BMWとの共同事業により、実はトヨタ初となるあのタイプのエンジンが、日の目をみる可能性があるようです!
このニュースが本当であることを願うばかり
トヨタが独BMWとの共同開発事業を行っていることは、周知の事実です。
結果として、BMW「Z4」の後継車と次期(復活版)トヨタ「スープラ」が生み出されることも、すでによく知られています。
初期の段階では、このスープラは4気筒エンジンにプラグインハイブリッド(PHEV)を載せて登場すると報道されていましたが、ここ最近の噂では、新型のレクサス向けエンジンを搭載することになるとの見方も有力です。
日本の『マガジンX』誌によると、トヨタ内部の情報筋から、コードネーム943Fというエンジンが新たにレクサス向けに開発されている、という情報を得られたとのことです。
そのスペックはツインターボのV6ガソリンで、400PSを上回る最高出力に400N・m以上の最大トルクを発揮するというものです。
これならたしかに新型スープラにもぴったりと言えるでしょう。
この噂には説得力があります。
というのも、レクサスはまだ、プレミアムブランドの中で唯一、過給器付き6気筒エンジンを持っていないのです。
現行の3.5リットル自然吸気エンジンはそろそろ古くなってきた頃なので、その後継機種として、ターボエンジンの準備が水面下で進められているであろうことは容易に想像ができます。
実際に登場した暁には、この943Fはトヨタ史上初の過給器付きV6エンジンということになります。
直列6気筒のターボは過去にトヨタも造っていた実績がありましたが、V6では未開発でした。
我々としては、昨今はやりのハイブリッドのパワートレインよりは、やはりできることならV6ターボの市場導入を期待してしまうものです。
ですので、新たに浮上したこの噂が本物であることを、一緒に祈りましょう!