっているはずです。そのため、日本車の需要が高くなっていると考えられます。

生産体制の拡大

トヨタのロゴ

多くの日本メーカーは欧米の自動車メーカーに遅れて、2000年ごろに中国市場に参入しました。遅いスタートとなったものの、トヨタは順調に生産体制を拡大しています。トヨタは中国での生産について、2018年の131万台から2025年には約2倍の200万台規模まで拡大することを検討しているようです。2019年の3月にはトヨタの合弁会社である一汽豊田の新たな工場が完成されました。生産・販売拠点の増強により、ローカライズを図っているのに加え、売り上げを伸ばしていくための環境を整えていることも日本車人気の要因だといえます。

中国市場での日本車のこれから

中国市場はとても大きく、世界の自動車メーカーが激しい競争が繰り広げています。そんな中で、日系メーカーが今後中国市場でどうなっていくか気になる方も多いでしょう。ここからは、中国市場で日系メーカーを左右するであろう要因についてお伝えしていきます。

政治的な問題

日本と中国の国旗

想像がつきやすいと思いますが、政治的な問題も大きくかかわっています。日中の一つの大きな政治的な問題といえば、尖閣諸島をめぐる領土問題です。この問題が悪化した2012年ごろは、日本系ブランドの中国市場でのシェアが大きく低下しました。しかし、最近では再び日本メーカーの勢いが増しています。日系メーカーがさらなるシェアを上げていけるかどうかは、日中関係に左右される部分もあるといえます。

環境対策

中国政府は積極的に環境問題の対策を打ち出しています。そのうちの1つとして中国政府は2019年1月からNEV規制を導入しました。NEV規制とは、ある一定の比率でEV等の新エネルギー車を生産することが義務付けらる規制です。新エネルギー車の対象は電気自動車、燃料自動車、プラグインハイブリッドであり、日本メーカーが得意としているハイブリッド車は対象外となりました。ちなみに、多くの新エネルギー車は中国メーカーによって販売されています。このため、日系メーカーにとっては対応が難しい規制といえます。その後、中国政府は「ハイブリット車に対する優遇」を検討しており、日系メーカーにとっては望ましい修正が行われるかもしれません。とはいっても、ハイブリッド車が新エネルギー車の対象になるわけでもないですし、新エネルギー車の販売が多い中国メーカーに有利なことに変わりはないかもしれません。日系メーカーは、すでに新エネルギー車の開発・生産に力を入れているようですが、このNEV市場でどのような成果を上げていけるかが重要になっていくでしょう。

テスラが中国市場に進出

中国に進出したテスラ

中国市場は大きく、さまざまな自動車メーカーが激しい競争を繰り広げています。電気自動車等に特化したメーカーとして大きな注目を集めている「テスラ」も中国市場に進出しています。現地の工場で生産を行うなど、中国市場へ適応しつつあります。また、テスラの全モデルにおいて自動車の購入の際にかかる取得税が免除されることになりました。新エネルギー車の普及を促進しているためだと考えられますが、これによりテスラの中国市場での売り上げが伸びていくと考えられます。

日本メーカーとしては、信頼のある企業であり続けることに加えて、新エネルギー車市場で成果を上げていく必要があります。他のパートナーとの共同開発等さまざまなことを検討し、テスラなどのいるNEV市場で差別化を図っていくことが求められるでしょう。

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