日本とブラジルの交通ルールの比較をしていきます!
ブラジルの交通ルールの不思議
ブラジルで運転するのは勇気が必要です。
日本の舗装された公道とは違い、ブラジルでは舗装された道路よりももお舗装の道路が多く、高速道路でさえ未舗装の場所もあります。
また日本では道路が陥没などした場合、順次補修を開始してくれますが、ブラジルの場合はなかなか補修しようとしません。
そういった悪条件のもとでの走行となりますので、交通事故がしょっちゅう起きています。
ブラジルの国民性
常時発生している渋滞
サンパウロ市には700万台の車が走っている上に、そのほとんどのドライバーが上記のようなマインドのため、ただでさえ車が多いことで起こる渋滞は、事故などでさらに悪化。サンパウロ市の都市計画自体もずさんと言った理由で、常に渋滞が起こっています。
2009年には市にある835kmの道路のうち293kmで渋滞したとのデータがあるほどです。
しかし交通渋滞を防ぐ独特のルール「ホジージョ(RODIZIO)」と呼ばれる交通ルールが存在します。
ブラジルの車のナンバーは「ABC-1234」の様に3桁の英語と4桁の数字からなり
、「ホジージョと」いうのは4桁の数字の末尾によって運転が規制されるというものです。
末尾の数字ごとに規制対象が定められており、決められた曜日の7~10時/17~20時に車に乗ると罰則が与えられます。
治安の悪さ
ブラジル国内で高速道路を運転する場合、道路沿いにあるファベーラと呼ばれるスラム街には注意が必要です。
ファベーラの居住者は麻薬中毒者など多く治安も悪いため、強盗に逢う確率が高い場所です。
窓を開けていたりすると、そこから銃やナイフで脅されて、身ぐるみを剥がすようなこともあります。
またその地域にかぎらず、日本人は狙われやすいようなので注意が必要です。
さらにブラジルの強盗は日本のそれと違い、相当悪質なようです。
例えば歩きスマホをしていると、車やバイクでその人を轢き、怪我などを負わせて追いかけられないようにしてから、物を盗っていくようです。
万全の対策が必要
各国で交通ルールは違いますし特性もあるので、どこの国での運転にも準備や対策は必要です。
しかしブラジルに関しては通常よりも念入りに準備と対策が必要です。
治安の悪い地域に行くのならば、防弾仕様の車、必要ならボディガード雇うことも考えなければなりません。
安全な地域ももちろんありますが、行く地域の下調べは入念に行う必要がありそうです。