どれくらい知ってる?最近はあまり使わない車用語

最近は車好き同士の集まりや車が好きな人の数はだんだん少なくなってきました。それに影響されて車が好きな人同士が使う言葉も変化してきているように感じます。車好きが使う用語はあまり初心者にはすぐに意味が理解できないものが多いです。車が好きな人は意外と知らない間に日常生活でも使ってしまうことがあるかもしれません。また、逆に車好きな人と会話する時に知らない言葉が出てくることもあるでしょう。そこで今回はそんな車に関する用語について紹介していきたいと思います。

最近は少なくなりつつある車用語

冒頭で少しお話しましたが最近は若者の車離れに影響されて車好きの用語に変化が生じていて、全体的に車用語の数が少なくなってきています。昔はよく使われた言葉も時代の変化や車の技術の進化により死語となってしまうケースが多くあります。しかし、車の技術の進化による言葉の変化はしょうがないのかもしれません。実際これは車の言葉に限らず一般的な言葉においても言えます。スマホにより新しい言葉ができたり新たな使い方をされる言葉が増える一方、ガラケーやフィーチャーフォンといった言葉をほとんど聞かなくなったことはその典型でしょう。ただ、車用語の総数が減っているのは最近の車市場が活性化していないことを表しているかもしれません。

車好きではない人には通じにくそうな車用語!

それではここからは車好きではない人には通じにくそうな車用語を9個、紹介していきます。昭和と平成では意外と大きな差があるので昭和の車用語と平成の車用語と二つに分けて紹介したいと思います。

昭和部門

エンコ

エンコは「エンジン故障」の略で昭和時代によく「エンコしちゃったよー」という風に使われていました。その頃の車は今では考えられないですがマフラーが落ちたりブレーキが効かなくなったりすることが割と頻繁に起きていたのでその中の一つとしてエンジンの故障もよく起きていました。そのためこのエンコという言葉が広まっていったのでしょう。最近ではエンジン故障自体がほとんど起きなくなってきたので自然とこのエンコという言葉も使わなくなり死語となっていきました。

ロー、セコンド、サード、トップ

これは昭和だけかと言われればそこまで昔の話でもない気がしますが最近はもうほとんどがAT車のためマニュアル車のギアを表す言葉は滅多に使いませんね。教習所ではまだマニュアルの免許をとる際の講習で「ローに入れて」という風に使われますが、実際に免許を取ってからは街中でマニュアルの車を乗る機会は全くと言っていいほどないのでギアを指す言葉は使わなくなってしまっています。現在の自動車は生産されている車の98%以上がAT車と言われています。これから先どんどんギアの言葉に限らずマニュアル車に関する言葉はなくなっていってしまうでしょう。

ジャンプする

別に飛び跳ねるというわけではありません。これは車のバッテリーが上がってしまった際に他の車から電力を分けてもらうという意味で使われていました。バッテリーが上がってしまった車を再始動させることをジャンピングと言われていたことが由来となっていて、その影響で電力を分けてもらう車と上がってしまった車のバッテリーをつなぐケーブルをジャンピングケーブルとも言います。昔はいつバッテリーが上がってしまうかわからないのでこのケーブルを常に装備していましたが、最近の車は電動ドアやライトなどをほったらかしにしなければほとんどバッテリーが上がるということはなくなりましたね。

逆ハン

逆ハンは曲がる際に曲がりたい方向と逆の方向にハンドルを切ってから曲がることでトラックやバスなど大型の乗り物が曲がる際に使う技術ですが乗用車には全く意味がありません。筆者は教習所でよくやってしまっていて教官に注意されていました。乗用車でもドリフトをする際などには使うことがあり現在はカウンターステアと言ったりすることが多いですが最近はドリフトをするようなことも滅多になくなりましたね。

デフ

デファレンシャルギアをのことを想像する方も多いと思いますが昔はデフォッガーという意味でも使われていました、デフォッガーは窓ガラスが曇った時などに風邪を当てて曇りをとるものでボタンにDEFと書いてあったためデフと呼んでいました。最近はあまりデフという名前は言わなくなり普通に「曇り取ってー」と言っている気がします。

平成部門

自動運転レベル

平成になって新しく出てきた車用語はそのほとんどが新しく出てきた技術の名前です。自動運転レベルもその一つで最近は自動運転技術が目まぐるしく発展しているのでその自動運転の程度を表すレベルが新しく設定されました。レベルは全部で0〜5に分けられ段階的に自動運転の定義がなされています。昭和にはもちろん自動運転なんてものはなかったので平成から新しく出てきた言葉になります。

MaaS

MaaSとはMobility as a Serviceの略でどこかに移動する際のマイカー以外の移動手段を全てスマホ一つで経路を選択し比較や予約、支払いまでできるという一種の概念です。今現在は何で移動するかを自分たちで検討していますが、それを一気に比較できるように交通手段をすべて一つの移動するツールとして見ます。海外ではどんどん進んでいますが日本ではまだその正確な定義がはっきりと決められていないためこれからさらにテレビやニュースなどで広がっていくでしょう。

ACC

こちらも新しい技術、アダプティブクルーズコントロールの略でACCです。これは前の車についていくという技術で最近はほとんどの車に標準装備されています。もちろんこの技術は昭和にはないので平成になって新しく出てきた言葉になります。なんだか先ほどのMaaSと言いACCと言い平成の言葉には英語がそのまま使われているケースが多いように感じますね。

IoT化

この言葉は自動車だけに限った話ではないかもしれませんが自動車関連にも最近は普及してきています。高速道路のETCなどがその良い例で今までは人と取引をしていたものがインターネット上で済ませるようになることを指します。これからもどんどんこのIoT化は進んでいくでしょう。

昭和の車用語は最近の若者には通じない?

昭和の車用語は最近の若者には全く通じなくなってしまっています。それはずっと叫ばれている若者の車離れにも大きく影響されているからなのですが、実際はそれだけに限らず昔に流行っていたものが今現在はほとんど使われなくなってしまったことが大きいです。特にマニュアル関連の単語はその典型で最近の若い人はほぼオートマ限定の免許しか取らないのでそこらへんの単語は全くと言って良いほどわかりません。それも今販売されているほとんどがオートマですし車が好きな人もあまりいないのでしょうがない話ではあるでしょう。ですので平成部門の車用語を見てもらえばわかると思いますが、現在は車特定の何かを表す言葉は少なくなってきており車以外の分野でも使っている言葉が多くなってきています。これからは車が独自に発展していくというよりは何かと一体化していくという風に進化していくでしょう。

車が好きな若者でも昭和の車用語はもう使わないということがほとんどですしわからないという人も多いです。もしかしたら最近の車が好きな人と昭和の車が好きな人が会話しても単語が通じないということもあるかもしれません。

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