ハイラックスは海外で「最強」に人気がある | 日本でピックアップトラックに乗る若者急増の理由は?

みなさんは日本唯一のピックアップトラックをご存知ですか?トヨタ・ハイラックスです。日本に住んでいると馴染みは少ないですが、誕生して50年以上の歴史があり、世界では非常に高い人気を誇ります。ハイラックスはいくつかの「最強伝説」を持っています。「世界一過酷なモータースポーツ」であるダカール・ラリーで総合優勝を飾ったのは最強伝説のほんの一部に過ぎません。そして、最強であるが故か、最近は日本の若者からの人気も高まっているようです。

今回は「ハイラックス最強伝説」と「若者人気の理由」をご紹介します。

トヨタ・ハイラックスのスペック

https://toyota.jp/hilux/exterior/?padid=ag341_from_hilux_navi_exterior

ハイラックスはタイで生産される輸入ピックアップトラックです。Wキャブを擁するボディは全長5,335mm、ホイールベース3,085mmとかなり大きく迫力があります。その反面、取り回しには難があり、最小回転半径は6.4mと大きめです。大柄なためキャビンは広く、5人乗車しても居住性は保たれます。気になる後部のデッキも広々と余裕があり、最大積載量500kgと高い積載性があります。

乗用車ライクなインテリア https://toyota.jp/hilux/interior/?padid=ag341_from_hilux_navi_interior

搭載される2.4Lディーゼルターボは低回転域からトルクがあるので、意外にも実用域で扱いやすいです。加速時の振動、ノイズにはある程度目をつむる必要があるかもしれませんが、高速走行時には十分な静粛性があります。

グレードは「X」、「Z」の2タイプと特別仕様車の「ブラックラリーエディション」があります。上級の「Z」では内装にシルバーの装飾を使う箇所が増えたり、各予防安全技術が標準装備されています。ボディカラーはホワイトやレッドなど5種類から選べます。

「ハイラックス」は「High」と「Luxury」をかけ合わせた造語で、乗用車なみの豪華さを目指すという意味が込められています。その名に恥じない造りになっていますね。

ハイラックスは世界中で人気がある

日本では馴染みの薄いハイラックスですが海外では大人気。世界で販売されているトヨタ車の中で海外仕様のカローラに次いで2番目に売れているのがこのハイラックスなんです(81万7900台/2017年)。海外でピックアップトラックが人気なのは想像ができますが、その中でもハイラックスが人気なのはなぜなのでしょうか?

『トヨタ戦争』など紛争で活躍

みなさんは「トヨタ戦争」と呼ばれる戦闘をご存知ですか?これは後期チャド内戦の別名で、チャド政府軍と反政府勢力との戦争のことです。両軍ともに『TOYOTA』と大きなロゴが書かれたピックアップトラックを使用していたことから「トヨタ戦争」と呼ばれるようになりました。

アフガニスタン政府軍(2009年)https://ja.wikipedia.org/wiki/トヨタ・ハイラックス#cite_ref-2

最近では、ISIL(イスラム国)もハイラックスを使用していることが確認されています。このように、ハイラックスは中東・アフリカを中心に世界中で武装勢力のテクニカル(即席で製造した戦闘車)として利用されることが一般的となっています。初代ハイラックスのときから武装勢力の間で利用され続けてきました。そのため交換部品が手に入りやすく整備ノウハウも蓄積されており、中東の紛争が続く限りトヨタ車が武装勢力に愛用され続けると考えられています。

ではなぜ戦闘車としてハイラックスが選ばれるのでしょうか。そこにはハイラックスの「最強」過ぎる耐久性がありました。

ハイラックス最強伝説「爆破しても走る耐久性」

ハイラックスはスピードが出せて、頑丈であり、重火器を載せられるので「戦闘力を倍増させられる」といいます。

2003年、イギリス・BBCの番組『トップギア』はハイラックスの耐久性を証明する企画を行いました。走行距離30万kmほどの中古ハイラックス(4代目・1990年モデル)を用いて耐久実験を行いました。木に衝突させ、海中に車体を5時間沈め、ビル解体用の鉄球を打ち付け、高さ3メートルから落下させ、プレハブ小屋に突っ込ませ、キャンピングカーを上から落とし、火を着けて燃やしました。そして高層ビルの屋上にそのハイラックスを置き爆破解体工事を行いました。

 

その後、瓦礫に埋まったハイラックスはハンマー、レンチ、さび止めスプレーのみによる修理で再び自走してスタジオにたどり着きました。

ダカール・ラリーでの総合優勝

https://toyotagazooracing.com/jp/dakar/team.html#tgrs

2019年1月に行われたダカール・ラリーにてハイラックスはオート(四輪)でのトヨタ史上初の総合優勝を果たしました。ダカール・ラリーとは砂漠や泥地、山岳地帯などを2週間弱で5,000km走破する「世界一過酷なモータースポーツ競技」です。ここからも高い耐久性、走破性がわかります。

日本におけるハイラックス

2017年にハイラックスが日本で復活するにあたり、トヨタが想定していた顧客は仕事でピックアップトラックを利用する人たちでした。しかし、実際には仕事用での需要は極めて少なく、初期の受注では富裕な20~30代男性がほとんどでその用途はレジャー用でした。特に20代は6割を占めました。

なぜ、ハイラックスは日本の若者にウケるのでしょうか?

アウトドアやレジャーに最適

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ハイラックスが若者に人気の理由の一つが、アウトドア・レジャーに最適だからというものです。マウンテンバイク、オフロードバイクやテントなど大きなキャンプ道具を運ぶときにピックアップトラックは便利です。また山道など舗装されていない道を走るという点においても高い走破性を持つハイラックスはアウトドア好きの若い世代に支持されています。

ファッション性が若者に

https://toyota.jp/hilux/accessories/style/

ディーラーオプションのベッドライナー(荷台の傷を防ぐカバー)が人気で、多くの人が購入しています。これは若い男性がファッションアイテムの一つとして乗ることが多く、高価格車ということもあって傷をつけないようにしているためだそうです。

https://item.rakuten.co.jp/rv-shuei/hl125fwb/

利便性の高い荷台関連の物からプロテクターまでアクセサリーも豊富になってきたので、ファッション性を出すという意味でハイラックスは魅力的なのかもしれませんね。

高価格なのに安く所有できる

20代の購入が多いハイラックスですが、安い買い物ではありません。人気のブラックラリーエディションは403万円、Zグレードは383万円です。若者はどのようにこの価格の車を購入するのでしょうか。

トヨタの購入プランの中に「残価設定型プラン」があります。これは、3~5年後の残価を差し引いた金額を分割返済するローンのことです。残価以外を返済するので、返済期間を満了しても車を自分のものとして所有することはできませんが、返済額を抑えることができます。

https://toyota.jp/request/howtobuy/?padid=ag475_from_jp_car_16

ここで注目すべきはハイラックスは残価が高いということ。多くの販売会社でハイラックスの残価は3年後でも60%(つまり返済額は40%)ほどとなっています。一般の車では3年後だと40%程度なので、60%を返済しなければなりません。ハイラックスはその分だけ月々の返済額を安く済ませられるのです。

1ナンバーのメリットも

ハイラックスは「普通貨物自動車」であり1ナンバー登録となります。1ナンバーの車は3ナンバーに比べて基本的に維持費が安く済むとされています。これはランドクルーザーについてではありますが、1ナンバーの場合の年間維持費は3ナンバーの場合の約半額で済む計算です[チューリッヒ保険会社による]。1ナンバーのハイラックスは維持費を安く抑えられるのです。

まとめ

現在、「最強」と呼ばれるハイラックスが若者の間で人気を博しています。ピックアップトラックは日本のライフスタイルや道路に合わないと長らく言われてきました。実際、かつてあったトヨタを除く日系自動車メーカーのピックアップトラックは淘汰され、今やハイラックスのみとなりました。しかし、ピックアップトラックは今一番人気があるSUVのクールでダイナミックな外見と、SUV以上の利便性の両方を兼ね備えた存在だと言えます。世界中で愛されるトヨタ・ハイラックス。今この時代にこそ、乗りたい一台なのではないでしょうか。


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