車のエアコンの効かない原因と修理方法まで|ベテラン整備士が教えます!

夏に近づくにつれて、気温が上がってくると車のエアコンの効きが気になってきますね。整備工場にはエアコンが効かないという修理が暑いこの時期に沢山入庫して来ます。本格的な夏になる前に修理をしておこうというお客様は多いです。

エアコンは暖房と冷房があります。暖房の場合はエンジンの熱を利用するのでエアコンを入れる必要はあまりありません。エアコンを入れると言うのはA/Cスイッチを押してコンプレッサーを動かすと言う事です。

今回は車のエアコンの仕組みと効かない原因、修理の方法についてお話していきたいと思います。

エアコンの仕組みについて

冷房の仕組みは、液体が蒸発する時に周りの熱を奪う気化熱冷却という性質を利用しています。聞いたことがあると思いますが、エアコンガス(冷媒)という常温では気体でいるガスがエアコンの中には入っています。コンプレッサー(圧縮機)の中でその、エアコンガス(冷媒)を圧縮して高温高圧の液体に変えます。次にコンデンサー(冷却機)で20パーセントほど温度を下げます。その後レシーバドライヤー(分離乾燥機)で液体の貯蓄、水分やゴミを除去します。

そして、エキスパンションバルブで高温高圧の液体になっているエアコンガス(冷媒)をバルブから細い針のような状態にして勢いよく放出する事によって高温高圧から急激に解放されエアコンガス(冷媒)が液体から気体に気化されるというところで冷えるという仕組みです。これを気化熱冷却方式と呼びます。ほとんどスプレー缶と同じ方式で、ボタンを押すと液体が気体で放出されるのと同じ仕組みです。

低温になった気体はエバポレーターで貯蓄され、ブロアーファン(扇風機)によって冷風を車内に送り込まれます。気化されたエアコンガス(冷媒)はコンプレッサーにまた戻り圧縮され、この工程を何度も繰り返していきます。この様にして、冷たい空気は作られ、冷風として車内に送られてきます。

暖房の場合はエアコンスイッチを押してコンプレッサーを作動させなくてもエンジンルームで温められた空気が送られてくるので、ある程度温風が出ます。コンプレッサーを作動させると風量が上がるとともに除湿効果もあるので、ガラスが曇った場合などはエアコンスイッチを押して曇りを取るなど冬場は使い分ける事が燃費にもつながり、お勧めです。

エアコンが効かない原因

エアコンが効かなくなる主な原因は、経年劣化によって少しづつエアコンガスが減っていたり、パイプ周りの部品間から漏れ出したりすることでエアコンの効きが悪くなります。

その他にも、コンプレッサー自体の故障や、空気をきれいにする為のエアコンフィルターの汚れ・つまり。その汚れがエバポレーターなどに流れれてしまい、エバポレーターなどに付着して故障に繋がります。

エアコンフィルターは埃やゴミだけでなく、匂いも取り除いてくれる効果がありますのでこまめに点検、交換すると良いでしょう。

実際の修理方法

 

工場にエアコンが効かないという症状で入庫した場合はこれらをまず、様々な部分の点検から行っていきます。

エアコンガスが減っていて、吹き出し口から冷風が出てこないという症状がとても多いです。その場合、新しいガスを注入すれば症状は改善されます。

ガスの注入は最近では量販店などでもガスチャージングホースが売られているのでDIYでガスの補充をする方も多い様です。エアコンガスの主成分はフロンガスです。近年はR134atという環境に優しいとされるガスが主流になっています。

ガスチャージングホースをガスの配管とエアコンガス缶に接続してガスを注入します。最近では洩れた場合にその場所がすぐわかる様に、蛍光剤が入っているガス缶が多く使用されています。もし、ガス漏れをしている場合に専用のライトを当てると洩れている場所が蛍光剤で光って見えます。漏れや故障個所を特定するのにとても便利な商品です。専用のライトでなくても普通のライトや肉眼でも薄っすらと見える時もあります。

もしも主要部品の故障で修理する場合は一度残っているガスを回収して修理してから新しくガスを注入します。配管にガスや空気が少しでも残らない様に真空引きという工程を行ってから新鮮なガスを注入します。

エアコンの効きをよくするためにエアコンリフレッシュ(エアコンクリーニング)などを実施してくれる店舗も増えてきているので、そちらも考えてみてはいかがでしょうか!

夏が始まり、本格的にエアコンを使用する機会が来る前に点検してみるのもお勧めします。


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