外車と聞くと高価で敷居の高いイメージを持たれる方が多いと思います。実際、同じサイズの日本車と比べると高価なものは多いですし、高級車メーカーと呼ばれるメーカーも海外が多いです。しかし、外車でもコンパクトサイズのものであれば、そこまで高い訳ではなく新車でも300万円以下で買える車もあります。それらの車が性能が悪いということは全くなく、装備やデザインなども素晴らしいものがほとんどです。そこで今回は、新車300万円以下で買えるおすすめの外車を5つ紹介していきたいと思います。外車だからと諦めてしまうのはもったいないです。
新車300万円以下の外車
VW Golf
261万円〜
まず紹介するのはフォルクスワーゲンのゴルフ。おそらく、ゴルフに関してはそこまで高いというイメージがない方が大半だと思います。実際、フォルクスワーゲン自体が本国ドイツでは大衆車となっているので価格はそこまで高くありません。デザインは日本車にはない長く愛されるデザインで、安全装備についても日本車と同等かそれ以上の機能が標準装備されています。特徴的なのが高速時ではなく、渋滞時の追従システムのtraffic assist。渋滞時の停止から走行までステアリングと加減速を支援してくれるので、ACCと組み合わせれば長距離の運転が非常に楽になります。それ以外にも十分すぎるほどの安全装備がついてこの価格なので非常にコスパの良い外車です。
プジョー 208
243万円〜
先ほどのゴルフよりもさらに低価格となるのが、プジョーの208。プジョーはフランスのメーカーでデザイン、特に内装が素晴らしいです。完全な円形ではなく楕円形となっているハンドルは個性的ですし、上の部分が平たい分、メーターも見やすくなるので実用的でもあります。シートも細かいスティッチが施されておしゃれな柄に仕上がっています。安全機能に付いては日本車のようにとはいきませんが、衝突被害軽減ブレーキがついていたり、駐車を支援してくれるパークアシストがついていたりと十分な機能が装備されています。プジョーはこのモデルの一つ上のモデルである308も、289万円〜とギリギリではありますが300万円以下の価格ですので、そちらもぜひご覧ください。
シトロエン C3
229万円〜
一目見ただけでC3とわかる個性的なデザインはこの車ならではです。シトロエンはフランスのパリに本社を置くメーカーで、この車に象徴されるようにユニークなデザインが特徴です。それでいて外車にしては価格が非常に安く、同じサイズの日本車と同じかそれ以上のレベルとなっています。また、外装のデザインだけでなく内装のデザインも素晴らしく、丸みを帯びた四角を基調にデザインされ、外装の赤色が室内にも取り入れられたデザインとなっています。シートやドアにも四角いデザインが入っており、中身も非常にユニークな室内に仕上がっています。先進装備については先ほどのプジョー 208同様、衝突被害軽減ブレーキのみとなっていますが、この価格でこのデザインは非常に魅力的です。
MINI ONE
265万円〜
MINIに関しては高い車というイメージがついている方も多いと思いますが、安いグレードだと300万円以下で購入することができます。MINIの外装のデザインに関しては可愛い見た目で説明する必要がないくらい素晴らしいものとなっています。しかし、MINIは外装と同じくらい内装のデザインがすごく特徴的で、円を基調にインパネまわりが統一されており、ナビまでも円の中に収まっています。さらに、遊び心をくすぐる要素として、エンジンスタートやABS OFFなどのスイッチはトグルスイッチという、飛行機のコックピットにあるようなスイッチとなっています。つい、パチパチやってみたくなってしまいますね。オプションにはなりますが、パーキングアシストなどもあり、その値段を入れても300万円は行かないため、とてもお買い得な車です。
フィアット 500
200万円〜
最後に紹介するのはイタリアのフィアットが製造するフィアット 500。ルパン3世が乗っていた車でも有名ですね。イタリアというだけあってデザインに関しては内装も外装も可愛く、そしておしゃれに仕上がっています。特に内装については外車でもここまでデザインに凝った車はないだろうというくらい特徴的です。また、走りに関してもこの車は大きな特徴があり、セミオートマとなっているため車の構造自体はマニュアルでそれをコンピューターが制御するという仕組みになっています。なので一般的なオートマのようにクリープ現象はなく、慣れが必要です。しかし、慣れてくれば慣れてくるほど楽しい車と言えるでしょう。価格も一番安いグレードは200万円〜とオプション込みでも300万円いかないので、おしゃれで走りが楽しい外車が欲しいという人にぴったりな車です。